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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
前回のあらすじは、右京は水篠父に戦いを挑んだがあっという間に倒されてしまった。その戦いのせいでワシントンのハンター管理局は爆発炎上する。
その頃、75階ボス・亡霊の引導者メトゥスを倒した旬。豪華な報酬からは、悪魔君主のセットアイテム2つ目も手に入ったが、残り一つを得る前に、悪魔の魂1万個集めるクエストが完了する。
これ以上は身がもたないと、旬は一度切り上げることに。1万個クエストの報酬も豪華で、旬は以前入手できなかった呪われたランダムボックスと、万病治療薬・命の神水のレシピを入手した。
この命の神水を作り、入院している母を直すことを心に決める旬。必要な材料は、悪魔上の最上階のラスボスを倒せば手に入るだろう。道が決まった彼は、もうE級を偽ることを止め、ランクの再審査のために協会へ向かうのだった。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話62話のネタバレ
測定室前で、他の覚醒者と一緒に待つ旬。
雰囲気は以前とあまり変わってはないようだ。
一緒に待つ男性が、ここの測定で人生が180度も変わるなんて人は滅多にいないので、そう緊張することもないと話す。
判定でDほどあれば、あそこのロビーで待っている人たちがスカウトしにくるだろう、小さいギルドは入ってくれる人が少ないので、判定を終えた人を待ち伏せして誘うのだという。
あのような小さなギルドは行かない方が良い、危険なレイドが多く死ぬこともあるからだと説明する男性。
弱小ギルドは、立ち位置が微妙だからだ。
個人の攻撃隊のように下級ダンジョンに入るには格好がつかず、かといって上級ダンジョンに挑めば技量が足りず事故につながるのだろう。
測定室から落ち込んだ青年が出てきて、次の番に先ほど説明していた男性が呼ばれる。
期待しなければ落ち込むことはないというその青年は、E級じゃなければ生活はできるだろうと言い、中へ。
旬の隣にいる中年男性は、大型ギルドに入れば契約金がもらえ、借金を返済することができる、娘たちと以前のように暮らせるはずだ、最低でもCランクの結果が欲しいとブツブツ言いながら、不安のあまり震えていた。
ハンターのランクは、多くの人の人生を左右する。
ハンターの強さはランクによって決まるので、いくら技術を磨き、肉体を鍛え上げても、ランクによるギャップは簡単には埋まらない。
それに伴う収入の格差も無視できない。
剣術を極めた馬渕のおじさんも、道門とのランクの差を埋めることはできなかった。
自分だって数年間レイドを回ったが、E級というランクからは抜け出せなかったと思う旬。
しかし今なら。
先程落ち着いて測定室に入っていった青年は、E級だったため魂が抜けたような状態で出てきた。
旬の隣のおじさんは、不安のあまり顔色が悪くなり、順番を旬に譲る。
測定室の中に入ると、真ん中に大きな黒い球体の機械がある。
職員は旬の名前を確認し、以前E級判定を受けていたことを知る。
どうして再審査をするのはE級の人ばかりなのだろうかと思う職員。
職員は旬に、黒い球体に手を当て、測定するように促す。
すると、何度やっても上手く測定できない。
そこへ、どうしたと田辺がやってくる。
白虎ギルドの白川社長が気にしている水篠旬がどんな人物か見に来たのだった。
でも再覚醒はそうあることではない。
3ヶ月前にE級ハンターに再覚醒が起きたかもしれないと騒動になり、犬飼課長が直接訪ねる事態になったが、そのときはただの事故ということで終わったので、田辺は半信半疑だった。
再審査費用だけ払って行く人など山のようにみてきたがと、測定結果のエラー画面をのぞき、田辺は驚く。
向坂雫以来この2年はこのようなことは起こらなかった、自分の眼は節穴か、だから昇進できないのだとパニックになる田辺。
トイレに行っているもう1人の職員を、いますぐ呼んでこいと指示する。
このエラー表示は不具合ということではなく、この機械では測定できないほどの魔力があるということだと、田辺は説明する。
職員は、じゃあこの人が日本の10番目のS級ハンターになるのかと驚くのだった。
その頃、犬飼はとある男性ハンターと会っていた。
そのハンターは、この前のレッドゲート事件に、突然来日したスカベンジャーギルドの右京ハンターが関わっていないというのは本当かと、犬飼に聞く。
犬飼は、右京ハンターは無関係だ、事件の現場に居合わせたので間違いないと答える。
では現場にいたのなら助力者が誰なのかも知っているだろうと指摘され、最後まで現場に残っていなかったので詳しくはしらないが、疑わしい人物ならいると答える。
だが、自分が再測定して確認したのに、また無駄な考えを持ってしまったと、犬飼は考え直す。
わかりましたという男性ハンターは、それより羽根の生えたアリが発見されてことが気になると言う。
まだ死体だけだが、生きたまま架南島から飛んで来れるとなると、と犬飼は言い、その前に全ギルドに召集がかかるだろうと言い直す。
私達ハンタースも全力を尽くしますと言う、その男性ハンターは、今日はB棟がうるさいと言う。
犬飼には何も聞こえないが、そのハンターは聴覚がかなり鋭敏なようだ。
犬飼は、せいぜい測定結果に納得のいかない覚醒者が暴れているのだろう、少し見てきますと行って、現場へ向かおうとする。
だが自分も気になるからと、男性ハンターも一緒に行くという。
何か嗅ぎつけたのか、穏やかな印象でつい目の前の男が誰であるか惑わされてしまうなと、犬飼は注視するのだった。
その頃、田辺は旬に、私共の機械では測定できないと説明をしていた。
精密測定機を使用するには上部の許可が必要なので、3日後にまた来ていただけませんかと話す。
旬が測定保留判定を受けているのを聞いた周囲の人々やスカウトは、あれがS級ハンターかとざわつく。
測定不可など、言葉で聞いた事はあっても、実際目にしたことはないからだ。
10人目のS級ハンターだ、中小ギルドなど相手にするはずもないがチャンスかもしれない、S級と交渉する資金がギルドにないなど、様々な思惑をする人々。
そこへ、日本一ギルドのハンタースのギルドマスター最上真が現れる。
ハンタースは、首都圏を中心に活躍しており、国内5大ギルドの中で唯一S級ハンターが二人所属しているギルドだ。
最終兵器とも呼ばれる最上が何故ここにと、現場はさらに騒然とするのだった。
漫画 「俺だけレベルアップな件」最新話62話の感想
魔力の再測定に来た旬。S級ともなると測定できなくなるのですね。
この結果によって、本人の努力に関わらず運命が決まってしまうので、測定する人たちは祈るような気持ちです。
諭すかのように期待も不安もないと言っていた男性が、E級で落ち込んでいたのは気の毒でした。でもあれは自分で自分が傷つかないように予防線を張ってしまい、E級でも構わないという結果を受け入れる態勢を作ってしまったのが失敗ではと思ってしまいました。C級と祈っている男性はC級でしたしね(→次回63話での内容でした。調べているうちに間違ってしまいました;;)
この漫画は、知ったかして未来を諦めている人よりは、どんなに無様でも諦めなかった人物が結果を掴んでいますよね。
話は変わりますが、犬飼はハンタースのS級ハンター最上と会っていました。犬飼が初めに登場したときはMOB感ただよう見た目をしていましたが、今や色々なS級ハンターと顔見知りの重要人物となりましたね。見た目も良くなりました。
犬飼はA級のようですが、右京と白川の衝突を止めたこともあるので、かなりの実力があるようです。A級上位圏なのでしょうか。
そんな彼と話していたのが、最終兵器との呼び名がある最上ハンター。人類最弱兵器の旬と対になるのでしょうか。最弱兵器が最終兵器を超える展開がありそうです。
旬は日本の10番目のS級ハンターなので、残りは白川、右京、美濃部、最上、向坂、他4名のようですね。
ちなみに向坂と美濃部は57話で少し紹介されていました。ハンタースの二人目は向坂雫。少しずつS級ハンターが登場してきましたが、それぞれどんな人物なのか気になります。
まとめ
・旬は再測定するが、S級レベルの魔力だったため、測定不可であった。
・旬は日本で10番目のS級ハンター
・日本最大手ギルドのハンタースのマスター、最終兵器の呼び名を持つ最上真が旬に接触しようとする
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに