漫画「皇帝の一人娘」212話のあらすじネタバレと感想

※全話一覧はコチラ

漫画アプリ・ピッコマcomicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO

毎週日曜日に最新話が更新されます。(4週更新1週休載)

前回のあらすじはコチラ

漫画「皇帝の一人娘」212話のネタバレ

ペルデルにあれこれ仕事を頼まれるリア。

寝る間もなく働いているせいか、ペルデルはやつれて見えた。

ペルデルに、後任は決まったのかと聞くと、彼はピクリと反応した。

ペルデルが何故解任されることになったのか、カイテルとの間に何かあったのだろうが詳細はわからないし、リアはもう子供じゃないので、どさくさに紛れて関係修復を手伝うこともできなかった。

ペルデルは、ジェノを後任に推薦しようと考えているが、解任となった自分の推薦がどれほど効果があるかわからないと言うので、リアもジェノを推薦しようと提案する。

こんなことぐらいしかできないが、リアが推薦すればカイテルは認めてくれるだろうと思ったのだ。

カイテルの留守中の細々した外交問題はペルデルがしっかり対応し、アグリジェント内の第6皇子シオルン派の監視を強めたそうだ。

シオルン自身はもうアグリジェントに来ることはないらしい。

ペルデルは、二十数年も宰相を務めていた自分が退任することで、どれほど後任が優秀でも国政に混乱が起きるから、リアにもそれなりに協力してもらう必要があると話す。

にこやかなペルデルの顔を見て、18年間もこの部屋でペルデルに迎えてもらったのだなと、しんみりする。

ペルデルは、私は追い出されるのではなく時期が来たから退くだけなので、安心するように言う。

そろそろこの国も、カイテルとペルデルのいない未来の準備をするときが来たのだと言うので、リアもそれを理解した。

リアは前から気になっていた、自分を助けにきたときにカイテルが連れてきたシオルンの母について、何故あれほどシオルンが動揺していたのか尋ねた。

だがペルデルは、それはカイテルに聞いて欲しいと言う。

カイテルも答えそうにないので、答えを知らないままだ。

モヤモヤしたリアは、とりあえず仕事に取り掛かる。

ペルデルは、自分はリアに解任されたい、その時が来たらお願いしますと言うので、何故カイテルではなく私なのかと聞き返し、変態なのかなと思う。

とにかくカイテルは自分をここで二十数年も就かせていたので、カイテルよりは世間体が良いと言われ、それはそうだけどと言い分はなんとなく理解する。

宰相執務室からペルデルがいなくなるのはとても寂しく感じる。

ペルデルは、ヴィテルボ領地はそう遠くないからいつでも遊びに来てほしいこと、ペルデル自身は頻繁に首都に来ることを話す。

そしてリアに、ご立派になられました、カイテルとアグリジェントをよろしくお願いしますと、微笑みながら話す。

リアは寂しかったが、これまでお疲れ様でしたと微笑む。

この瞬間をいつまでも保管できたらいいのにと思う彼女。

その後、ペルデルの指示通りにスヘルトーの使臣の接待をするリアだが、何故か晩餐の席にはアヒンしかいなかった。

アヒンに挨拶すると、早く名前で呼んで欲しいと微笑まれる。

なんだか気疲れする晩餐になりそうだと察したリアは、聖騎士や枢機卿の方々はどうしたのかと、アヒンに尋ねるのだった。

漫画「皇帝の一人娘」212話の感想

ペルデルの宰相退任の話は、長く丁寧に描かれていますね。

お茶らけたキャラクターですが、物語に深く関わっている、リアにとって第二の父のような存在だからでしょうか。

ペルデルもカイテルも最前線から退き、世代交代することになったのですね。

リアは帝国唯一の後継者として、アグリジェントを背負っていかなければなりません。そのとき傍にいて彼女を支えるのは、アヒンやヴァル、イリンなど、これもまた若い世代になるのでしょうね。

今後、リアの協力者になるであろうアヒンですが、相変わらずかなり積極的ですね。晩餐の席に他の者がいなかったのは、アヒンがそのように仕組んだのでしょうか。

今回の訪問で婚約をするなど、リアを完全に手に入れるつもりだったりして。

難しい立場の二人ですが、幸せになってほしいですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: