無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、ベラとの打ち合わせが終わったレイリンは、すねているデリスに抱き着く。デリスは機嫌を直し、彼女に手作りの料理を用意する。絶賛する彼女。
彼女が彼に試食させたスプーンでそのまま食事を続けるが、鎮静剤の副作用は出ず、平気なようだった。これならバードキスならできるとデリスは嬉しそう。
その頃地下牢で、落ち込む元ソペンの高級官僚ら。まだ生きている幼いソペンの王子の成長を待って、国を取り戻す計画だったが、あのカリアードが大公になったことで泡と消え、今後のことを悲観していた。だがレイリンの采配で、復権できることを知る。
デリスと共に自分の執務室に入ったレイリンだが、先に待っていたベラがデリスを見て怯えたのでデリスを追い払う。ベラはレイリンに、星、と言って抱き着くのだった。
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漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」34話のネタバレ
怖いよと言ってレイリンにしがみつくベラ。
確かにソペン王国に忠誠を誓った公爵家の令嬢が、主君を殺したカリアードを恐れるのは当然である。
でも妃殿下のために頑張る、私が必ず幸せにして見せると言って、愛の告白のような言葉を言いながら、ベラはレイリンの手を握り締める。
落ち着いたベラに、メイド長はカリアードと頻繁に顔を合わせるのだが大丈夫かとレイリンが聞くと、自分はちゃんとやれると慌てるべラ。
ひょっとしてカリアードがあなたにひどいことをしたことがあるのか、よければ話してみてとレイリンが言うと、カリアードは私を殺そうとしたのだと打ち明ける。
デリスがあの殺人鬼カリアードだと言うことを忘れかけていたレイリンは、ハッとする。
ベラは、昔のことだし遠くから見ただけだから大丈夫だと言う。
レイリンはベラを抱きしめると、戦争は終わったし、彼はもう敵ではないから大丈夫、そんなことは二度と起きないと彼女を慰めた。
その頃厨房では、大公殿下が来るから新鮮な食材を用意するよう、料理長に通達が入る。
料理長のダイナは、まさか料理を教わりに来た貴公子がカリアードだと知り、倒れそうなほど驚いたのだが、料理を習う目的が妃殿下のためと知り、少し安心していた。
彼の才能は驚異的で、これからどんな料理を生み出していくのか料理人として楽しみでもあった。
そしてシチューの鍋を見つけ味見してみると、極上の味だ。
これは大公殿下が作ったに違いない。
彼女は感動し、厨房に来たカリアードに、張り切って料理を教えるのだった。
そうしてまたもや完璧な料理を作り上げたカリアード。
妃殿下もさぞお喜びになるでしょうと言われ、デリスはレイリンに、あなた、と呼ばれたことを思い出し頬を赤くする。
レイリンが愛しくてたまらないデリス。
しかしあのメイド長が気に食わない、見たことが有る気がするので少し調べてみようと思うのだった。
それから数日後。
ベラのおかげで膨大な業務は少しずつ体系化された。
レイリンが廊下を歩いていると、地下牢から解放された高級官僚らが、彼女に頭をさげ謝意を伝える。
救世主を見るような目で見られるので、レイリンは重苦しく感じる。
そこへベラが現れ、妃殿下に断りもなく挨拶など慇懃無礼だと怒鳴り、さきほどの貴族らを追い払おうとする。
ベラの男嫌いは筋金入りで、あれでは公務に支障があるのではと思うほどだ。
レイリンは貴族らに、また正式にお会いしましょうと言ってその場を去る。
ベラはレイリンが頼んでいた専用の執務室を用意し、正殿だけでなく行政部にも用意したと報告する。
仕事がとてもできる女性だ。
それは彼女だけでなく、ケイティが推薦してくれた執事長キテラ・ターナーという青年も素晴らしい人材だった。
彼はベラが初めに推薦してくれたターナー嬢の兄で、ソペン城執事長補佐の経験があるという。
彼らのおかげで、大公就任式の準備も順調に進んでいるのだった。
レイリンは執事長に会い、就任式の前に食糧庫を開放し配給すれば、領民たちの不満や緊張を和らげることができるという彼の企画書を褒める。
足りない人員は最大限サポートすると言って、レイリンは判を押す。
彼女が、何故もとは希望していなかった執事長になろうと思ったのかと聞くと、妃殿下がいたからだとの答え。
帝国に侵略されたときの城の惨劇を目の当たりにしたので、カリアード大公が恐ろしかったのだが、妃殿下はそのように誰もが恐れる人物と結婚した上に、大公殿下を大きく変えた、ソペンのために犠牲になられた妃殿下のように、自分も領地のためにこの身を捧げることに決めたのだと、彼は熱く語った。
デリスの意図通り、大公妃の自分立てて民心を掴むことは成功したようだと思うレイリン。
人事権もレイリンが握っているからなおさらだ。
でも1年だけの大公妃だと皆が知ったらどう思うだろうか、デルはそのあと私をどうするつもりなのかと、モヤモヤした気持ちを抱えるレイリンなのだった。
漫画 「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」34話の感想
ベラがカリアードを恐れる理由は、殺それそうになったからでした。それは怖くてたまりませんよね、仕方のないことです。
それでも愛するレイリンのために頑張ると言う彼女。レイリンを慕う人物は、官僚たち、執事長と、どんどん周りに増えていきます。
皆が彼女に期待していますが、レイリン的には1年の契約結婚なので、その思いが重苦しく感じてしまいます。
デリスは絶対彼女を手放さないのは間違いないですが、レイリンはそんなこと知らないですしね。あなたと言われただけで悶えるような彼なんですが、恐れずに早く気持ちを正直に伝えれば、何の問題もないのにもどかしいことです。
さて、ベラがデリスに殺されそうになったのは昔で、遠くから見ただけというのはどういう意味なのでしょうか。今回の戦争でおきたことではなさそうなのですが、デリスの情報収集で何かわかるのか気になりますね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに