MORN/もーん 
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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
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漫画「盗掘王」９８話のネタバレ
遼河は雪に、盗掘団の入団契約書を渡した。
チーム名はこのままで良いのかと聞かれ、直感的なものでいいだろうと答える遼河。
そしてその契約書はサインした瞬間、ハムラビ法典の効力が加わり、契約違反や裏切りをするとハムラビ法典が発動すると説明する。
得体の知れない奴を仲間にしたことがキッカケで、こんな説明書になったと言う遼河に、そのことを事前に私に話すのはどうしてと聞く雪。
お前が俺を信用してくれるように、俺もそうする、と遼河は答える。
そこへ柳が起きてきて、僕の契約の時と随分違うとぼやく。
寝ぼけまなこの柳は、一体何があったのかと聞くので、一度に沢山遺物を使ったから気絶したのだ、特訓が必要だなと言い、とりあえず朝食を食べるように促す遼河。
雪は、あいつの記憶は戻さないのか、記憶が戻れば復元力と支配力があがるのにと、小さな声で遼河に聞くも、遼河は戻さないという。
柳の場合は、記憶が戻ることの方が問題だ。
過去の柳は美術界を追い出された後、その能力を詐欺に悪用し、次第にスケールが大きくなり、ついには詐欺王と呼ばれるようになった。
性格も非常に荒んでいた。
正直にいうと、そのような人物をまともに相手にしたくはないのだ。
もちろん今が正常というわけでもないが、それでもまだ可愛げがある。
リチャードに奪われた名誉も回復してあげれば、敢えて過去の記憶を呼び戻す必要はないと考えた。
そう考えれば、自分は柳に結構いいことをしてやているのではと思う。
遼河は雪に、あいつの性格を知っているだろうと言い、何故呼び起こさないのか理解してもらう。
雪はすぐサインすると言うので、一応契約書なのだから目を通せという遼河。
そうしていると荒縄がするすると床を這い、柳の前に出て、見つけた見つけたと騒ぎ出した。
前回、話の流れで柳が人間にしてくれると約束したから、彼を探していたようだ。
だが柳にぞんざいにされ、怒った荒縄は彼を締め上げる。
雪はあの柳の情けない姿に驚くのであった。
一方空港では、リチャードのところに、フランシスコが使い物にならなくなった、どうしてくれるのかと、吠える大河原会長の電話がきていた。
リチャードは、仕方のないことだったと言うが、大河原会長は納得しない。
柳を再召喚する計画はなかったはずだ、それなのにお前が我慢できないからこうなったのだと怒る。
何故自分勝手なことばかりするのか、こんなことが続くようでは困る、大人しく戻って復元作業でもやっていろと言う。
電話が終わると、復元作業などやっている場合ではない、とイライラを募らせるリチャード。
大河原会長は曲者なので、今信頼できるのは、三橋だけだといい、彼女に連絡をとる。
ダマスカスでは、レバノンに現れた墓の攻略は完了した、遺物商人との取引も無事終了したと、三橋が部下から報告を受けていた。
全ていつも通り順調ね、あとは嫉妬の墓だけと彼女が言うと、嫉妬の墓から剛力たちが脱出したと部下が飛び込んできた。
その過程で墓は破壊され、中の遺物も持ち去られたと部下が話すと、私の遺物が監視していたのにかと、三橋がにやりと笑い、オーラをまとう。
オーラは、監視していたが、奴らが不快で妙な力を使い、監視を抜け出たのだと話し始める。
探し物の遺物は破壊された、だから私たちが現場にいればそれを防ぐことができたのだと、遺物は話す。
昨日はやるべきことがあったではないかと言う三橋。
全ての遺物が崇める総帥様だから、オーラだけ残し、監視だけで十分だと言ったのはお前だろうと言う。
総帥遺物は、剛力という奴は何かが違うから、早く芽を摘まなければいけないと言う。
三橋は、欲しい物は全て手に入れてきた自分にとって、今回のことは非常に珍しいと言い、この私を邪魔するやつがどんなや奴か、徹底的に調べなければと、怪しい笑みを浮かべる。
そこへ、ジャン・リチャードから連絡が入る。
総帥遺物は、そんな奴に浪費する時間はないと言うが、リチャードの協力で嫉妬の墓を監視できたから、ある程度の礼儀は尽くす必要があるという三橋。
だが全て聞くわけではない、今は剛力に集中しなくてはと言うのだった。
漫画「盗掘王」９８話の感想
過去の柳が荒れていたのは知っていましたが、想像以上に悪人だったようです。それで、彼にだけムニンの涙が適用されなかったのかもしれないですね。
過去を思い出さないほうがいい人物もいるのですね。
そういえば、遼河はウマが合わないからと、ユリアンを避けていましたが、ユリアンはどうするのでしょうか。ムニンで仲間にするのでしょうか。
既に盗掘団には、過去にはいなかったアイリーンが加わっているので、以前のチームから誰かが抜ける形になるのかと思います。
さて今回は、三橋が登場しましたね。総帥の遺物を持つ、圧倒的な強者のようです。全てを手に入れたい彼女にとって、なんでも横から掠め取っていく遼河は、相当邪魔な人物でしょう。
遺物をまとめる総帥と、遺物に人気の遼河。果たしてどちらに軍配が上がるでしょうか。
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに
