漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、レイリンは自分がカリアードの妻として、殺人鬼の業まで背負える自信がないと、なんとかこの契約を無効にしようとしていた。
彼女のためならなんでも聞いてくれそうな彼の優しそうな声を聞き、契約書の書き直しを頼んで見ると、承諾してくれた。
大公妃となったので、契約書などなくても、レイリンの父に爵位を戻したり、後継者を立てることもできるのだが、そこまでの権力を彼女は求めてなかったようだ。
なんでこんな目に合わないといけないのかと、涙をこぼす彼女に、ずっと一緒にいてもいいかと彼は問うのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」19話のネタバレ
彼の突然の告白に、レイリンは怖くなり、走って部屋から出ようとする。
しかし、彼にドアを押さえられ逃げられない。
一緒にお風呂にいこうかと耳もとで囁く彼に、10%と叫ぶ彼女。
削りたければ削ればいい、品格維持費などもらわなくてもいいんだと言う。
レイリンは、この変態殺人鬼と叫び、彼のスネに蹴りを入れた。
しかし、彼のスネは鋼鉄かのように固く、レイリンの足の方にダメージが。
デリスは、今のでプラマイゼロだなと笑うのだった。
翌朝、レイリンの足首は骨折を診断された。
3週間は包帯をとってはならないと言われ、呆然とするレイリン。
スキンシップをやりすぎたかなとからかうデリスの言葉に、まさか昨晩、と侍女たちがソワソワする。
骨折するスキンシップはどんなだよと呆れ、心の中で突っ込むレイリン。
薬も処方され、医師と侍女らは部屋から出て行った。
ネズミが猫の前でイキった結果だが、憎たらしいとベッドに腰掛けているデリスを睨む彼女。
デル、あなたってブサイク、大嫌いと、言ってみるレイリン。
不細工な私に不細工と言われる気分はどうだと思う彼女。
だがデリスは無言で立ち上がり、ショックを受けているようだった。
レイリンは慌てて、脚が痛くて八つ当たりしただけだからと言い訳すると、リリン、ブス、気に入らないと言われてしまい、打ちのめされる彼女。
だが、可愛いと微笑むデリス。
思わず赤面するレイリンは、動揺し顔をそむける。
デリスは、今まで味わったことのない温もりや安息に、彼女に触りたいと思う気持ちが押さえきれず、シーツをぎゅっと握った。
刹那の静寂をもとめて人を殺すように、抑えきれない欲求が彼を襲った。
彼女の存在は鎮静剤とは比べ物にならないほどだ。
変な雰囲気になってしまったため、レイリンが話題を変える。
ソペン城にいつ行くのかと聞いてみると、いつ行こうかなと曖昧な答え。
ソペン城はエフラン家と同じ方向だから途中まで私と一緒なのか、私の怪我が治るまで待っているのかと聞くが、全部生返事で返してくる。
彼はちょっと待ってくれと言い、鎮静剤に火をつけた。
これがないと外部からの情報が多すぎて、集中できないそうだ。
窓からはるか先に見える時計台のてっぺんにとまっている、鳥の鳴き声が聞こえると言う彼。
神出鬼没で手から炎を出せるし、それぐらいはできるのかなと、ポカンとして聞くレイリン。
鎮静剤を吸うとそれが聞こえなくなるのかと聞くと、全く聞こえなくなるわけではなく、1階でレイリンのメイドが俺の悪口を言っているのぐらいは聞こえると答える。
レイリンは、アンに悪気があるわけじゃないとフォローする。
とにかくソペンにいつ行くかはまだ決まってないのねと彼女が確認すると、すぐ行きたければ抱っこして連れていってやるという。
アンに支えてもらいながら行くからと断る彼女。
両親に会いたいから荷物まとめたらすぐに行くと言う。
ここでデリスと別れたら、次に会うのは後継者デビューの時になるのかと、彼と離れるのがホッとするような寂しくなるような複雑な気持ちになる彼女。
するとデリスが、ソペンでは内政の多くが王妃の仕事だと聞いたが、その仕事はこれから誰がするのかなと言う。
そう、いまや大公妃となったレイリンの仕事だ。
つまりレイリンは、彼と一緒に大公妃としてソペン城にいかなければならないのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」19話の感想
ずっと一緒にいてほしいと言われたレイリンの答えは、怖くなって逃げるでした。
彼の本気の殺意を目にした上に、仕事とはいえ目立つところで数々の殺人を行っているわけですものね。いくら好みの男性でも、恐ろしいでしょう。
しかし追い詰められて彼に蹴りを入れるレイリンは可愛いですね。怯えてるだけでなく、反撃するあたりが。結果骨折してしまいましたが。
骨折するほどの勢いで思い切り蹴った彼女。超常能力を多数持つ彼は、鋼の肉体も持っていましたね。彼の体が固いのが原因でしょうが、レイリンの骨もかなり弱そうです。
舞踏会が終わり、後継者デビューまではお互い用がないだろうと、ソペンに帰るつもりのレイリン。デリスはもちろんそんなつもりはなく、彼女と一緒です。
しかもソペンは王妃の仕事がかなりあるようですね。権力を手に入れましたが、当然それに付随する義務も発生しました。彼女が望んだ権力でないのに、散々ですね。
さて、次回は骨折したレイリンとデリスがソペンに移動する話でしょうか。デリスが彼女にぐいぐい迫るので面白いですね。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに