漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」58話のあらすじと感想!ネタバレ有り

※ 全話一覧はコチラ

漫画アプリ・ピッコマで連載中の「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」原作Nokki、作画AhBin、原題・양판소 주인공의 아내로 살아남기 

どこにでもありそうなファンタジー小説内の悪役で脇役、さらに悪妻のあまり次期皇帝の夫に処刑される妃、カナリアとして生まれ変わってしまった主人公。そんな彼女が生き残っていくために奮闘する、異世界恋愛ファンタジー漫画です。

毎週金曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、パルメニア帝国は、ランカスター公爵家とファーンハム侯爵家の2大家門がある。

皇室は政略結婚で両家のバランスを保ち、ファーンハム家のエブゲニアを現皇后としたため、次期皇后はランカスター家のグレイシーにする予定だった。だが最近になると長く続いたその均衡は崩れつつあった。

ジェラルドは、一族の秘密を知りすぎたからとアルベルト子爵家を皆殺しにした。最近ミスの多いオスカーも、一族の秘密を知りすぎているので、変な気を起こしたのであれば始末すると告げる。

一方カナリアは、お忍びで活動することに限界を感じていた。そこにセザール達の師匠である魔法使いブレアと面会できることを知る。ブレアの魔法は、変声魔法をつかった変装術だ。自分に変身し時間稼ぎをしてくれないだろうかと考えるカナリア。

実際に会ってみると、彼はもう引退すると言うので、思わずダメと言ってしまう。正式に皇位継承するまで手伝ってほしいと言うと、ブレアは快諾する。セザールとカナリアを見るのが楽しいと思ったからなのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」58話の感想

議会の勝利により、皇帝の脅しから逃れたカナリア。

彼女は疑わしいものを1つ1つ解決することにした。

先ずは、手紙を違う所に届けたり、原作に登場しなかったオスカーについてだ。

普段の行動をよく観察することで何か糸口が見つけられるのではと、この数日、物陰から彼を見はっていた。

それで分かったことと言えば、さぼるノアの世話で苦労しているということだけ。

ちなみにイーサンは離れた所でカナリアを見守っていた。

カナリアの監視に気づいていたオスカーは、わざとらしく走りだした。

慌てて追いかけるカナリア。

イーサンもそれに続こうとするが、そのタイミングで近くいたメイドがろうそくを倒し、火事が起きてしまう。

イーサンは火災にあった過去を思い出してしまい、気が遠くなる。

メイドが起こした火事は、すぐに鎮火されたので大事にはならなかったが、イーサンはカナリアを見失ってしまった。

その頃カナリアは、オスカーを追いかけ森の中まで入った。

道を間違ってしまったかと思うが、イーサンがいるからなんとかなるかと彼を探す。

だがイーサンはいなかった。

すると、護衛騎士なら森に入る前からいなかったようだと言い、オスカーが現れた。

数日前から見張っていたのは何のためかと聞く。

イーサンがいない今、危険だと恐れるカナリア。

言葉を濁し後ずさりすると、そこに運悪く大きな穴があった。

穴に気づいたオスカーが止めるのも空しく、落下するカナリア。

だがオスカーが一緒に穴におち、彼女が怪我をしないようかばった。

ケガはないですかと聞く彼に、驚くカナリア。

オスカーは腕を怪我していたので、カナリアが心配するが、彼は平気だという。

この穴は狩猟用に掘られたもののようだが、さすがに彼でも這い上がるのは難しい深さなので、状況は悪いと話すオスカー。

カナリアは、護衛騎士が絶対に捜しにきてくれるから大丈夫だと言う。

するとオスカーは、第一皇子様達をとても信頼しているようですね、皇后を慕っているかと思っていた私の勘違いでしょうかと、彼女に尋ねる。

カナリアは、私こそあなたが皇后を裏切ったのではないかと疑っていましたと答える。

私が第二皇子に渡してくれといって頼んだ手紙をあなたは誤ってセザールに届けた、あれで第二皇子の評判に傷がつくかもしれなかったのですよと説明する。

あなたが仕組んだのでしょうと言うと、オスカーは、私は皇后に忠実なので第二皇子が不利になるようなことは絶対にしないと答える。

そう答えるのは予想済みだが、疑い続けたら今度は自分がまた疑われるだろうと思うカナリア。

じゃあ勘違いだったんだ、さぼるノアに授業を受けさせるのは大変だよねと笑うカナリアに、パターンを把握してあるから大丈夫ですと笑顔で答えるオスカー。

そのまま救助がくるまで待つことにするが、夕方になっても誰も来ない上に、特に会話もなくぎこちない思いをするカナリア。

するとオスカーが皇室の歴史を知っていますか、代々皇帝が変わるたびライバルの大粛清が行われる、今の皇子たちもそうなると思いますかと聞いてくる。

カナリアは、そうはならないと答える。

ノアが皇位継承のための授業をさぼるのは、兄と争いたくないからだと気づいているでしょう、そしてセザールは大切な人を守るために皇帝になろうとしています、そしてその大切な人の中にはノアも含まれている、そのような二人がこれまでと同じような争いをするとは考えられませんと話す。

その二人には未来があるのかと理解したオスカーは、カナリアに何かを話そうとする。

だが突然上からセザールが降ってきた。

カナリアに何をしたのかと言い、セザールはオスカーを睨みつけるのだった。

漫画「よくあるファンタジー小説で崖っぷち妃として生き残る」58話の感想

イーサンは火事にまつわる悲惨な思い出があるようですね。セザールの側近は皆、何かしら心に傷を負っているようです。

さてカナリアはオスカーについて調べ始めました。さすがに彼女の監視はバレバレですね。

オスカーもカナリアを怪しんでいますが、咄嗟に彼女をかばいました。彼女に敵意があるわけではないようです。

その後しばらく二人でいましたが、結局実体はよく掴めず。

しかもセザールが飛び込んできたので、あの場ではそれ以上調べることは無理そうです。しかしイーサンより先にカナリアを見つけるとは、さすがセザール。愛するカナリアのために格好良く登場です。これで一安心ですね。

またカナリアは、ノアやセザールがどう考えて動いているかよく理解していました。オスカーは彼らの未来に希望を感じたようです。もしかしたら彼は、皇室に起きる不幸を避けようとしているのかもしれないですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください