漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」93話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「ある日、私は冷血公爵の娘になった」作画Cotton、原作Siya、原題나는 이 집 아이

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漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」93話のネタバレ

エステルに見送られ、笑顔で暗闇から抜け出るエメル。

出た先はイーストリア山脈、現実世界だ。

思ったより早いなと、公爵の脇に見慣れぬ長い黒髪の男が立っていた。

エメルは、ご親族の方かと公爵に尋ねると、ドラゴンだと言われる。

ドラゴンだという男は、公爵とエメルの最悪の悪夢がとても似ていたが、エステルという少女は一体いくつなのかと尋ねる。

エメルが見た悪夢では子供だったが、公爵が見たのはもう少し育った姿だからだと。

エメルは、お前が幻覚を見せたのかと睨む。

ドラゴンは、相手の心に入るには悪夢が一番だからだと、ニヤニヤしながら答える。

怒ったエメルは剣を掴むと、ドラゴンは、協定済みなのだと言い、公爵の後ろに隠れる。

公爵は、剣をしまえ、ドラゴンも一緒に連れ帰ることにしたと言う。

悲惨な幻覚を見せられたエメルは納得できない。

だが公爵の見たものも似ていると言っていたため、それを割り切ったうえでの判断だと理解し、公爵の指示に従う。

ドラゴンは、他の者は自力で悪夢から抜け出すのに時間がかかりそうだから、それを待つのも退屈だと言い、指をパチンと鳴らす。

一方、エステルのいるリンフォールド集結地。

あの津波から数日後、グレープフルト侯爵家は全員退却した。

追ったほうがいいという意見もあったが、エステルは宴会を開くことを選んだ。

集結地は一晩中お祭り騒ぎで、エステルは宴会を盛り上げた後、頃合いをみて抜けた。

外で満月を見上げるエステル。

津波は敵兵たちを下流まで押し流したので、エステルが死体を見ることはなかったが、安心すると同時に酷く嫌な気持ちになった。

敵に感情移入してしまうので、頭をふって考えを振り払う。

言動のわりに覚悟ができていなかったと後悔し、誰かによくやったと抱きしめてほしいと、エステルは涙を流す。

すると、また幻術かとぼやく声が、脇から聞こえてきた。

聞き覚えのあるその声に、エステルが驚き顔を上げると、なんとエメルがいた。

エメルはエステルの顔を覗き込み、今回はかなりリアルだと言う。

エステルは、生きてたのねと言い、彼に抱きついた。

本当にお嬢様なのですかと、頬を赤くするエメル。

エステルが、エメルが死んだと思ったと言い泣きじゃくるので、自分も公爵様も、騎士団の皆も生きている、だからもう泣かないでくださいと言い、エメルは彼女を慰めるのだった。

漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」93話の感想

恐ろしい幻覚から、抜け出ることができたエメル。現実世界に戻った彼が見たのは、何故か人間化しているドラゴンでした。

一体何がどうなって、人間化してカスティージョ家にいこうとしているのか、全く謎ですね。カスティージョは魔族の血をひくので、何か通じるものがあったのかもしれません。

ドラゴンは取り入るために、それぞれが持つ恐怖で惑わしたそうですが、公爵の恐怖もエメルと同じく、エステルでしたね。

一度彼女は誘拐されているので、失う痛みは経験済みです。トラウマとなり、脳にずっとこびりついているのでしょう。

ドラゴンの考えはまだわかりませんが、もしドラゴンが好意的にカスティージョと手を組んでくれるなら、エステルを安全に守ることができるでしょうね。ドラゴン相手では、誰も手を出すことができないでしょう。

そういえば精霊エンドはどうなったのでしょうか。

ドラゴンは気まぐれに、エメルをエステルの場所まで転送しました。エステルはかなり参っていたので、丁度いいタイミングでエメルが彼女を慰めることができました。不安を抱えたまま無理していたので、これでかなり前向きになれるのではないでしょうか。

ドラゴンは、エメルをこのままエステルの場所に置いてくれるのでしょうか。

公爵達の無事がわかり、しばらくすれば公爵が屋敷に戻ってきます。そうなったらカスティージョに攻め込んだ侯爵家は真っ青になるでしょうね。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: