漫画「盗掘王」22話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。


前回のあらすじは、野上を撃退した遼河。するとカラスから、すぐその場を離れろと警告があるが、遼河は反抗して従わなかった。

後悔することになるとカラスに言うと、その場に大河原会長が現れた。

遺物の存在が世界に広まっては困るから、知る者を全て排除すると言って、永久にどこかへ飛ばすという遺物を使う大河原。

しかし遼河は、その遺物を既に大河原から抜き取っており、早速使うかと大河原を脅すのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」22話のネタバレ

大河原が一番褒めていたのは、実は遼河のスリの才能だった。

大河原から遺物を盗んだことで、手先のスキルがランクアップしたと表示された。

あれだけカラスに文句を言ったのに、まだゲームのようなことをするのかと呆れる遼河は、それならばこの遺物のスペックも表示してみろと突っ込む。

すると、寂しい神の招待状・SS級・神クラス消耗性遺物と表示された。

すぐにでも大河原をどこかに吹き飛ばしたいところだが、今このランクの物を扱うには、遼河には支配力が足りなかった。

遼河はポケットの遺物をしまう。

そうでたか、だがワシの遺物はそれだけではないと言う大河原は、禍々しいオーラを全身から放った。

大河原はより強力な遺物をいくらでも持っているが、その中の一つが、相手の精神を操って屈服させる、征服の遺物だ。

アイリーン・ホルトンと同じ寄生形遺物なのだが、正確な名前は大河原が用心深く隠していたので調べることができなかったのだ。

あの身体のどこかにはあるはずなのだが、手足を1本ずつ切り落として調べようにも、鎧の遺物も身につけているので不可能なのである。

大河原の身体はまさに、強力な武器を備えた難攻不落の要塞だ。

だが征服の遺物は精神計の遺物のわりに、かなり派手に周囲に影響を与えるので、もし使用すればこの辺一帯が焼け野原になるだろう。

遼河は、遺物の存在を知られたくないわりに、そんなに大胆なことをして大丈夫かと聞くと、貴様らをこのまま放っておくことの方が後々厄介そうだからと言われる。

大人しくワシに服従しろと、遺物を使用しようとする大河原。

すると、愚かな人間め今すぐその力を収めろと、どこからともなく声がした。

あのカラスが舞い降り、ここは人間に害をなす卑劣なジャッカルと犬が眠る所、力を収めなければ奴らが目覚めると警告する。

大河原は、新たな遺物だな強力なオーラを感じるぞと、カラスに向かって言う。

遼河は、ジャッカルで物語に登場するようなやつは、エジプト神話の死神アヌビスかと考える。

カラスの言うことを聞かず、大河原は、遼河達を片付け、その遺物も手に入れるといい、征服の遺物の力を発動させた。

愚かな、とカラスは呟く。

すると巨大な地震が発生した。

遼河の目の前に、いくつものウィンドウが現れる。

深刻なエジプトの病原菌が肉体を犯そうとしている、死の属性の遺物の力で所持遺物が破壊され始める、大災害を引き起こす非常に強力な遺物がやってくる、と。

そして大古墳化が起こった。

混沌とした遺物時代の始まりとなる事件だ。

崩壊した空港のあちこちから古代エジプトの建造物が飛び出し、空港全体、世界全体が巨大な墓に飲み込まれ始めていた。

大古墳化は言葉の通り、巨大な墓が出現することで、その範囲は世界に及ぶ。

凶悪なエジプトの墓が世界に出現しましたと、ウィンドウが通知する。

これからどうすると遼河が困惑していると、呉羽達が何が起きたのかと動揺し聞いてくる。

ちょっと巨大な墓に閉じ込められただけだ、あのジジイが力自慢をしたせいでなと答える遼河。

遺物を使ってもこうなったことはないがと、大河原も動揺している。

ここも所詮墓だから、出るにはクリアすればいい、だがそのクリアが難しいのだ。

前世ではクリアするのに3ヶ月かかった。

とりあえずは墓の中心から始められると、遼河は呉羽達を引き連れて移動しようとする。

だが、逃げられると思うのかと、大河原がまた遺物を使って引き留めようとする。

まずはこの墓をどうにかするのが急務だろうと呆れる凌駕に、お前を片付けてから考えても遅くはない、いざとなればこの墓の遺物も屈服させると言い放つ大河原。

すごい自信だが、根拠のない自信でもないのだろう、どうやって抜け出そうかと遼河は考える。

大河原は、屈服しろと言って発動させた。

必死で抵抗する遼河。

呉羽達は押しつぶされそうになっている。

大河原は、通常なら自我を保てないほどの威力を出したにも関わらず、服従が通用しないので困惑していた。

すると、やはり奴が言った通り、卑賤な人間どもが我らを支配しようとしているのかと、遺物の声が聞こえてきた。

なんだお前はと、大河原は叫ぶ。

そこにいたのは犬のような姿で、貴様こそ誰の領域で騒ぎを起こしているのかと怒鳴り返してきた。

この犬のおかげで大河原の遺物の力が解けた。

どうやら大河原の力がうまく発揮できなかったのは、このセト神の遺物のせいだったようだ。

エジプト神話の九柱神の一つセトは、砂漠・闇・破壊・悪の象徴である。

そのせいかセトの遺物はとんでもなくひねくれた性格をしており、遺物使用者まで破壊した凄まじい遺物だ。

するといつの間にかセト神のわきに、黒いジャッカルのアヌビスも出現した。

呉羽はもう1匹現れたと驚いていたが、正確にはもう2匹、アヌビスの首飾りがオシリスの遺物だ。

オシリスも九柱神の一つで豊穣と来世の神、アヌビスは亡者と葬礼の神だ。

そうそうたる神クラスの遺物が一度に3体も出現したので、世界が墓に飲み込まれるのも無理はない。

アヌビス達は、どのような試練を与えればより楽しみながら嬲り殺せるかと相談し始める。

セトは、試練すらもったいないと叫び、今すぐにでも殺したいようだ。

オシリスは、品位をわきまえろと言う。

遼河の前に、凶暴な遺物の攻撃を受けているので耐性数値があがると、次々表示がでる。

どうやらエジプト神話の遺物らは、遼河たちを生かしておくつもりはないようだ。

セトは、こんな小物は力でねじ伏せればいいと彼らに牙を剥き、今にも襲いかかろうとするのだった。

漫画 「盗掘王」22話の感想

大河原はSSクラスの遺物を扱えるほど、支配力が高いようですね。今の遼河では太刀打ちできません。特に征服の遺物はかなり強力で、セトの邪魔がなければ一巻の終わりだったのでしょう。

大河原はその強欲さで、とんでもないものを出現させてしまいました。遼河もそうですが、誰もカラスの警告を聞かないのですね・・・。

大河原のせいで、未来記の予言は実現しました。このおかげで大河原が望まない遺物の周知が加速し、あちこちの都市が破壊されました。大迷惑ですね。

さて、遼河は大河原の遺物からは逃れることができたのですが、運がいいのか悪いのか、強力な神クラスの遺物3体を同時に相手にすることになってしまいました。

どっちがいいのかわかりませんが、まだ攻略しようがある遺物相手の方がなんとかなるかもしれません。オシリス達は試練を与えてくれそうですが、セトは今にも襲いかかりそう。遼河たちは無事脱出できるでしょうか。

大河原はどうするのでしょう。大河原が攻略し手に入れてしまったら、さらに危険なことになりそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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