漫画「捨てられた皇妃」最新話87話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「捨てられた皇妃」 漫画 iNA、 原作 Yuna 、原題・버림 받은 황비

──主人公のアリスティアは、神のお告げの子とされ皇后となるべく育てられたものの、別の少女が現れ次位である皇妃に落とされる。そして愛する皇帝には虐げられ最後には反逆罪に問われ処刑される。

しかし神によって時間が戻され、自身の9歳の子供時代へと転生し、悲劇の運命を回避するべくやり直すという、転生がベースの恋愛ファンタジー作品──

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アリスティアとラス公爵を呼び止めたのは、イット王国・第一王女モイーラであった。彼女は、皇太子の婚約者であるアリスティアにマウントをとろうとするが、突然現れたルブリスによって阻止される。

自分は将来騎士として、あの方にお仕えするかもしれないというアリスティアに、ラス公爵は、皇后となるのはモニーク侯爵令嬢がふさわしいと言う。

その後、アリスティアはカルセインと庭園を歩いていると、カイシアンがどこぞの貴賓と皇宮の外へ行こうとしているのが目に入り、慌てて追いかける。

その貴賓は、ルア王国第二王女プリンシア。彼女はアリスティアににこやかに挨拶するのだった。

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漫画「捨てられた皇妃」最新話87話のネタバレ

プリンシアは名乗り、モニーク侯爵令嬢にお会いし仲良くなりたいと、ずっと思っていたのだと話す。

ルア王国はリサ王国と並んで大国なのに、どうして自分に興味を持ってくれたのかと疑問を持つアリスティア。

せっかくなのでお二人も一緒に食事に行きませんかと、プリンシアが誘う。

人の目もあるから、王女は皇宮に戻ったほうがいいのではというアリスティアに、食事が済めばすぐに戻る、帝国の首都を見学したい、せっかく外国に来たのに何もしないまま帰るなんて嫌ですわと、プリンシアは懇願し、押し切る。

仕方なく、あちらに美味しい店がありますと案内するカルセイン。

アリスティアはカイシアンに、王女様はどんなお方なのか、どうして突然でかけることになったのかと聞くと、とても親切で優しい方だと答える彼。

我々他国の騎士にもおおらかに接してくれる、いざというときには威厳をお見せになり、他国の王女と摩擦があってもとても冷静で、気品あふれるまさに理想的な王族なのだと、頬を染めうっとりとカイシアンは説明する。

レストランに入った4人。

アリスティアがキノコ炒めとフルーツを頼もうとしたので、騎士は体力が命なのだから草ばかり食っていないで肉を食べろと、カルセインは注意する。

選り好みするには10年早いと言う彼に、一緒に食事に来たらいつもそうなんだからとこぼすアリスティア。

その様子をじっと見ていたプリンシアは、カイシアンにメニューを選んでもらえないかお願いする。

オロオロしてうまくメニューが決められないカイシアン。

カルセインは、ここはステーキが美味しいですよと、バッサリと言い切るのだった。

そして料理が運ばれてきた。

ステーキが柔らかくジューシーで美味しいと言うプリンシア。

落ち込むカイシアン。

プリンシアはカイシアンに、ステーキがこんなに美味しいのだから、他のお料理も美味しいはず、次来たときはラス卿が選んでくれたお料理を頼んでみる、そのときもご一緒してくださいと言う。

カイシアンは頬を赤らめ、喜んでと答える。

そのなんだか甘酸っぱい雰囲気に、今日の兄上おかしくないかと、カルセインはアリスティアに耳打ちする。

一方その頃、モイーラは積極的にルブリスにアピールしていた。

毎日訪ねて来られるのは、多忙なため迷惑だとルブリスが言いかけると、忙しくても休憩はとりませんと、と遮るようにモイーラは話す。

お疲れでしたら後で一緒に庭園で散歩でもと言う彼女に、ルブリスはため息をつき、疲れをにじませる。

夕食は私の別宮で是非と、畳み掛けるよに誘うので、断る暇がない。

あまりの強引さに、ハレンも引き気味だ。

そこへ、例の贈り物が完成したと報告が入り、ハレンが品物をルブリスに見せる。

それは宝石が散りばめられた繊細なデザインかつ華やかなミュールだった。

ルブリスの指示通り、最高品質の素材、宝石をふんだんに使ったものだという。

ルブリスは笑顔になると、ご苦労だったと伝えてくれとハレンに言い、モニーク家に贈るものだから大切に保管しておくようにと指示を出す。

こんなにも華やかな物を、あんな子供に与えるのか、王女である私がここにいるにも関わらずと、モイーラは悔しがった。

場面はレストランへ戻る。

4人が楽しく食事しているところに、カルセイン卿ではないですかと、令嬢に声をかけられた。

彼がどなたですかと聞きかえすと、キリナ・セ・フィルと答える。

以前ベリータ公爵邸でのガーデンパーティーでお会いした、カルセイン卿の騎士叙任式にも参列しましたという彼女。

新任騎士の中で一際輝かれてましたと彼を称賛するキリナに、確かに俺ってイケてますよねと、真顔で返すカルセイン。

カルセイン卿ったらとクスっと微笑む彼女は、ではまたと言って去っていった。

その様子を、アリスティアはただ眺めており、プリンシアは興味深そうに見ていた。

店を出た後、プリンシアは、さっきご令嬢はカルセイン卿のことが気になっているようだと話題に出す。

カルセインは特にリアクションもなく、そんなはずないと思いますけどと意外そうに返事するのだった。

漫画 「捨てられた皇妃」最新話87話の感想

プリンシアは、大国の王女にふさわしく、おおらかな性格の女性のようです。とりあえず皇太子妃候補として招かれたものの、プリンシア自身はそれには興味なさそうですね。

モイーラががっつき過ぎているので、余計にそう見えます。ルブリスは彼女の猛アピールにぐったりしていましたね。ただでさえ忙しいのに、業務の邪魔をしては煙たがられるだけです。他の男性には喜ばれるのかもしれないですが、ルブリスには逆効果ですね。

そんなモイーラは、自分はないがしろにされているのに、アリスティアにとても美しい贈り物が用意されたことに、理解できないと悔しがりました。アリスティアへの風当たりが強くなりそう。

あのミュールを履くパーティーが近々行われるのでしょう。アリスティアの美しいドレス姿が楽しみです。

そんなアリスティアは、カルセインとまるで兄妹かのように食事をしていましたね。お互い緊張することもなく、素で過ごせる相手なので楽そうです。

カルセインはアリスティアのことはよく知っていますが、それ以外の令嬢には全く関心がありません。キリナは彼に少しアピールしましたが、全く理解していませんでした。プリンシアに指摘されましたが、どのような返事をするのか気になりますね。

また、カイシアンはプリンシアにベタ惚れですが、彼の恋は実ることがあるのでしょうか。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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