漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」56話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、クロを吸収したことがキッカケで、クロードに殺されそうになる少し前には、アタナシアは不安定ながらも魔法を使えるようになっていた。

偽造貨幣で生活していたが、クロードが金に糸目をつけず、映像石まで使ってアタナシアを探していることを知る。そもそも呪いをかけたのはジェニットではないかと思ったアタナシアは、アルフィアス公爵邸を覗き込む。

そこには、家族の葬式にも行けず嘆き悲しむジェニットの姿が。さらに、原作でアタナシアに濡れ衣を着せるロザリア伯爵夫人が死んだことも知る。ジェニットを不憫に思ったアタナシアは、ジェニットにメモを残す。

その後クロードの顔を見に、彼の部屋へ。眠るクロードの傍らには、何故かアタナシアの絵が散乱しているのだった。

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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」56話のネタバレ

アタナシアが小さいときに描いたお絵かき。

何故か渡した覚えのない絵まで混ざっていた。

一体どういうこと、まさかこれを見て私への殺意を燃やしていたわけではないよねと、アタナシアは混乱する。

アタナシアはクロードの寝顔を覗き込む。

本当の娘を失った悲しみに食事をとらなかったのだろうか、かなり痩せていた。

クロードの希望通り消えてやったのに、何故こう不器用なのだろうか。

アタナシアは、バカみたいと言いながらクロードの眉間をつつく。

顔をしかめ、目を覚ますクロード。

クロードはアタナシアの顔を見ると、一晩も欠かさず夢に出てきてうんざりだという。

それでも今日は黙っているな、所構わず現れてはクソみたいな言葉を繰り返されるよりよっぽどマシだというクロード。

アタナシアは、何故そう私を探すのか、見つけたら殺すのか、今殺したいかと尋ねる。

クロードはだるそうに、今にも殺したいと答えた。

アタナシアは、ムっとした表情になると、私は死なない、パパには殺されないと言い、立ち上がった。

クロードは目を見開き、夢ではないのかと驚く。

アタナシアは怒りながら、会いたかったパパ、じゃあねと言い、待てと止めるクロードの目の前で消えた。

屋根に移動したアタナシア。

予想はしていたが、逃げ続けるしかない。

その三日後、約束通り、アタナシアはジェニットの部屋を訪ねた。

ソワソワと待っていたジェニットは、窓から入ってくるアタナシアを見ると、本当にお姫様ですかと言い、ぎゅっと抱き着いた。

もう会えないかと思った、突然皇宮で消えたと聞き、とても怖かったと、ジェニットは涙する。

その言葉にアタナシアの胸は温まる。

その後、度々ジェニットの部屋を訪れるようになった。

ジェニットはアタナシアを家族のように思っているので、毎回とても嬉しそうだ。

もちろんジェニットの部屋を訪れるのは危険があるのだが、クロードの記憶がないうちに、アルフィアス公爵がジェニットを接近させないか心配で、監視したかったのだ。

これまで調べたところによると、ロザリア伯爵夫人は、帝都に向かう途中で落石事故に巻き込まれたそうだ。

自分が小説の内容を捻じ曲げたからだろうか。

本来ジェニットは、このように1人きりで孤独に泣くことはない。

小説通りならデビュタントでクロードの心を掴み、人々に囲まれて幸せになるはずだった。

自分が幸せになる分、ジェニットが不幸になる気がする。

しかも部屋に閉じこめられている。

そこでアタナシアは、外に出かけてみませんかと誘うのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」56話の感想

アタナシアは瞬間移動が使えるので、どこでも好きなタイミングで移動できるのでいいですね。これはクロードにもできないことかもしれません。

ルーカスが見せた魔法は、アタナシアの身になっていますね。さすが大魔法使い。早く帰ってこないでしょうか。

クロードは、無意識の喪失感でかなりやつれてしまったようです。

41話で元黒魔法使いのおじいさんは、黒魔法は不幸を呼び起こす力、黒魔法で幸せになったものなどいない、と話していました。

黒魔法で呪いをかけられたクロードは、記憶喪失になり、少しずつ弱ってきています。大事なものを見失いますが、理由や原因がわからず、悲惨な状況です。

これをしかけたアナスタシウスも、黒魔法を使用したことで不幸になるのでしょう。だから前回クロードに殺されたのでは。

でもアナスタシウスという名前は復活という意味を持つので、一度死んだけど、名前の通りに復活したのでしょう。そこでまだ黒魔法を使っているので、最後にはまた殺されてしまうのでしょうね。

アナスタシウスによって生み出されたジェニットも、自由もなく閉じ込められて生きています。本人には全く非がないのに、不幸になる運命を背負っているのが可哀そうですね。

アタナシアは、ジェニットの現状を自分のせいではと責任を感じてしまいますが、アタナシアにも非はありません。

原作のアタナシアはうじうじ暗い性格だったようですが、今のアタナシアは違いますね。今回クロードへの接し方を見て、アタナシアはとても強く、クロードへの愛情がとても深いのだなと思いました。クロードがこのことに早く気づくといいのですが。


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

猫野: