無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、昔カリアードに殺されそうになったので、カリアードを極度に怖がるデラ。レイリンは、戦争は終わり彼も変わったから、もう二度とそのようなことは起きないと彼女を慰める。
厨房では、デリスがレイリンのためにまた料理を習っていた。抜群のセンスで究極の品を作り上げるデリス。レイリンのメイド長の態度が気になり、調べることにする。
レイリンがカリアードと結婚し大公妃となったことで、地下牢にいた高級官僚は復権でき、その姿に感銘を受けたターナー青年は執事長を受けてくれた。彼らはレイリンを救世主のようにみるが、彼女には重荷に感じられた。
契約結婚なので1年後には自分はここからいなくなる、皆はどう思うのか、契約がきれたらデリスはどうするつもりなのかと不安になるのだった。
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漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」35話のネタバレ
レイリンのもとに、エフランの両親からの手紙が届いた。
ベラは飲み物を用意すると言って、手紙を読む邪魔をしないように席を外す。
レイリンがどれほど素晴らしいことをしたか皆あなたを誇りに思っている、ハイデン卿から太閤殿下は噂に違わぬ恐ろしい一面もある反面、レイリンにだけは限りなく優しいという話を聞いたと書いてある。
大層なこともしてないし、大公妃になったのは詐欺られただけだとつっこむレイリン。
母は、どの令息やシュタントにも興味がないから結婚はしないかと思っていたが、こんな田舎の令息で満足できる娘ではなかったようですねと書いていたので、レイリンは自分の面食いぶりを嘆く。
大公妃であるレイリンはもう子供ではないのだろうけど、私の娘レイリンに送る最後の手紙なので無礼を許してくださいと書かれ、レイリンを思いやる母からの手紙に、レイリンは涙をこぼす。
その頃ベラは、レイリンが手紙を読み終わる頃かと、飲み物を持って部屋へ向かていた。
両親を思う気持ちは彼女には理解できないが、両親はレイリンにとって大切な存在である。
いつ星は自分に気づいてくれるだろうかと思うベラ。
すると、デリスがレイリンの部屋の前で腕組みして立っているのが見えた。
恐怖で震えが止まらないベラに、デリスはその飲み物は何かと聞く。
レイリン用だと聞いた彼は、俺が持っていくと言い、ベラから取り上げた。
震えるベラにデリスは、ベラ・デイラオル本名ジャネット・デイラオルと呼びかける。
しばらく昏睡状態だったお前が、義兄の謎の死によって公爵家唯一の後継者になったのだが、何故その爵位を捨てメイド長に名乗りでたのだと問う。
そういえばお前の父親も昏睡状態だった、爵位を捨てるのはまだわかるとしても、ここでこんなことをする理由は何かと。
ベラは、あの者は父親ではない、私はだた一族に利用されたくはないのだと答え、その場を去る。
家で差別を受けた娘の反抗でやっているのだろうか、だがあの女からやけに馴染みのある、何かの力のようなものを感じるとデリスは気になる。
すると、お母さん会いたいよと呟く、レイリンの嗚咽が聞こえた。
しゃがみこんで泣く彼女の後ろ姿を見て、彼女との距離を感じるデリス。
大人しくエフランに帰しておくべきだったのだろうか、契約結婚も爵位を守るためだったから、どうせなら高い地位をと思ったのが失敗だったのだろうか。
どうすれば君がこれ以上泣くことがなくなるのだろう、俺が君の最優先になれるだろう、リリンと、彼女を思うデリス。
レイリンは涙をぬぐうと、いつの間にか置いてあった飲み物に気づく。
自分が泣いてるのをみてそっと置いていってくれたのだろうかと、飲み物を頂くレイリンは、エフランの皆が元気そうでよかった、領地はしばらくお父さんに任せようと考える。
そして契約期間の間は、大公領の平和=エフランの平和なのだから、デルのイメージを改善させようと心に決めるのだった。
後日、ベラが選んでくれたドレスを着たレイリンは、すごく気に入ったと彼女に見せる。
露出が多く華やかな帝都のドレスとは違い、ソペンのドレスは首まである素朴で優雅なデザインなので、レイリンが今持っている帝都用の宝飾品は似合わないと言い、ベラはいまいちな反応。
確かにソペンはドレスが素朴なかわりに、大きめな宝石を身につける事が多い。
太閤殿下はネックレスどころか指輪の一つでも新調してくれないのかと呆れるベラ。
だがレイリンは自分はこれでいい、財政もそうだし、就任式の前に宝石で権威を見せつける必要はない、今回の日程の目的は、領地の雰囲気と戦争被害状況を把握するためのものだからと言い、このままででかけることになった。
今日は、ソペンの貴族たちと計6人でのティータイムである。
レイリンに謁見したいという人が多いので、2日間隔でティータイムという場をベラが設けた。
和やかに始まるティータイム。
不便はないかと聞くレイリンに、心配かけまいと不便はありませんとにこやかに答える貴族ら。
レイリンは、一昨日から大公殿下も謁見をうけることにしたことを伝え、戦場生活が長く厳しい面もあるが、皆さんのことを気にしていられるので是非謁見しにきてくださいと話す。
だが貴族達は青ざめている。まだ早かったようだ。
そこへ、ここにいたのか、朝から忙しそうだなと、デリスが現れた。
貴族たちは動揺する。
レイリンは席を立ち、急にどうしたのと彼に聞くと、彼女が忙しいので全然会えないからだと答える。
皆が私にだけ謁見しようとするからだと言うレイリンは、貴族たちの彼のイメージを返るチャンスなのではと気づいた。
普段のままだとただのフレンドシップに見えそうだなと考え込むレイリンは、チューしょうと彼に持ちかけるのだった。
漫画 「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」35話の感想
デリス始め、ベラも、貴族も皆レイリンに注目されたいと思っているようです。
しかしベラは本名でなかったのですね。昏睡状態だったベラが回復し、義兄が謎の死を遂げたのは何か意味があるのでしょうか。父親も昏睡状態だったそうですが、父娘で義兄に毒でも盛られたのでしょうか。
義兄がいるということは、ベラには姉がいたけども死んでしまった、もしくは殺されてしまったのか想像してしまいます。何か不穏な一族ですね。
父については、父親でもなんでもないと言っていたので、姉妹で虐げられてきたなかで命を落としてしまったのかもしれません。そしてレイリンを星と呼び、気づいてほしいというのは、以前に会ったことがあるようですね。謎が多い女性です。
今回のデリスもレイリン愛が強かったですね。本当に大事に思っているようです。そんな彼女に、チューしようと言われた彼の心境はどんなものか、微笑ましく感じます。
前回、バードキスならいけるとニヤっとしていたデリス。今回その機会が向こうからやってきました。鎮静剤をどの程度使用したのかわかりませんが、彼は応じるのか、泣く泣く断るのか、次回がとても楽しみですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに