漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」42話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다

何度死んでも記憶と能力を維持したまま復活する、無名のスケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。

毎週土曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、世界に1人しかいないゴブリンの魔術師マッドキャッシュの話を聞く彼。無限に物を保管できるアーティファクトを作り上げたのだそうだ。

ギルドに戻り、スライムに任務完了を報告する彼。ネクロン紳士会の連中が首にいれている蛇の入れ墨について聞くと、それは魔法であり、解くには刻印した術者によって違うと説明される。

スライムは当分ここを留守にすること、レナは試験に合格しまもなく戻ってくるが、彼に話があるだろうと告げる。

夜、戻ってきたレナはかなり思い悩んでいたようで、ギルドなど辞めて一緒に逃げないかと彼を誘う。だが彼は断ったので、レナは、ギルドから彼を指定した場所に連れてくれば支部長にしてやると言われたのだと打ち明ける。

それでも行くという彼に、レナは悲しそうだったが、彼の指示に従うのだった。

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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」42話のネタバレ

荷台に乗り、会話もなく移動する彼とレナ。

夜になり、空には満月が浮かぶ。

着いた場所はどこかの山。

レナの話では、荷台を降りたところからそう遠くないようだ。

そこには、岩山を円形に掘り下げ、中央に祭壇のようなものがある古びた遺跡があった。

階段を降りる二人。

途中に、石窟がちらほら見える。

レナに続き、中央の祭壇に向かう彼。

こんなところで会おうとしたのか、まるで神殿のようだという彼。

遅れずにここで待っていればいいと指示されたそうだ。

中央の祭壇には、角のようなオブジェが乗っており、供物を供養する祭壇のようだとレナが話す。

満月にかかっていた雲が離れ、辺りが少し明るくなると、祭壇がはっきり見えた。

どこかで見たことがあると思ったら、祭壇に乗っている角は、魔王の象徴だったのだ。

それは端正王プルソンの象徴だった。

26の軍団を1人で仕切る電撃の魔王で、頭部はライオンである。

体長30メートルの黒熊アインシュタインに乗り、トランペットを吹き鳴らす魔王だ。

T&Tギルドは、この魔王を崇拝しているようだ。

ネクロン紳士会の蛇の入れ墨も悪魔の象徴かもしれないと彼は気づく。

地獄の60の軍団を仕切る醜悪公ボティスの象徴だろう。

魔王の降臨までまだ10年もあるが、既に人間界に自分たちの勢力を広めていたようである。

するとそれぞれの石窟から、フードをかぶった者がぞろぞろと出てきた。

そして最後に、ターバンをかぶった老人が、杖をつきながら現れ、よくぞここまで来たと彼に言葉をかける。

その老人は、帝国第三本部長レトリック・アエザールと名乗り、石窟から出てきた人物は、同じ志を目指す者たちで、ほとんどがT&Tギルドの幹部なのだそうだ。

彼が、同じ志とは何かと聞くと、人間撲滅を願うものだと答える。

彼は驚き、人間嫌いのレナはわかるが、何故自分まで読んだのかと言うと、彼のこれまでの成長ぶりに呼ばずにはいられなかったのだと話す。

目覚めるとすぐにネクロン紳士会の虫けら2匹を殺し、亡霊の納骨堂では人間どもを皆殺しにした上、ダンジョンの幻からも自力で意識を取り戻し、危険を回避した。

それだけでなく、ウェブ・スリンガー(女王蜘蛛)を殺し、凶悪なユーブラム警備隊を全滅させた等々、たった1年で成し遂げた、こんな骸骨は見たことがないと、老人は話す。

君は実に興味深い、我々と共に新しい世界を作らないかと、老人は彼を誘う。

何故そんなものを作るのかという彼の問に、人間が他の種族にどんなことをしているのか、君もみてきただろうと言って、ターバンを外した。

洞窟は人間の経験値を上げるための工場のような扱いをされ、ゴブリンは奴隷に、我が鹿族も人間に飼育されていたと話す。

人間の薬剤に使うという理由で、角が生えては切り取られるという酷いことをされてきたのだと言う老人の角は、根本から折られていた。

その上人間は、同族の人間まで平気で殺すではないかと言われ、彼はサキュバスとルビアを思い出す。

どうしたいのかと彼が聞くと、もうじき巨大な戦争が始まるので、そこで流れた血を偉大な王に捧げるのだと言う。

そうすれば王が降臨し、人間たちを焼き殺してくれるだろうと。

漫画 「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」42話の感想

気持ちがすれ違ったまま、無言で移動するレナと彼。レナは彼に尽くしているので、自分の気持ちが伝わらず切なそうですね。

さて、レナに連れられ到着したのは、崩壊しかけた神殿でした。ただし祭壇だけはキレイな形を保っています。それがまさか魔王の祭壇だとは。

しかもそのおかげで、ネクロン紳士会に関わっているのが、もうひとりの魔王だとわかりました。

前回スライムが、ネクロン紳士会の入れ墨は誰が刻印したものかで解けるかどうかがわかる、人間の力を遥かに超えたものならばと言っていたのは、こういうことだったのですね。

そういえば、ゴブリンのダンジョンの正常化を依頼したのは、T&Tギルドそのものなのでしょうか。依頼者は明かされませんでしたが、自分たち人外を虐げる人間を排除する目的や、彼に人間の業の深さを見せつけるためにしたのかと、ふと思いましたが、どうでしょうね。

同じ人外として、人間の撲滅をと誘うレトリックですが、彼はどう返すのでしょうか。彼は悪人は嫌いますが、善人までは嫌っていません。ルビアやレアという人間が傍にいるからですね。

おそらく、このような誘いは断ると思うのですが、そうなった場合、周囲を囲まれているので危険です。レナもいますし。一度引き受けたふりをして抜けるのか、なんとか逃げ切るのかどうするのか気になります。

また、幹部がいると言っていたので、この場にスライムもいるはずですが、彼はどう関わってくるのでしょうか。姿が自在に変えられると言っていましたので(21話)、別人になっているのかもしれませんね。

まとめ

・レナに連れられ到着したのは、魔王の祭壇だった

・T&Tギルドは端正王プルソンを、ネクロン紳士会は醜悪公ボティスを崇拝していたことが判明

・T&Tギルドは人間撲滅を志しており、これまでにない活躍をする骸骨の彼を、その仲間に加えたいとのことだった


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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