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ピッコマにて小説版が連載スタートしましたので、そちらを参考にしながら、韓国の漫画アプリkakaopageの内容と照らし合わせてまとめてみました。実際に公開された漫画版と違う所があれば、後ほど修正致します。
無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話94話のネタバレ
自分の執務室に戻った白川は、ため息をつく。
本当に成長し続けることなど可能なのか、彼の価値は計り知れない。
水篠旬ハンターを勧誘することはできない、だが優れたハンターと友好的な関係を維持する方法はある、プランBを始める時がきたようだ。
白川のスマホが震え、4日後の蟻討伐の最終メンバーリストが届いた。
水篠旬ハンターの名前が無く、白川は驚愕する。
一方、DFNハンターが宿泊するホテル。
リューはDFNに残してきたもう一人のS級・副代表レイジに電話をしていた。
日本にとてつもないハンターがいるとリューが言うと、それでもリューさんほどでは無いだろうというレイジ。
リューは、それはわからない、その人物は水篠旬、最近S級になった再覚醒のハンターだと話す。
するとレイジは、先ほど日本から討伐戦の最終メンバーリストが届いたが、最上・町田・白川・向坂・黒須・美濃部の6人で、そのハンターの名前は無いと言う。
驚くリュー。
あれほどの実力者を外す意味がわからない。
レイジは、S級16人いるのだからまあ問題ないでしょうと言う。
リューは、レイド時にまた連絡すると言い、通話は終わった。
架南島の蟻の巣・架南山カルデラ湖では、餌となるもの無くなり、子蟻同士の共食いが始まってしまった。
女王蟻は、この島はもう捨てなければならないと考える。
そこで王国の住民を導いてくれる、もっと強い兵士を産み出そうとしていた。
王国のために、我らの前に立ちふさがる敵に恐怖のどん底に陥れろと。
そしてある1匹の蟻が生まれた。
その頃、旬と母は、久しぶりに自宅へ戻った。
留守番の葵は、掃除を怠っており、洗濯物やゴミが散らかる悲惨な状態だった。
旬の母は、4年ぶりの掃除ね、みんなでキレイにしましょうと微笑む。
長年住んだこの家には頑固な汚れもついていた。
ふと母は、4年間眠っている間、お父さんの便りはあったかと聞く。
無い、と答える旬。
自分も今、父のようにハンターの仕事をしていると知ったら、母は何を思うだろうか。
自分はハンターとして一般の人が手にすることがないような金額を稼げるようになったが、まだ家賃を払い続けここにとどまる理由、母がこの古いアパートを離れたくない理由、それは母が失踪した父をまだ待っているからだ。
ひょっとしたら父が戻ってくるのではないかと。
そして今の母には自分が必要だと思い、旬は架南島レイドを断ったのだった。
テレビで蟻について詳しく説明していた。
蟻は信じられない速度で進化している。
変異種の蟻が増え、集団全体を掌握するようになることを進化と呼ぶ。
1次2次討伐作戦時の蟻は、通常の蟻と同じく地面を這うタイプで、ただ体の大きさが違うだけだった。
しかし3次作戦時では、頭部が小さくなり直立し2足歩行をし、素早く動けるようになっていた。
さらに残り4本の脚は手の様に使うことができたのだ。
この進化はわずか2年で起きたことだ。
そして最近では、驚くべきことにさらに人間に近い形をし、大きな羽をもち、飛行できるようになった。
このため、日本とDFNで連合チームが組まれることになったのだという。
引退しても参加を決めた美濃部の話がでた。
一方、旬の名前はメンバーリストになかったため、E級は所詮E級だ、恥ずかしい奴めとネット上で炎上していた。
旬はその書き込みを見ながら、自分はこのような誹謗中傷は平気だが、葵はどうだろうかと思う。
そこへ賢太から電話がかかってきたので出る。
これまでホテル暮らしをしていた賢太は、母親の気遣いにより、現在新しい部屋に住んでいるのだそう。
そして、事務所に最適な場所を見つけたので、これから見にこれないかと言うので、実際に行ってみる。
賢太は、旬の自宅に近くて一番いい場所を選んだのだという。
自分と賢太の二人だけなのに広すぎるのではという旬に、ギルド創立には代表・副代表・職員の3人のハンターが必要だからそうでもないと言う賢太。
もう一人ハンターが必要になるが、名前だけ貸してくれるようなハンターがいるかなと考える旬。
すると賢太が、旬を探している外国人が連絡してきて、7月17日まで日本にいるから必ず連絡して欲しいと伝言を受けたと言う。
英語を話す外国人だそうだが、一体誰だろう。
すると家に危険が迫っているのを察知し、旬は家に戻ると言い、影の兵士と居場所を入れ替わった。
突然現れた影の兵士にびびる賢太。
旬が移動した先では、男がナイフで女性を脅している最中だった。
何故そのようなことをするのかと問う旬に、面白いからだと言い、男がニヤつきながら旬に襲い掛かる。
自分より弱いものを見ると不思議と虐めたくなると言い、男は何度も旬にナイフを刺す。
だが旬にはかすり傷一つ、つかなかった。
その感覚は一度知ってしまえば抜け出すのは容易ではないと言い、旬は男の足を切りつけた。
そして、深夜0時を回る前に自首しろと言う。
0時までに自首しなければ男を殺せと、旬は声には出さず、影に潜むハイオークに指示。
そうして男を残し、夜道を歩く旬。
一方リューは、旬との対戦で死ぬほどの恐怖を味わったため、恐怖心が抜けておらず指先が震えていた。
そして翌日、ついに架南島レイドが始まるのであった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話94話の感想
旬は不参加を決めたようですね。案の定周囲の反応は良くありません。
彼は母のためにとのことですが、他の人にも大事な人がいるし、それでも自分達にしかできないことだからと、前線で頑張ってくれる人たちは大勢いると思います。S級ハンター全員が天涯孤独というわけでもないでしょう。
この判断で誰かが命を落とすかもしれないのですが、そうなったら、かえって旬の母親は傷つくのではないでしょうか。
でも自己中心的にもとれるこういった判断ができるからこそ、旬は覚醒者であり、S級ハンターなのでしょうね。レイドの度に命の危険にさらされているので、優柔不断だったり、自分を優先せずに情に流されて判断をミスれば、生き残っていくことができません。
ハンターと一般人はもとは同じ人間ですが、感覚的には別の種族のようですね。
一般人の感覚を持っている珍しいS級ハンターが美濃部ですが、彼は参加を決めたのですね。白川の、もう会えないかもしれない、という言葉を聞いて(89話)考えを変えたのでしょうか。
レイドがトラウマになっていたので、とても恐ろしかっただろうに、勇気ある決断をしましたね。日本側のハンターは、皆死を覚悟して挑むのでしょう。それだけに、旬の実力を知る彼らにとっては、旬の不参加について複雑な気持ちになるのではないでしょうか。
さて、久しぶりに賢太が登場しましたね。彼は、旬を探す外国の方から連絡先を預かっていました。英語を話してしたというので、もしかして、アメリカの国家権力級の大男のことでしょうか。曲者っぽいので、旬とトラブルを起こしそうですね。
まとめ
・旬は母親の側にいるために、架南島レイドに参加しないことに
・女王蟻は食糧不足となったこの島から移住するために、最強の兵士となる蟻を産み出す
・旬は賢太から、旬を探しているという外国人の連絡先のメモをもらう
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに