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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、アデルが毒殺されそうになったこと、主犯は聖女だと言う噂が帝都内に広がる。パウロは間違った判断したことを悔いる。
貴族会議では、聖女に処刑を求めたいと言うエリアスだったが、フェルナンド公爵の忠告により、爵位剥奪、支援金回収、貴族皇室の援助なしの身一つで追い出されることで処分が決まった。アンナは3日後の夜明けに絞首刑。
聖女を生かしておくと繋がりがばれかねないアンドレアは、フェルナンド公爵に真意を聞きにいくも、匂わされただけで終わった。その後、ルトビッヒとエリアスの読み通り、アンドレアはアンナの所へ向かうのだった。
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漫画「アデライド」64話のネタバレ
その日の夜、皇宮の小部屋で食事をとるルイ。
今朝アントンとペーターが始末されたこと、アンナはまだ公爵と両思いだと狂言していることから、証言と証拠が不十分で自分が罪に問われることはないだろうと思い、にやつく。
既に神殿と貴族派がバックについているから、聖女を疑った責任をとらせ、あの赤毛も始末できそうだと考え、高笑いするルイ。
しかし突然部屋のドアが開き、帝国騎士たちが続々と入ってきた。
ルイは、その騎士団を率いてきたルーカスに、聖女の部屋に断りもなく入ってくるとはどういうつもりなのかと聞く。
皇帝命令できたというルーカスは、あなたはボルボン伯爵令嬢の毒殺事件で主犯のため有罪となった、だが聖女の身分であったことを考慮し、爵位を剥奪し平民に降格する罰を下すという。
今後聖女という肩書とタチガワという姓を使うことがあれば、皇室命令に反したとしてすぐ投獄されるだろうと説明する。
ルイは驚き、部屋に花があっただけなのに、どういう理由で罪になるのかと訴える。
ルーカスは、それに答える義務はないと言い、ルイを連行するように指示。
そんなばかなとルイは驚愕するのだった。
一方エリアス公爵邸。
エリアスは、忙しくてアデルとゆっくり会話できなかった、ようやく事が済んだが、これで彼女は少しでも微笑んでくれるだろうかと不安になりながらも、彼女の部屋をノックする。
アデルは、事件は片付いたのですかと言い、彼を部屋にいれた。
ルイは皇宮を身一つで追い出され、ルイの後ろにいるアンドレアには罠をしかけたところだと説明するエリアス。
さらに政治的に有利に動くだろうと。
アデルは、それは良かったですねと微笑む。
そこでエリアスは、今度こそ私たちの結婚について話し合いましょうと持ち掛けるが、アデルはちょっと待ってくださいと言う。
アデルは自分で彼のことをどう思っているのかよく考えたのだと言う。
そして私は公爵様が好きだ、愛していますと言うので、エリアスはときめく。
では、と彼が身を乗り出すが、アデルはそれを遮り、公爵様といるとドキドキするし、愛しているからこそルイと噂になっているのが嫌だった、だから公爵様と結婚したいという気持ちになったのだと話す。
でも最近になってそれが間違いだったと気づきました、ルイのことが解決すれば愛されていなくても公爵様と幸せに暮らせると思ったが、あのメイドを見る限り今後もそういったことがあるだろう、その度に命を狙われるならば、いくら公爵様が素敵でも毎日に疲れてしまうのだと言う。
エリアスは、アデルのその気持ちは痛いほどよくわかる、だからもうこんなことがないように事前に策を講じると、大声で説得しようとする。
アデルは再び、私を愛しているのですかと彼に問う。
彼はうまく表現できず口ごもる。
アデルはニコリと微笑むと、答えを聞くまでもないですね、私との婚約はトラブルから脱するための契約であり、解決した今婚約を続行する意味が無い、義理を守ろうとしなくても結構だと言い、突き放した。
エリアスは慌ててアデルの腕を掴み、そうではないと言うのだが、本当に愛しているのか、ルイから抜け出すためにやったことなのか、確信が持てずにいた。
アデルは、お疲れのようなので少し休まれた方が良いですねと言い、彼の手を払う。
そして、全てが片付いた後ゆっくり考えてみてくださいと言い、アデルは部屋を出ていくのだった。
漫画「アデライド」64話の感想
ルイは罪を暴かれ、とうとう皇宮から追い出されるようです。ようやくですね。これでアデルも少しはホッとできたのではないでしょうか。
そして二人の仲も進展するかと思いきや、女性嫌いで育ってきたエリアスは、自分の感情がどんなものかわかりませんでした。
またアデルがこれまで何度もしつこく聞いていたのに、その答えをきちんと用意していませんでした。なので、アデルはエリアスを見限ってしまいます。
この結婚を諦める気はないと言っていたので、本当にそうしたわけではなく、彼に気づいて欲しいのでしょう。あやふやなままではなく、きちんと言葉や態度で愛していると表現してほしいのだと思います。
そうでなければ、常に命の危険にさらされてまで一緒に生きていこうとは思えませんものね。
恋愛についてはアデルに甘えてばかりの彼だったので、これを機にビシっと行動で示して欲しいですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに