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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
コチラは韓国の漫画サイトの内容を翻訳してまとめてみました。日本版と違うところがあれば、後ほど訂正いたします。
毎週金曜日に最新話が公開されます。(韓国版は水曜22時30分位)
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話165話のネタバレ
旬は、去っていいと許可していないと言い、逃げた牙の君主を捜すために、地球全体まで魔力による捜索範囲を広げた。
真の影の君主の力の差に呆然としていた酷寒だったが、旬が集中し酷寒から目を背けている今なら隙だらけだと思い、この一撃に全てをかけるのだと大きな氷の槍に魔力をこめた。
だが放った氷の槍は、旬が片手で難なく防いだ。
酷寒は、最も偉大だった光の破片であり、最も強力な王の一人である影の君主との力の差を実感する。
獣の王を見つけた旬は、酷寒の相手は最後であることと、獣を連れてくるまでそこで待つように言う。
その頃、牙の君主はジャングルに隠れていた。
酷寒と言い合いになり逃げるのに遅れたことを悔やみ、破滅の君主が来るまでこのまま隠れて過ごそうと考えていた。
だが影の君主が自分の背後に現れたのに気づき、全てを諦め、ひれ伏した。
影の君主と戦う気はないこと、これまでの蛮行を許してもらえたら味方につくので、間もなく軍団を引き連れてやってくる破滅の君主との闘いに協力することを申し出た。
旬が、良いだろう、と答えると、牙の君主はコイツは本物ではないと思い笑みを浮かべた。
本物だったら一度裏切った上に、降臨のための器を破壊しようとした自分を許すような愚を犯すはずがない、このまま破滅の君主の到着を待ち、時が来たら自分が奴の死体を飲み込んでやると考えた。
忠誠を尽くしますと、牙の君主は頭をさげるが、旬はただで許すつもりはなく、牙の君主が突き刺した爪の傷5か所分、5回攻撃を耐えたら許してやると言う。
牙の君主は、この獣の王で遊んだのかと激高し、捨て身で攻撃するために巨大な白狼へと変貌した。
旬はカミッシーの短剣を召喚すると、一瞬で牙の君主の前脚を切断し、残り4回と呟いた。
その頃の酷寒は、支配者側の人間(トーマス)と治療する蟻(ベル)を気にしつつも、影の軍団の一翼を担う、死の騎士イグリットとの戦闘に戸惑っていた。
イグリットは本領発揮できるようになっており、しかも霊体で回復できない酷寒と違い、影の君主の力が尽きるまで再生できるのだ。
イグリットは剣を地面に突き刺すと、異次元に繋がるマントの裏地を広げ、旬の登場を待った。
旬はそこから現れると、大きな牙を2つ投げ捨て、牙の君主は死んだと告げた。
姿を消した僅か数分間で殺したのだった。
旬が、疫病・牙・酷寒の君主の死は他の君主への警告になると言うので、酷寒は抗おうとする。
だが反撃する前に、旬の攻撃で動きが封じられ、体は粉々に砕け散った。
旬は、駆け寄ってきたベルに、自分を守ってくれた人はどうしたかと尋ねると、いつの間にか姿を消したとのこと。
旬は地面に落ちていた短剣を拾い上げる。
旬の父は、血まみれの体をひきずってその場を離れた後、建物の影で座り込んでいた。
人間の体で神の力を取り込んだ代償で、体が少しずつ崩壊していた。
これで良かったのだと呟くと、落とした短剣が足元まで転がってきた。
そのように行けばわからないと思ったのか、また黙って行ってしまうのかと言いながら、旬が現れ、父さん、と呼びかけるのだった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話165話の感想
牙の君主は、なんだかみっともない最期になってしまいましたね。
命が最優先なのはわかりますが、アスボーンだけでなく、酷寒まで裏切って、次は旬を裏切ろうと考えていました。
4回目の攻撃で死んだようですが、1回目で既に前脚がなかったので、残りの攻撃はどのようなものなのかと恐ろしいばかりです。裏切者にふさわしい最期ということでしょうか。
酷寒は、お前は最後だと順番待ちの状態でしたが、旬が戻ってきたら一瞬でしたね。あまりの実力差に、君主という同じカテゴリーに収まっているのがおかしく感じます。
ひとまず、後藤会長の仇は討てました。
酷寒らにズタボロにやられたトーマスは、ベルが治していました。デキる虫です。
それはさておき、旬の父はベルの治療を受けることなく、姿をくらましていました。神・支配者の力を受け入れたせいで、助からないことがわかっていたようです。ヒールでは崩壊を防げないのでしょう。
そもそもトーマスのような他の光の破片達と、どのような差があるのか。ダンジョン内で行方不明になったことが関係していのでしょうね。
旬と父はようやく再会できたのに、死にかけているなんて悲しいですね。せめて妻や娘とも再会することができればいいのですが。
まとめ
・旬は、地球全体を魔力で探索し、逃げた牙の君主を見つけると、僅か数分で殺した
・旬は酷寒も瞬殺し、疫病・牙・酷寒の君主の死を、他の君主への警告とした
・瀕死の旬の父は、人間の体で神の力を取り入れた影響で体が崩壊していたので、誰もいないところで最期を迎えようとしていたが、旬に見つかり、父さんと呼ばれた
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね