漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」93話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

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漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」93話のネタバレ

翌朝、軽めの朝食を用意してもらったのだが、二日間の徹夜のせいか、セザールは椅子に座ってもぼんやりしている。

カナリアがフォークに刺したトマトを口に運ぶと、セザールは恥ずかしがらずに食べた。

寝ぼけているおかげで、普段なら恥ずかしがることでも反応しないので、もう一度試してみようと、セザールの頬にキスしてみるが、彼は無反応だったため、彼女は地味にショックをうける。

セザールは、慌てる姿が見たいのだろう、お見通しだと言うと、カナリアの腕を引き、抱きかかえる。

この程度のスキンシップなら余裕があるのか、フっと笑うセザールに、カナリアは対抗意識を燃やし、今度は、愛していると言葉で攻めてみる。

途端に真っ赤になり、口ごもるセザール。

そんなセザールを可愛いと思って抱きしめるカナリア。

彼女にとって、これから忙しくなる日々の癒しは、まさに彼だった。

元老会議の定期招集や国務会議の参観、国民に慈悲深く寛大だと印象付けるための救済活動など、皇太子妃となるカナリアはやるべきことが多かった。

もともと多い社交界活動に加え、様々な行事に参加して祝辞を述べなければならなかった。

さすがに疲れてしまうが、セザールの傍にいると決めたのだからと気を取り直す。

カナリアがグレイシーとともにやってきたのは貧民地区なのだが、これまで首都の近くにこのような場所があることは知らなかった。

グレイシーは、頻繁な戦争によって帝国の兵力は強化されたが、その分農家が減り、さらに今年は降雨量が少なかったため、このような救済活動が必要になったのだと説明する。

救済活動は一時的なものなので、今後このようなことが起こらないように、何をすべきかと考えるカナリアは、真剣に考えるなんて珍しいとグレイシーに言われ、あたふたする。

グレイシーはそんなカナリアを、思ったよりいい皇后になるかもしれないと思う。

カナリアは、税金で生活しているのだから、今後はよく皇宮の外もみなければならないと考え、笑顔で救済活動を続ける。

すると帽子で顔を隠したオスカーが列に紛れていた。

驚いたカナリアは、突然消えて心配したのだと言うと、オスカーは、ファーンハム家に監禁されていて、やっと抜け出たのだと言う。

彼は、話したいことがあるが兵士が周囲にいるこの場所ではできないので、深夜0時に皇宮南の宮殿にきてもらえないかと頼む。

皇位継承に関係することだと言うのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」93話の感想

ファーンハム家が怪しいので、早くオスカーとカナリアが会うことがあればと思っていましたが、オスカーが逃げ出してきました。これで情報が得られるようです。

彼の様子からカナリアを騙そうとはしていないので、罠ではないと思いますが、後をつけられていないとも限らないので、無事に話ができるかどうかはわかりません。

というかそのままグレイシーなどに頼んで、ランカスター公爵領に保護してもらえたらいいのですが。ジェラルドの傍を離れることができないのでしょうね。

でもオスカーがカナリア寄りなら、例え彼に継承権があっても、辞退してくれるのではと思います。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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