漫画「アデライド」63話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、エリアスは、アンナの狂言を使って自分に容疑をかけてくる貴族派を黙らせるために、証人としてマリを呼び寄せた。アンドレア卿はマリの存在を知らされておらず、無事だったのだ。

アデルに恩を感じるマリは、彼女のために証言する。

それでも疑いをかけてくるアンドレア卿はじめ貴族派に、マリの証言が真実であるという大司教の証明書を見せる。アンドレア卿は困惑するばかりなのだった。

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漫画「アデライド」63話のネタバレ

お昼の首都では、ボルボン伯爵令嬢が毒殺されるところだったという噂が広まっていた。

聖女がメイドを使って企んだことらしいと。

一方その頃神殿では、聖女が主犯とはどうしてこうなった、初めからあの女性は品格がなく怪しく思っていた、これでは神殿の信頼が失墜するばかりだと、司教らが騒いでいた。

まだ犯人だと決まったわけではない、でも証拠が部屋から出てきたぞと様々な意見が飛び交うが、貴族会議が終わるまでどうなるかわからない。

パウロ大司教はその様子を見つめため息をつくと、拉致と毒の両方の事件を聖女が指示したことだと証言する者がいるので、皇室は神殿の介入を遮断するだろうと言う。

他でもない公爵の婚約者が殺される寸前だった、神のお告げだという理由でこれまで公爵に迷惑をかけてきたので、神殿を守るために聖女のことに口出しないようにしようと話す。

パウロは、自分の間違った判断によって全てが台無しになってしまった、初めからあの女に関わらなければよかったと思っていた。

一方貴族会議では、聖女の罪が明らかになったので、聖女の処分を決めようとエリアスが話していた。

さらに、人道的支援として聖女に宿泊場所を提供したのだが、その恩を婚約者の毒殺という仇で返されたと話し、エリアス家は恩知らずで恥知らずな聖女とそのメイドに処刑を求めると言った。

貴族たちは、被害者である公爵がそう仰るならいいのではないか、証拠も証人もでてきたので罪を逃れることはできないだろうと話す。

マティアスは、結局聖女という駒を捨てるしかないのか、しかし自分と聖女が内通していたことが明らかになるかもしれないと焦る。

彼は、まさか聖女がそのようなことを企てるとは思いもしなかった、罪が重いため処刑する必要があると話した。

すると中道派の中心人物でアランの父であるフェルナンド公爵が、自分は聖女の処刑に反対だと声をあげた。

かつてないお告げまで受けた聖女なのに、そう簡単に処刑してしまっては国民はどう思うかという。

今後帝国に少しでも良くないことが起きれば、聖女を処刑したせいだといつまでも不安を抱えるだろうとのこと。

エリアスは、最もな話です、聖女への怒りは相当なものだが、民の心を無視することはできないと納得する。

では、聖女の職位を剥奪し平民に降格し、皇室からの支援金も回収、貴族と神殿の助けなしに、身一つで追い出すのはどうでしょうかとエリアスが提案すると、フェルナンド公爵は同意した。

他の貴族らも、それなら国民も納得するだろうと同意する。

この流れはなんだと違和感を覚えるアンドレア卿。

エリアスは、では聖女の処罰はそれに決め、メイドは絞首刑とし、処刑は三日後の夜明けに行いますと宣言する。

会議が終わると、アンドレア卿はフェルナンド公爵に駆け寄り、どうして聖女の処刑に反対したのですか、もう聖女としての役目を果たすことなどできないのだから、公開処刑を要求してから国民の反感を煽った方がいいのではと聞く。

フェルナンド公爵は、何故私が聖女の処刑に反対したか分からないのか、君なら私の意図を汲み取り行動に移してくれるだろうと言い、その場を去る。

事前にフェルナンド公爵は聖女の処分についてエリアスと打ち合わせしていた。

エリアスは、アンドレア卿に暗示だけしておいて、彼が動くのを待つ計画だと話す。

フェルナンド公爵は、ちょうど皇位交代の時期に聖女が現れたため、聖女を処刑すると、若い殿下に政治的な苦労が多くのしかかってしまうと言い、処刑には反対だと話す。

エリアスは、聖女が問題を起こし神殿が力を得ずに済みよかった、うまくいけば貴族派を弱体化させることができると話すのだった。

それを受け、フェルナンド公爵は彼の指示通り、アンドレア卿に餌をまいたのだった。

公爵はエリアスの手腕に感心し、自分もそろそろ息子のアランに爵位を譲ろうかと考え、微笑みながら皇室を後にする。

その後、ルトビッヒとエリアス。

エリアスは会議の結果について説明し、ルイを生かしておくことにしたのだから、アンドレアが餌に食いつくのを待つという。

メイドについては対外的には三日後に絞首刑に処すことにしたが、フェルナンド公爵がアンドレア卿を刺激したので、彼はこの機会を逃さないだろうと言う。

そしてその夜、エリアスの読み通り、アンドレアはこっそりアンナの牢屋の前に現れ、話をつけておいた看守に牢屋の扉を開けてもらうのだった。

漫画「アデライド」63話の感想

ルイやアンドレア卿が追い詰められていきますね。

ルイは聖女として一度認められたため、処刑はされず、身分が剥奪されるようです。彼女に関わったせいでアントンやペーターは命を落とし、アンナもこれから殺されるでしょうから、罠とはいえ、それらに比べればかなり優しい処分に見えますね。

マティアス・アンドレアはどのような処分が下るのでしょうか。彼は自分が関わっていたことがバレないように、ひとまずアンナを殺すつもりのようです。

大司教パウロは、諦めているようですね。聖職者でありながら、名声を得るために道を外れてしまったので仕方有りません。ただ他の司教達はとばっちりですよね。間違いなく神殿の権威は堕ちるでしょう。皇室派一強になります。

さて、エリアス達の罠にじわじわはまっていくアンドレア卿ですが、あの後どうするのでしょうか。アンナを殺す現場を取り押さえられるのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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