漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「異世界剣王生存記」原題・이계 검왕 생존기
生存率5%未満の疑似世界に放り込まれた元ニート主人公・柳田光輝。まるでゲームのようなシステムの世界だが、彼のガイドだけ壊れていたので、史上最強の力を持ちつつも、バグのためLv.5表示のまま。そんな彼が大剣1本で異世界を闊歩する、ファンタジー漫画です。
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漫画「異世界剣王生存記」64話のネタバレ
光輝は地面を踏み込むと、レオンハートに突撃した。
光輝の大剣とレオンハートの防壁が衝突する。
レオンハートの防壁は、物理反射のプラーナで構成されているので、オーラをまとわない光輝の剣撃のダメージは光輝に返った。
光輝は雄叫びをあげると、防壁に手を突き刺した。
体内の残留オーラだけで中和させ、防壁を押し破ったのだ。
痛みすら感じないほど理性を失っているのか、素手で防壁をむしり、大剣を振り下ろす。
まるで獣のようになってしまった光輝。
レオンハートは光輝の顔面を殴るが、光輝はその手に噛み付き、レオンハートの顔面を地面に叩きつけた。
2人の戦闘の衝撃で、ダンジョン内が揺れる。
アーティスとエピルは、光輝を探し回っていたがなかなか見つからず、エピルは、異端審問官に殺されたのではないかと心配になる。
アーティスは、異端審問官と戦闘になったら、どちらかが死ぬまで終わらないだろうと話す。
もしそれで異端審問官に勝ってしまったら、殺人中毒に陥ってしまうので、絶対に阻止しなければならない。
一方その頃、張朗信は自身が勇者となり、骸骨モンスターを殲滅していた。
何故か骸骨モンスターは、人の言葉を話したり、死ぬときに叫び声をあげていたので気になったが、それよりも張朗信はこの戦いが楽しくて仕方なかった。
そんな張朗信の胴体を、バリスタが貫いた。
張朗信はオンパロスの祝福を使うレベルに達していなかったため、オンパロスの祝福によって、自動狩りモードに変更された。
選ばれた勇者を止めることなどできない、これは小説なのだと、張朗信の精神は錯覚していた。
囚人も兵士も皆死んだ。
唯一生き残ったのは、アーティファクトの指輪を持った囚人だけだ。
体を乗っ取られている張朗信は、その囚人からアーティファクトをもぎ取ると、自身の指にはめた。
そして何故か囚人にヒールを施した。
囚人は、ヒールの呪文を知っている張朗信が異世界人であると理解した。
張朗信はレズリーを抱き上げ、ダンジョンをクローズしようとしていた。
体は乗っ取られていたが、戦わずに話し合いで解決し、計画通りダンジョンを閉じることだけは本能にこびりついていたようだ。
だがそんな張朗信の歩みを、アーティスとエピルが止めるのだった。
漫画「異世界剣王生存記」64話の感想
光輝の精神は、岩山時代にまで戻ってしまいましたね。そして戦い続けたあの狼のようになってしまいました。
レオンハートは、そんな獣のような光輝との戦闘が面白いみたいですね。顔面を押しつぶされても笑みを浮かべています。
光輝の精神がどこかに行っている間、相棒である張朗信の精神もどこかに行っていました。
オンパロスの祝福がそうさせたのか、張朗信には人間がモンスターに見え、殺戮を楽しんでいました。あの優しい青年がこのことを知ったら、絶望してしまうのでは。張朗信が正気に戻ることはあるのでしょうか。
またオンパロスの祝福を使ってしまったので、レオンハートの討伐対象になるでしょうね。
今のところは、暴走した光輝との戦闘で忙しいようですが、おそらく光輝との決着はつかないまま、レオンハートの戦闘は終わるのではないでしょうか。レオンハートは序盤から登場しているので、ここで死ぬにはもったいないキャラクターなので。
若干理性が戻った張朗信の前に、アーティスとエピルが立ちはだかりました。このままはっきりと理性が戻れば、戦闘にならずに済むかもしれません。光輝の大事な仲間同士で戦いになってほしくないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに