漫画「盗掘王」32話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、エドワードの依頼を受けてすぐに、アイリーンに頼んで、プライベートジェットに乗せてもらう遼河。詐欺師の柳から親和力を、自分からは支配力を学んで欲しいと彼女に言い、そうすることで彼女の遺物の力をコントロールしようと遼河は計画する。

目的地のマカオに着くと、マカオの2/3が飲み込まれているという、大規模な墓であることがわかった。しかも船を使う必要がある。

そこへ次々と周囲の人の遺物をスる盗人が現れ、柳も遼河も遺物を盗まれてしまう。だが残っていた荒縄で、犯人を捕まえることに成功。

犯人は小学生くらいの少女で、アメリカ政府所属のメドゥーサの遺物使用者だった。荒縄で縛りあげていたことと、彼女が幼すぎたので、メドゥーサの能力は発動できなかった。

彼女から、今回の墓のため、アメリカのチーム1つが丸々マカオに来ていることがわかり、遼河達に時間の余裕がなくなった。遺物の復元が進んでいないので、少女に口止めの制約を軽くかけるだけとなった。

ほぼ使える遺物が無い状態だが、目当ての遺物を奪われるよりマシと、遼河は柳を連れ、墓に向かうのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」32話のネタバレ

遼河にしこたま遺物を奪われてしまった、メドゥーサの遺物使用者ビビアン・ルーシー。

彼女は同じCIA所属のトーマスに、持ち出しの遺物まで全て失くしたことをなじられていた。

同じくCIA所属のリンダ・ウォーカーは、まだ子供なのだから落ち着いて話すようトーマスを注意する。

チームの財産である共用遺物を全て失くしただろうと怒鳴るトーマスに、失くしてない奪われたのと答えるビビアン。

誰に奪われたんだと聞かれるが、遼河の制約を思い出し、ビビアンは口ごもる。

リンダは、正直に話してくれれば、どんな危険があるか予め備えることができると、手伝ってくれると言ったでしょうと、ビビアンを説得する。

ビビアンは、わかったと言い、男が二人だったと話し始めた。

すると制約が発動し、ビビアンは全身をくすぐったくなるという苦痛を受ける。

激痛でなくてよかったが、笑いすぎて何もできなくなってしまうビビアンなのだった。

一方遼河達は、船団の一つに乗り、タイパ島近隣海域まで来ていた。

ロクな遺物がないまま来てしまったと落ち込む柳に、さきほどの子供から奪った遺物の中に、使える物があるかもしれないから調べてみろと遼河は言う。

しかし中はガラクタばかりで、さらに嘆く柳。

するとどこからともなく声がする。

なかなかの規模の船団だ人間どもよ、上陸を許可しよう、という遺物の声が聞こえてきた。

墓の中に入ったため、空が急に暗くなった。

遼河達のところへ、船員が、何をしている非常事態だと慌ててやってきた。

遼河達は中国の船に隠れて乗っていたので、まさかバレたのかと焦る柳に、中国語がわかる遼河は、先頭の船が怪物に襲われているそうだと説明する。

海の中から半魚人や蛇が飛び出て、船員に襲いかかる。

その様子を別の船から見ていた遼河は、思ったより敵が少なく小さいので、遺物を使わなくても鉄パイプでなんとかなりそうだと言う。

すると先程まで半魚人に襲われていた船が、遼河達の乗る船にぶつかってきた。

船員達の様子がおかしい。

どうやら、先程の怪物に傷つけられると、精神がコントロールされるようである。

これからどうするんだと騒ぐ柳。

とりあえずその場から走って身を隠し、中国の発掘団が敵の相手をしている間に、遼河は遺物を発動させるという。

人間相手ならと、遼河はシェークスピアのペンを取りだし、遺物に操られる無能共は、全員自身の愚かさを悔いて頭を打ち付けると書いた。

するとゴンと頭を打ち付ける音があちこちから聞こえ、操られた人間は頭を床につけたまま動かなくなった。

やるな人間、と遺物が遼河に話しかける。

遼河のことは遺物の間でもすっかり噂になっていると言うので、遺物は噂好きだから人間より熱心かもなと言う遼河。

遺物はバカにされたと怒り、そんな軽口を叩いていられるのも今のうち、全ての遺物がお前を処断しに来ると怒鳴る。

向こうから来てくれるならむしろありがたいと言う遼河に、同意する柳。

テメエらの弱点はおしゃべりなところだ、俺を狙うなら黙っていないとだろうと遼河は指摘する。

おしゃべりついでにと、遼河はカラスの正体を聞く。

遺物ははぐらかそうとするが、遼河が煽ったので、遺物は激怒し話し始めた。

カラスは、尊敬される神クラスの遺物で、食した対象の能力をそのまま自分のものにできる捕食の能力を持っていそうだ。

強力な仲間だったのだが、人間と契約し人間のために同族を裏切り始めたのだという。

多くの仲間がカラスに食われ、その契約者の奴隷になったので、我慢ならなかった仲間達は、カラスを監獄に閉じ込めた。

つまり遼河が死ぬ前に入った墓は、カラスの監獄だったのだ。

道理で普通の墓のパターンと違い、手慣れた部下達ですら簡単にやられてしまったのかと、理解した遼河。

神クラスも喰らうほどのカラスをどうやって閉じ込めたのかと遼河が聞くと、遺物は高笑いし、人間はクズだからカラスの契約者を懐柔したら、カラスをゴミのように捨てたのだと話す。

そうしてカラスを封印し、契約者を殺したのだと。

どうだ下等な人間どもよと自慢げな遺物に、貴重な情報ありがとうと言う遼河。

彼は、カラスと手を組んでいいものかどうか悩んでいたが、話を聞くと良いやつのようだと言う。

遺物は、ヤツの側についたら全ての遺物を敵にまわすことになるのだぞと、波ごと荒ぶる。

遺物なんかと仲良くなるつもりはないと言う遼河に、激怒した遺物は、海の中から先程よりも多い怪物を発生させた。

遼河は、第2回戦かと、ニヤッと笑うのだった。

漫画「盗掘王」32話の感想

メドゥーサの遺物の少女は、アメリカCIA所属の子でしたね。また、序盤の金の斧銀の斧の墓に登場した、リンダ・ウォーカーもいました。リンダはどのような遺物を持っているのでしょうか。

制約のためビビアンに起きた激痛は、くすぐったいという苦痛と変化していまいしたね。ハムラビ法典がボロボロだったおかげですが、子供相手ですし妥当ですね。涙がでるほどなので、きついことには間違いないですが。

遼河達は、ろくな遺物もないまま墓に侵入しました。この墓の遺物の声は、遼河と柳に聞こえているようでしたね。遼河の言う通り、遺物達はよく喋りますね。このおかげで、カラスがどのようなものかわかりました。

もともと神クラスの遺物だそうなので、それなりに有名な伝承が元になっていそうです。ですが、八咫烏のように3本足のカラスの話はあっても、4つ目のカラスの話は、探してみても見当たらないですね。

カラスが登場する、1話や24話を見てもカラスの脚が3本に描かれた描写もないので、一体何者なのか謎ですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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