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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、無名のスケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」99話のネタバレ
マスコット化したアイザックを連れ、彼とルビアは、馬車に乗って旅に出た。
ルビアは、魂の移し替えを数回行ったアイザックを心配する。
魂は水と同じで、容器を変えるごとに絶対値が減ってしまうのだと、死霊術の本で読んだからだ。
彼に本当かと尋ねられたアイザックは、大呪術師である自分がそのような基本原則が当てはまる存在だと思わないで欲しい、不愉快だから少し席を外すと言い、馬車から飛び立った。
すぐ反応したところを見ると、原則通りだったのだろうと彼は察する。
その後、彼は馬車の中でルビアが用意してくれたケビン・アシュトンの本を読み始めたのだが、知らない言語で書かれていたため、読み取れなかった。
何の言語かわからなかったが、ルビアがルン語だと教える。
図書室に古代語とルン語の本が沢山あったので、何度も読むうちに解読できるようになったとのこと。
ルン語は禁じられた言語なので、知る者は魔法使いだけだ。
なのでルビアの父は彼女がルン語を読めることを隠していた。
彼女が読めることを知っているのは、ルビアの父と、今知った彼だけとなる。
彼はルビアの言語能力に感心し、彼女に本を解読してもらう。
本の内容は、完璧な人形に自分の霊を吹き込めれば、純粋な肉体が手に入る、というものから始まった。
ルビアが読み始めると同化率が下がったので、彼の頭痛が始まったが、彼はそのまま進めるように頼む。
本には鉄人についても書かれていて、燃料を鉄人の背中に流し込めば、鉄人の力を扱えるが、鉄人に乗るだけでもかなり体力がいるとのこと。
ただし、心をもつタイタンであれば、共助現象を起こさなくても乗れるらしい。
戻ってきたアイザックが、共助現象を知らない二人のために、それが魂の波長だということ、波長さえ合えば子供でもタイタンに乗れると説明する。
数百年に一度の稀な現象だと聞いた彼は、ルビアが乗れたら安心なのにと残念に思う。
本を閉じると、マスターと一緒に本を読んだということで、サーバントシステムが反応し、知恵3、魔道工学Lv.0、経験値を獲得した。
これまでは読書で知恵1だったのに、サーバントシステムをのおかげで知恵が3も上がった。
そうこうしているうちに、目的地・アイザックの教団に到着した。
心しておいた方がいいと、彼がアイザックに声がけするも、アイザックは構わないという。
だがやはり、プルソン信者に惨殺された部下たちをみるのは堪えたらしく、アイザックはショックを受け、震えていた。
ルビアは、そんなアイザックを慰める。
アイザックは気を取り直し、彼をル・リウムの保管場所に案内する。
だが保管場所にあった小瓶は、全て空っぽになっているのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」99話の感想
ひねくれ者のアイザックとルビアの相性は良いみたいですね。これならまたアイザックに騙されることなく、安心して冒険ができそうです。
ルビアはただのお嬢様かと思ったら、すごいですね。優れた言語能力に、領主としての器を持っています。戦闘はできませんが、彼の冒険になくてはならない人物です。
ケビン・アシュトンの本ですが、人形に魂を吹き込むという内容は、まるで彼のようですね。彼は、骸骨という人形の器に魂を吹き込まれた存在なのでは。
あの骸骨の身体も、本来は彼のものではないのでしょうね。用意された人形だから墓にも名前がない。それがばれないように、墓の名前部分が傷つけられていたのでしょう。
さて、アイザックの教団にきて、ル・リウムを補充する予定でしたが、ル・リウムは空っぽでした。ル・リウムは、彼の復活に影響を受けないのでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに