漫画「盗掘王」9話のネタバレと感想!あらすじまとめ

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「盗掘王」漫画3B2S、脚色Yuns、原作sanji-jiksong、原題도굴왕 

現代に出没した神の墓。その中に存在する遺物は、人間に異能力を与える。異能力によって大金を得る者、世界を手に入れようとする者が現れ、そして次々と遺物を奪う「盗掘王」が現れた。しかし彼は利用するだけ利用され、捨てられる。カラスの異物と契約し15年前に生き返った彼は、過去の知識や記憶を活かし、様々な遺物を得て復讐の道を進む、アクションファンタジー漫画です。

毎週火・金曜日に1話ずつ、最新話が更新されます。

前回のあらすじは、新井弟の取り巻きだった金髪の呉羽昇ら三人のチンピラを脅した遼河は、シアンギャラリーのツテを使って秘密のオークション・マイダスに参加し、情報収集をするよう指示する。

その後遺物狩りに出かけた遼河は、中国発掘団の劉と出くわし、おちょくりながらも劉の遺物を確認する。

するとその場の古墳化が始まり、激しく地面が揺れる。劉のもとに、この前の遺物を奪った者が近くにいることを伝えられ、内容から遼河が遺物を持ち去ったことがばれるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「盗掘王」9話のネタバレ

遼河を探す劉。

予言の人物を見つけたから、次の予言を早めに送るよう頼み、劉は墓へ向かった。

一方遼河は、墓の発生場所である駅まできていた。今回は凶悪なオーラが漂っている。

追い付いた劉が、拳銃を遼河に向け、所持品を出すよう脅す。

すると、またドーンと地面が大きく揺れ、強烈なオーラにより上方に爆発しますと通知がでた。

激しい爆発音と眩しい光が放たれ、折れた刀があちこちに刺さっている場所に落とされる。

今回の遺物は、より多くの人間を殺そうとしたのか、沢山の市民が巻きこまれた。

この墓には見覚えがあり、日本刀・村正の遺物であった。

村正とは、戦国から江戸時代にかけて人気を博した刀工であり、凄まじい切れ味を誇り、多くの武将に愛された。

しかし徳川家康の祖父や父親が、息子までもが村正に斬られて死んだため、家康は全ての村正の破棄を命じた。

このことから民の間では、妖刀村正の伝承が広まり、さらにその伝承の影響で、この墓は特段に人間に対して好戦的であった。

ウィンドウが開き、凶悪なオーラにより皮膚が害される、体の保護が必要だと通知してくる。

チクっとした痛みとともに、遼河の皮膚が少しずつただれ始める。

早くクリアしなければと思う彼の背後から、劉が銃口をつきつけ、所持品を全部出せと脅してきた。

遼河は、なんで俺がお前の指示に従わなければならないのか、撃ちたきゃ撃てよ、撃たない方がいいけどなと、煽り返す。

頭に来た劉は、強がったことを後悔させてやると言って、遼河の足を撃ちぬこうとした。

しかし手元で銃が暴発し、苦しんだのは劉の方だった。

遼河は、遺物は人間が楽をするのを好まないため、墓の中では現代の武器は通用しないと説明する。

そのことをなんで知っているのか、金の斧銀の斧を持ち去ったのはお前だろうと、劉が指摘すると、そうだと言い、遼河は劉の襟首を掴む。

そして、邪魔だから失せろと言って、劉を地面に叩きつけた。

実はそこは罠で、地面から落ち武者の土偶のような泥人形が湧き出てきて、劉の身体にしがみつく。

遼河は、その罠は少々厄介だぞ、達者でなと言い、劉を置き去りにする。

劉の周りにいた民間人は、その光景を何事かと遠巻きにして見ていた。

泥人形にしがみつかれたまま動けなくなっていた劉は、誰か中国語の分かる人はいませんかと周囲はの人々に声をかけると、一人の青年が名乗りでてくれた。

しかしその他の人々は、コイツはさっき拳銃を持っていたぞ、危険な人物かもしれないと、青年が近寄るのを止める。

劉は、人民解放軍の身分証を出し、自分は人民解放軍所属であり、この異常現象に対する訓練も受けている、皆さんをここから助け出しますと説得するのだった。

その頃遼河は、劉を投げた隙に奪った遺物がどんなものか確認していた。

縄模様の腕輪と、ケースに入った餅の遺物だ。

これは、太陽と月になった兄弟の物語の遺物であった。

(韓国の童話──昔、山深いところに住んでいた親子がいた。母は幼い兄妹を留守番させ、山の下まで働きに行き、帰りに沢山の餅が入った籠を頭に乗せて家へと急ぐ。道中に虎が現れ、餅を一つくれれば襲わないと言う。母は餅を一つ投げ逃げるが、何度何度も虎が現れ、餅が尽きてしまい、最後には食べられてしまう。

虎は母の着物を着て変装し、残された子どもたちも食べようと家へと向かうが、着物からしっぽがはみ出ていたのでバレてしまう。木の上に逃げた子供は、神に祈り、神は縄を天から降ろす。そして暗いところが苦手な妹は太陽になり、兄は月になった。)

虎が寄越せとねだった餅と、兄妹を助けた縄の遺物で、クラスは高くはないが、有用なものである。

そしてこの遼河のスリの技術が、小賢しい手癖の称号獲得になり、盗掘屋基本スキル・手癖を活性化させた。

これで盗掘屋基本スキルの4つが全て活性化された。

すると、ミッション完了、墓を脱出した後に褒美が与えられると表示が出た。

完全にゲームキャラ扱いをしてくるカラスにムカついたものの、自分の利益になると、カラスのこのルールに乗ることにした。

遼河はトゥームグリフを解読しながら進んだので、安全な小高い場所にいるのだが、そこから数メートル下の場所から、助けてくれと叫び声が聞こえた。

何事かと覗きこむと、女子高生がナイフを持って、周囲の人を襲っている。

どうやら大勢の民間人が、罠にかかったのであった。

漫画「盗掘王」9話の感想

今回のエピソードに、韓国の童話と、妖刀村正の話がでてきました。

韓国の童話のほうは、知らない方が多いと思いますので、かなりざっくりですが載せておきました。ちなみ私も、今回のエピソードで初めて知ったお話です。

あの話は、妹が虎の手に油を塗るように勧めて木に登れなくしたり、兄妹が掴まった縄は新しい縄だったが、虎のは古い縄だったから虎がトウキビ畑に落ち死んでしまい、虎の流した血によってトウキビが赤くなった、みたいな内容のようです。

妖刀村正は、RPG系のゲームをする方なら何度か聞いたことのある言葉だとは思います。

家康が廃止云々は、切れ味が素晴らしかったので、結構な人が持っていた、家康も家臣に配った、ほとんどの人が持っていたので、村正で斬られるのは当たり前、という話のようです。

さて、遼河は劉を罠にはめ、遺物も奪い、順調に進んでいましたが、劉はどうしたのでしょうか。市民らに助けてもらえたのでしょうか。

劉も性格がネジ曲がっているようなので、今後どう動くか怪しいですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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