漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」97話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

毎週金曜日に最新話が更新されます。

コチラは韓国のKakaopage版を翻訳したものです。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」97話のネタバレ

レティシアは病に伏せていたが、医者を呼んで欲しいと頼んでも、幽閉されている皇妃たちは早く死ねと言わんばかりに聞き入れてもらえなかった。

そこでルイスがこっそり抜けでて薬を手に入れようと言うが、彼の存在を隠すために、レティシアはそれを拒否し、自由にしてあげられないことを謝った。

ルイスは、母を置いていくことなどできないと、刑務所のような廃宮に残っていたのだった。

自分の母にこのような仕打ちをしたディートリヒに対し、いつか復讐をしたいと考えていたルイスは、同じ目的をもつジェラルドに出会った。

2人はすぐ友達になり、一緒に力をつけてディートリヒに復讐することを約束した。

皇后の弟なので皇宮の出入りが自由なジェラルドは、度々ルイスに皇宮の外の話をし、ルイスは初めての友達との楽しい日々を送った。

だがそんな日々もつかの間、きちんと医師に診てもらえない母の病状は悪化し、病気の詳細がわからないため、ジェラルドからもらった薬も役に立たなかった。

一度も診察を受けることができずに、そのまま母は亡くなってしまった。

ルイスは、ここにはもう守りたいものがないと、以前から皇宮を去りたいときは言ってほしいと話していたジェラルドを頼った。

そして、母を死なせ、自分を日陰者にしたディートリヒと皇室の奴らに復讐するのだと決意したのだった。

衝撃の即位式から、皇宮だけでなく社交界まで色々な噂が広がり、元老会議は連日開かれ、勢いを取り戻したファーンハム家派は、ディートリヒ皇帝の正当性について抗議した。

帝国は、継承権争いで勝利したディートリヒに名分があるという派閥と、先皇から皇太子の指輪を譲りうけたルイスに正当性があるという派閥で二分した。

この混乱を楽しむかのように、ルイスを引き取ったファーンハム家は、屋敷の出入りを少人数に制限した。

そして即位式後のセザールは、考えを整理したいからと、数日も部屋に閉じこもってしまった。

セザールを心配したカナリアは、イーサンに頼んでドアをこじ開けてもらい、部屋の中へ。

セザールは、部屋の隅でうなだれていた。

これまで何のために耐えてきたかわからないと言う彼。

幼い頃から、皇后に命を狙われたため、皇宮の中でも自分の味方はいない状態だった。

それでも生きてさえいれば皇位継承権を持つことができたし、戦場に立つことを命じられても、帰ってきたときには皇太子になる名分が手に入ると思い、耐え続けてきた。

皇太子になれば、大切な人たちを守ることができるからだ。

だがソレも全部無駄になったしまった、やってきたことは無意味だったのだと。セザールは嘆く。

そして、このまま皇宮を離れようかと言うので、カナリアは、セザールがやってきたことを無意味になんてさせないと、彼を抱きしめた。

セザールは、カナリアさえいてくれればいい、皇宮から離れたところで一緒にいよう、もう何も考えたくないと、うつろな表情で話す。

セザールがこれほど苦しんでいるのに、私は慰めることしかできない、彼が言うように一緒に皇宮を離れたほうがいいかもしれないと、カナリアは思った。

だが、カナリアが思いつめて皇宮を去ろうとしたときに、どこだろうと必ず駆けつける(75話)とカナリアを支え続けたセザールの言葉を思い出し、今回は私が彼を助ける番だと、カナリアは決心するのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」97話の感想

ルイス/オスカーの子供時代が明らかになりました。

ディートリヒらのせいで、幽閉された皇妃たちは、ただ死を待つだけの生活をしていたようですね。そんな環境で母を失ったのなら、ルイスが激しくディートリヒを恨むのは仕方がないことだったでしょうね。

そして、ディートリヒと恨むジェラルドを意気投合し、2人は復讐を決意しました。

でもオスカーとして生き始め、カナリアと出会うと、これからの皇室の未来に期待できるようになり、復讐の道からはずれようと考えます。オスカーは、柔軟な考えの人なのですね。

事故で記憶を失い、今はとんでもないことになっていますが、オスカーの本質が変わっていないのなら、また以前と同じような判断をしてくれるのでは。最も、記憶が戻るのが一番ですが。

そしてセザールですが、ずっと目指してきたものが目の前でガラガラと崩れてしまったので、心が折れてしまいました。あまりにも気の毒ですね。

でもカナリアという素晴らしい伴侶がいるので、すぐに復活するのではないでしょうか。もう皇太子すっとばして、皇帝になれたらいいのにと思いますね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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