漫画「捨てられた皇妃」最新話123話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

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漫画「捨てられた皇妃」最新話123話のネタバレ

テルティウスは、主神ビタの第2の根セクンデュスですと、挨拶しなおした。

3番目だった方が2番目になったので、他の大神官が主神のもとに帰ったのかと思うアリスティア。

彼が言うには、アリスティアには2種類の毒が使用されていたという。

解毒呪文だけでは毒を特定することは難しいが、1つは幸いなことに、解毒したことのある毒だったそうだ。

少量を長期間服毒すると眩暈や息切れ、情緒不安定など引き起こすもので、一度や二度の摂取では死なないが、蓄積すると命に関わり、さらに子宮を萎縮させ、子供をもつことや安全に産むことができなくなるようなものだという。

どれも転生前の症状だったと気付き、アリスティアは愕然とする。

皇妃になる数カ月前からでた症状で、どれもルブリスに振り向いてもらえないこと、美優の態度が原因で、いつのまにか感情がコントロールできなくなっていた。

もともとの虚弱さが過労でひどくなり、流産したのだと思いこんでいた。

セクンデュスに、では子供を持つことができないのかと聞くと、実はモニーク侯爵夫人も同じ中毒症状で倒れたのだと言われる。

ケイルアンは、そのときも猊下に解毒してもらった、もう少し遅ければ命を落としていただろうと話す。

前例があるので妊娠できるかもしれないが、アリスティアにはもう1つ別の毒が使われているので、どうなるかはわからないと言われる。

これほどの重い中毒症状なので、もう一つの毒のせいで、初めの毒の効果が増幅されたようだ。

大神官が皇宮を離れる前に、アリスティアに重ねて祝福をかけていたのが効いたからよかったものの、それがなければ命を落としていただろうと話す。

アリスティアに飲み物を渡したと言う給仕は既に始末されていたが、背後にラニエル伯爵がいることが判明したと言う。

現在、余罪を調べるために監獄にて審問中だそうだ。

セクンデュスとケイルアンが部屋から出ていくと、今度はカルセインがやってきた。

カルセインはアリスティアを抱きしめると、もう二度と会えないかと思ったと言う。

二人は抱きしめ合うのだった。

後日、アリスティアは、美優がモスルンを大量に買い取っていったことを聞き、エンテアに仕入れるように言っていたモスルンを、可能な限り高額でゼナ家に売るように伝えてほしいと、指示を出す。

これで相手を資金面で悩ませることができる。

すると家臣のカロット男爵が、第一騎士団で毒を盛った侍女と、宴会の給仕に接触したものは、ラニエル伯爵だけだと報告する。

ラニエル伯爵だけでこのようなことを企むわけがない、背後にはゼナ公爵がいるに違いない。

まさかこのことにも美優が関係しているのだろうかと思う彼女。

アリスティアは、ラニエル伯爵が一人で責任を負うはずはないので、どこかに証拠となる文書を隠しているはず、ラニエル伯爵の周囲を調べてほしいと指示を出す。

アリスティアが毒を飲まされたと知った陛下は、激怒した後、体調を崩し、危篤状態なのだそうだ。

少し前まではあれほど元気だったのに、自分のせいで負担をかけてしまったと思うアリスティア。

彼女は皇帝の見舞いに行く。

弱々しく床に伏せる皇帝は、自分の命が僅かなのを悟り、アリスティアに、たとえモニーク家を継いだとしても、友人としてルブリスの傍にいてほしいと頼んだ。

彼女は約束する。

すると皇帝は、アリスティアを守ってくれるからと、小さな贈り物をすると言う。

どのようなものか説明する前に、疲れた皇帝は眠ってしまった。

アリスティアは、皇帝の回復を祈る。

そうして皇帝の寝室を出ると、待っていたルブリスと出会う。

自分のせいで陛下が、と涙ぐむ彼女に、ルブリスは、アリスティアの責任ではないのに、なぜそう自分を責めるのか、アリスティアは被害者なのだから、何も悪くないと言う。

もう二度と君に会えないかと、怖かったというルブリス。

ルブリスが、今回捕らえたラニエル伯爵を見せしめに処罰したいと言うので、アリスティアは、ラニエル伯爵が真犯人ではないので餌にして、背後にいるものを引っ張り出したいから、処分は少し待ってほしいと話す。

ルブリスは納得し、捜査権をモニーク家に渡すという。

ただし皇室も関わっていることなので期限は3ヶ月、ベリータ公爵と相談しながら進めてほしいとのこと。

すると皇帝の寝室の前で、ゼナ公爵が騒いでいた。

入室許可がゼナ公爵と息子だけで、美優は許可されなかったのだ。

騒ぐのなら、公爵自身も許可しないという皇帝の指示だった。

美優は悔しさに顔を歪ませるのだった。

漫画「捨てられた皇妃」最新話123話の感想

転生前も今も、アリスティアは毒を盛られていたことが判明しました。とても恐ろしいですね。しかも女性の機能を奪うものです。

ただ、ジェレミアも、転生前のアリスティアも、妊娠はできていたので、無理をしなければ子供を持つことができそうです。

ジェレミアも毒を盛られていたということは、賤民の血を嫌うゼナ公爵の仕業で間違いないですね。血縁者であっても、むしろ血縁者だからこそ、一族の恥だと思い、始末しようとしたのでしょう。ジェレミアが短命だったのは、この毒のせいでしょうか。

カルセインは、目覚めたアリスティアと抱き合っていましたね。アレンディスがいない今、彼が親友として彼女を支えています。そのまま家族同然として、恋愛対象にはならない気がしますね。

そういえば、テルティウスは第3から第2になって、セクンデュスと名前まで変わっていましたね。彼がいなければアリスティアの命はありませんでしたが、なかなかミステリアスな人です。

何故アリスティアの肩をもつのかも謎ですね。アリスティアのほうが美優よりお告げが聞こえるからでしょうか。本当に選ばれし子は、アリスティアだということでしょうか。

美優は、二度も家族や友人から引き離され転生したのに、待っているのは権力争いです。現代の地球とは違い、階級社会で、しかも簡単に人の命が奪われるような世界です。おまけに今回は、ルブリスや皇帝はアリスティアの肩ばかり持ちます。

ゼナ公爵と一緒になって悪事を働く彼女ですが、誰かに怒りをぶつけたいほど、運命を呪っているのかもしれません。気の毒ではあります。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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