漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「彼女が公爵邸に行った理由」原作Milcha漫画Whale・原題그녀가 공작저로 가야 했던 사정
小説内に転生してしまったレリアナが、生き残るためにある公爵と婚約取引をし、互いに惹かれあっていく、転生系恋愛ファンタジー漫画です。
毎週金曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、実家に戻ったレリアナ。娘の幸せを願う両親に、中身は別人なのにとレリアナは申し訳なく思う。
ウィンナイト公爵との婚約を押し切った以前に、自分がどこか変な行動をしていなかったかとレリアナは母に聞くが、特にないという。
その後、ウィンナイト公爵家について侍女たちから質問攻めされ、ノアとアダムを猛獣に例えたり、呪われた鏡の話を教えてあげる。
彼女たちの要望に応えたところで、専属メイドのべニアを呼んでと頼むのだった。
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漫画「彼女が公爵邸に行った理由」78話のネタバレ
べニアはレリアナの専属メイドで、ほぼ丸一日レリアナにつきっきりだった。
誰よりも旧レリアナに詳しいだろう、彼女が知らなければ他に手がかりがない。
レリアナが自室で待っていると、べニアが現れた。
まだオレンジ茶は飲まれていますかと言い、マクミラン夫人が用意したという良質のオレンジ茶を淹れてくれる。
ベニアに聞きたいことがあるというレリアナ。
以前、自分が飛び降りるとわめき屋根の上に上がったことがあっただろうと言い、それ以前に何かおかしなことはなかったかとレリアナが聞くと、家には秘密にしてよく外出していたようだと、べニアは答える。
何度も口止めして出かけていたので、ウィンナイト公爵と密会するためにそうしたのだと思っていたのだと。
ただ詳しい場所まではよくわからないという。
馬車を使っていたと聞いたので、レリアナは馬丁に聞きにいくことにする。
べニアは何故突然そのようなことを聞くのか、実は公爵様ではなく他の男性と密会していたのかと突っ込んで聞いてくる。
レリアナは、ただ記憶が合ってるかどうか確かめたかっただけと話す。
馬小屋まで聞きにいったレリアナ。
馬丁はなんとなく覚えているようだ。
屋根の上に登って、追ってこないでと叫びながら大上がれしていたあの事件の前の話ですねと、耳の痛いことをいう馬丁。
あのときは本当に大変だった、従業員たちは屋根に上って、地面には布団を敷いて、レリアナ嬢はここはどこか、帰ると言って鼻水まで流して泣いていたと、黒歴史をほじくり返される。
記憶力が良すぎるようだ。
それ以前のことであれば、いつもなら宴会やパーティなどなければ、外出することのなかったお嬢様が、よく外出されるようになったのでよく覚えていると言う。
馬丁は自分も詳しくはわからないが、どこかの市場まで行き、野菜の見せの前で待っていてほしいと言われたのだと話す。
今からそこに連れていってもらえないかというレリアナ。
その後、連れてきてもらったが、何も思い出せない彼女。
実際に目でみれば、何かわかるかもと思ったがダメだった。
もしかしてどっちの方に行ったかも覚えているかと彼女が馬丁に聞くと、おそらく向こうに行かれたかとと、薄暗いひと気のない路地を指さす。
何故あのような物騒なところに行くのかと心配になったのを覚えていたそうだ。
レリアナは、いつもの場所で待っていてほしいというと、馬丁は野菜の店の前で待っていると答えた。
そうしてレリアナは、ひっそりとした暗い道を行く。
道端にはやつれた浮浪者が座り込んでおり、不穏な雰囲気だ。
こんなとろこに貴族令嬢がくる理由とはなんだろうと、レリアナは不安になる。
知らない恋人がいたわけではないことだけは幸いだが、このまま迷子になりそうだ。
今日は一旦戻ろうと彼女が考えていると、今日は買っていかないのかと話しかけられた。
声をかけたのはみすぼらしい恰好をした老婆で、ここにくるときはいつもこれを買っていってくれたじゃないかと言う。
この人は何か知っていると気づき、レリアナはそれを全部くださいと言って、何かの野菜を購入。
似たような建物ばかりで道が覚えられない、以前私が向かったところは覚えてないですかと聞いてみると、あの占い師の家に通っていたじゃないかという老婆。
その広場で毎日占いをしていた女だ、あの建物の301号室だと。
するとそこへ、おやレリアナこんなところで偶然会うなんてと、声をかけられる。
ここまでよく出会うのは偶然ではなく必然ですね、と言って現れたのは、ジャスティンだった。
漫画 「彼女が公爵邸に行った理由」78話の感想
レリアナの過去探しが始まりましたね。少しずつですがわかってきました。
以前のレリアナは、占い師のところに通っていたようです。以前ヒーカーがレリアナに邪術が使われた痕跡があると見抜いてましたが、そのことと関係があるのでしょうか。
自ら望んで邪術を受けたのか、事故だったのか、気になりますね。
浮浪者がいる危ない地域で、女性一人で歩き回る彼女。
彼女が困っているときに現れるのはジャスティンです。一途なようで女たらしのなかなか侮れない彼ですが、いつも彼女の窮地を救ってくれます。
今回も彼が登場してくれたので一安心ですね。
ジャスティンがいたということは、このエリアの地下で過激派の集まりがあったようですが、以前のレリアナも関わっていたのでしょうか。不穏な流れになってきましたね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに