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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、マティアスはルイに、エリアスを毒殺するよう提案。遅効性の毒だと偽り、ルイをも処分するつもりだ。
一方アデルは、エリアス公爵邸を出発する前に、マリを呼び、旅費等渡し、以前約束した店の話をする。感動したマリは、完全にアデルの味方に。
アデルは、煮え切らない態度のエリアスを泣きつかせてやろうと、意気込むのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「アデライド」67話のネタバレ
報告を受け、地下牢に出向いたエリアスとルーカスは、ボロボロにされたアンナの死体を見る。
看守が今朝交代のため来たところ、既にこのように横たわっていたのだという。
顔面を激しく破壊されたアンナの死体。
エリアスは、これはアンナ本人ではなく替え玉だと言う。
この前日の夜、アンナは目隠しに拘束されたまま、どこかへと運ばれた。
アンナは、どなたか知らないが命さえ助けてくれればなんでもする、こんな風に死ぬわけにはいかない、私は未来のエリアス公爵夫人なんだと喚く。
マティアスは、自分は人を殺そうとしたのに命乞いするとは、普通なら赦しを求めるはずだがそれすらも出ないのか、と嘲笑したものの、その図々しさには興味があるという。
機会を与えよう、君にとっても悪い話ではないはずだというマティアス。
明日、ルイが滞在している家で待機し、出てきたところをナイフで刺し殺せと言われ、あの女を始末できるならとアンナは引き受ける。
マティアスはさらに、そうすればエリアス公爵も喜ぶだろう、彼はお前が聖女の指示に従うしかなかっただけなのは知っていると話す。
ルイは身分を剥奪されただけで済んだが、命令に従っただけの者が死刑とはどれほど悔しかっただろうと、お前に直接復讐する機会を与えてくれたのだとアンナを騙す。
そして、マティアスは見張りをしていた傭兵に、事が済んだらアンナを自殺にみせかけ始末するよう耳打ちする。
アンナには、エリアスから一緒には暮らせないが、他国に逃げ生活できるよう手配すると言われたのだと嘘をつき、彼女をその気にさせる。
これで政敵も危険要素も処理することができると、自分の完璧な計画にほくそ笑むマティアス。
その後、皇宮では、エリアスがルトビッヒに、敵は予想通り動いてくれていると説明する。
顔を破壊されることを予想して、足に刻印を入れておいたんだよねと言うルトビッヒ。
それで次は、死刑囚を逃がしたものがいると貴族会議で処罰するのかと言うと、エリアスは、看守たちの話でも隙がないように行ったはずなので、確実に仕留めるための証拠が必要だという。
先ずは現状を知らないふりして見守るしかないと。
マティアスが罠にかかったから、あとはその時を待つだけだ。
そこへルーカスがやってきて、邸宅から緊急で連絡が入ったと言い、書類を渡す。
ルイが毒殺を指示したものについて話があるから、密かに会ってほしいと邸宅前に住所を記した手紙を持ってきたという内容だ。
エリアスは、狙い通りルイから私に会いたいと連絡がきたと、ルトビッヒに教える。
ルーカスに、大司教をすぐ呼びに行くこと、ルーカス自身も一緒に出発できるよう準備することを指示する。
ついにこの時が来た、アデルのために今度こそ終わらせるのだと意気込み、急ぎルイのもとへ。
その頃ルイは、お茶の準備ができたと、不安の入り混じった変な笑みを浮かべていた。
必ず毒殺を成功させてエリアス公爵夫人、公爵家の家長になってやると考える彼女。
しかしルイの思惑は外れ、彼女の滞在先の前には、エリアス、ルーカス、大司教の3人がやってくるのだった。
漫画「アデライド」67話の感想
マティアスは恐ろしいことを考えましたね。女性たちのドロドロした裏切りを利用して、全て消す作戦を思いつきました。
ルイとアンナはまんまと騙されてしまいましたが、人の命を奪っておいて本当に自分だけ幸せになれると思っているのでしょうか。
さすがのマティアスもアンナの利己的な態度には呆れていましたね。だからこそ利用されるのでしょう。ルイとアンナは自分が人の命を奪うのと同様に、命を奪われると全く考えていないのがすごいですね。
さて、これでいよいよ相手を追い込むことができると意気込むエリアスですが、毒の飲み物はどうなるのでしょう。アンナはルイを刺すのか、次回一気に話が動きそうですね。
しかし彼が頑張って意気揚々と帰宅してもアデルはいないんですよね。エリアスの戦いはまだまだ続きそうですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに