無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕
毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。
前回のあらすじは、マイダスオークションが開始されたが、破産王アイリーンのせいで参加予定の2/3が参加できなかった。
遼河は、過去で見たアイリーンと現在の彼女の雰囲気が全く違うのが気になる。どうやら不幸の遺物につきまとわれて、人生を破壊され人格も破綻されたのが過去の彼女のようだ。
今回の彼女は、話せる相手を見つけたため嬉しそうだ。そのせいで彼女の遺物のオーラが強まり、遼河自身や彼の遺物はじめ、半径1kmに不幸が降り掛かった。遺物が破損しそうな事態だが、彼女のオーラにあてられた参加者達は理性を失ったので、これを使い、自分に有利なオークションの流れを作る遼河。
支配力の高い大河原会長には効かなかったが、ある程度欲しい遺物を落札することができた。オークション終了後、本日の目玉だと言ってカタログには載っていなかった、神クラスの医療系遺物、秦の始皇帝の不老草が出品された。
過去はこの医療系遺物を持っていた大河原会長にこき使われたため、今回は絶対に競り落としたい遼河。だが財力では彼にかなわないので、アイリーンと取引をすることを条件に、彼女に落札してもらうよう頼むのだった。
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漫画「盗掘王」18話のネタバレ
秦の始皇帝の不老草は競りが活発でどんどん値があがり、大河原会長は1億ドルを叫び、勝負に出る。
1億ドルまで上がってしまうと遼河にはどうすることもできないが、大富豪のアイリーン・ホルトンがいる。
彼女は1億5千万ドルと手をあげる。
大河原会長も粘るが、尋常でない金持ちの彼女には手も足も出ず、結局5億ドルでアイリーンが落札した。
オークション終了後、5億ドルはいくらホルトン家でも痛手なのではと遼河が聞くと、大したことないという彼女。
それよりどのように問題を解決してくれるのか、幸運のお守りや御札のようなものがあるのかと聞かれる。
差し上げる物はないと答える遼河は、あなたの問題は幸運になったり何かをしたりすることで解決するのではない、取り除くことで解決できるのだと話す。
あなたの持つあるものを僕に渡してもらえれば済む話だと。
アイリーンが破産の遺物さえ手放せば済むことであり、これでこちらに破産の遺物が手に入るので一石二鳥だと考える遼河。
あなたについてまわる妙な物があるはずだ、それを渡してほしいと彼が言うと、アイリーンは特に思い当たるものは無いという。
必ずあるはずだ、持ち物を全て処分してみても、現れるものがあるはずだと説明する彼に、そんな方法は既に試したという彼女。
では身体に突然タトゥーが現れなかったかと聞くと、アイリーンは驚く。
遺物は大きく、誰もが使えるが耐久度が限定された消耗性遺物と、耐久度の概念がないが主人だけしか使えない帰属性遺物がある。
突然身体に現れるタトゥーは、帰属性遺物の主人となった証である。
権力者達が持っていた強力な遺物のほとんどは、帰属性遺物だったので、アイリーンもそうなのだろう。
アイリーンは、両腕に巻き付くように現れた禍々しいタトゥーの写真を見せてくれる。
その写真を見た遼河は、彼女の遺物は主人の身体に寄生する非常に珍しい寄生形遺物だと気づく。
不幸がキーワードの遺物のため、アリスの黄金の林檎ではないかと予想していたが、違うようだ。
確かなのは、彼女からこの力を奪い取る方法は無いということだ。
遼河は、簡単に解決できるかと思ったがそうではないことがわかったので、時間をかけて一緒に解決法を探しましょうと言い、連絡先を渡す。
遺物を奪えないなら、自分の側に囲い込めばいいと判断したのだ。
その後、落札品を受け取りにいく遼河。
5億ドルものアーモンドの木は、支払いが既に済まされており、他の落札品も支払い完了後に持ち帰れると説明を受ける遼河。
呉羽達に金を持ってこさせようと電話をかけるがなかなか出ない。
嫌な予感がした遼河は、札束を取り出すと、スタッフにあるお願いをした。
呉羽達は遼河の金を持って逃げていたのだ。
これで一生遊んで暮らせると喜ぶ彼ら。
しかしすぐに遼河に見つかってしまう。
金の斧の遺物を使い、彼らを探しだしたのだ。
慌てて言い訳しようとする呉羽に、言い訳は聞かないと言い捨てる遼河。
そして彼が懐から黒っぽい石を取り出すと、遼河の背後に石柱が、遼河の手には石板が出現した。
遼河が使ったのは、古代バビロニアのハムラビ王が作った法典の遺物で、目には目を歯には歯をの有名な条文の通り、相手が仕掛けたことをそのままやり返す、カウンター型遺物なのである。
さきほど落札した商品で、支払いは済んでいないが、スタッフにお金を握らせてこっそり持ち出したのだった。
そして遼河は、裏切りには裏切りで応じると言い、遺物の能力を発動させるのだった。
漫画 「盗掘王」18話の感想
ハムラビ法典の実物は、高さ2m25cmの玄武岩で作られたもので、遼河の背後に現れた石柱を大きいと言って呉羽達が驚いてましたが、いきなりそんなサイズの石柱が現れたらまぁ驚きますよね。
よりにもよって遼河の金を持ち逃げしようとした呉羽達は、どんなカウンターをくらうのでしょうか。
ハムラビ法典は、あくまでも同程度のやり返ししかしてはいけないというものです。やられたら倍返しだというものではないので、無難な結果には落ち着くとは思うのですが、どうでしょう。
しかし、アイリーンは素性不明の男との取引のために、よく5億ドルも出費しましたね。お金持ちすぎて額としては痛手ではないのでしょうが、その日知った名前もよく知らない相手に、よくそこまで信用できたなと驚きです。遼河には詐欺の才能もありそうです。
アイリーンの遺物は寄生形の帰属性遺物だったので、除去するのは難しそうです。このままだと人格が破綻してしまい、過去の破産王となってしまうので、遼河がうまく彼女をサポートし、遺物の力をコントロールできるようにしないといけないですね。
彼女が能力をコントロールできるようになり、遼河と信頼関係を築けるようになったら、強力な仲間になること間違い無しですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに