漫画「入学傭兵」29話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・LINEマンガで連載中の「入学傭兵」原題・입학용병、原作:YC、漫画:rakhyun

毎週木曜日に最新話が更新されます

28話のエピソードあらすじはコチラ

漫画「入学傭兵」29話のネタバレ

壮馬が第3チーム基礎訓練の日、杏奈は彼はどうしているのかと気になり、チーフに壮馬のことを確認するように頼む。

未成年に仕事をさせてケガさせたなど出回ったら、マスコミの餌食になると説明したが、杏奈の本心は違うようだ。

その頃、壮馬は藤堂と更衣室で着替えていた。

藤堂に、何故護衛を辞めるのかと尋ねると、もともと正式な護衛ではなく、幼いころから一緒に過ごすうちに自然に護衛業務に関わるようになったとのこと。

藤堂は、才能を見込まれ、運が良かったのもあり、ここまでやってこれたが、この前の事件で礼子を拉致されるミスを犯したため、護衛として失格だと判断したと話す。

二人が更衣室から出ると、礼子が待っていて、あれこれ言い訳しながら自分の護衛をやってみないかと提案する。

その後、彼らは第3チームを引き連れコンビニへ。

礼子はわざわざ壮馬の家の近くのコンビニを選び、礼子、藤堂、壮馬の3人で席に着き、コンビニおにぎりやカップラーメンを食べ始めた。

礼子は、姉の護衛で事故に遭ったそうだが大丈夫か、姉は気難しいから気を使ったのではないかと、積極的に壮馬に話しかける。

壮馬はそんな礼子を見て、彼女の父が瀕死の際に護衛したときのことを思い出していた。

彼は壮馬に逃げるよう促し、最後に娘に会いたかったと言うので、壮馬は、それなら立て、生き延びて娘に会えと言ったのだった。

そして現在、壮馬が礼子と2人きりで話がしたいと言うと、礼子は顔を赤らめ、藤堂は席を外した。

壮馬は、礼子の父・葛城誠司について、どのような人物だったか尋ねた。

礼子はため息をつきながら、いつも仕事に追われて海外に駐在していたので、会うことすらままならなかったので、仲睦まじくはなかったと答える。

そのうちに余命宣告を受け、それでも海外で仕事を続けて倒れ、礼子が父のもとに向かう途中に亡くなってしまったそうだ。

礼子は、仕事ばかりにあけくれて娘の顔を見ずに亡くなった父について、あまり良くは思ってないようだ。

壮馬が会った葛城誠司は、子を持つ親として現地の子供のためにできることをしてあげたいと思い、ボランティア活動をしていたのだが、もっと娘の傍にいるべきだった、一番に大切にすべきは家族だったと、壮馬に語った。

壮馬は、死の間際の葛城誠司から依頼された、死ぬ前に君に一目会いたかった、できなくてすまないという伝言を、彼女に伝えた。

礼子は、亡くなる前の父に会ったのかと、呆然としながら彼に尋ねるも、壮馬は、言えるのはここまでだと言い、席を立った。

礼子は父の言葉に涙を流した。

葛城誠司の依頼は、彼だけではなく、壮馬を戦場から救い出すための依頼だった、最後まであの場所を去ろうとしなかったのは壮馬のためだったのだと、壮馬は気づいたのだった。

漫画「入学傭兵」29話の感想

壮馬の護衛業務は続いており、今回は藤堂と一緒に第3チームと訓練しました。

前回は、護衛業務の雰囲気がわからず、あのような無双状態だったのですが、本人も悪目立ちするのを好まず、今回は大人しく参加していたそうです。

壮馬は藤堂に、どこで専門的な訓練をしたのかと尋ねられたので、前に住んでいた場所だと答えたのですが、第2チームのチーフと同じで、どうにも信じてもらえないようでした。

まぁ学校に提出した書類が偽物だったので、壮馬が何を言っても、あまり信じてもらえないのかもしれません。

今回のお話は、親子愛にじんわりするような話でしたね。

礼子の父は、娘を大切に思うあまりに娘と同じような年ごろの子供まで救おうとしていましたが、肝心の娘をないがしろにしていたことに気づいてしまいました。

ようやく気付いたところで、仕事をやり遂げてから今度こそ娘の傍にいようと決めたのですが、運命は残酷なもので、娘に会うことはできませんでした。

瀕死の彼は、礼子に直接伝えてほしいと依頼することで、最期に壮馬の命を救いました。礼子の心も救われましたね。

SWグループの会長らが、壮馬の秘密を守ろうとしているのも理解できますね。

さて、次回は久々にあの人の登場です。


次回30話のエピソードまとめはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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