漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、レイリンは、ダリアアトリエが持参したドレスを試着し、仮縫いをしてもらう。
執事のエイソンは皇帝からの質問をカリアードに伝える。
その話のなかで、あれほどカリアードが探し回っていた星の欠片を調べもせずに、帝国に戻ってきたことを知り、驚くエイソン。
カリアードは星の欠片よりも、レイリンが気になって仕方がないのだ。
そんなカリアードが、眠る彼女にいたずらで触れると、ピタリと彼を悩ませている他人の雑音が聞こえなくなった。
レイリンは一体何者なのかと驚く彼なのだった。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」12話のネタバレ
そういえば昨日も、雑然とした感覚がなかったとレイリンとの関係を考えるカリアード。
すると、それチョーダイと可愛い顔で寝言をいう彼女。
これほど可愛いのに手が出せないなんてと彼は苦悩する。
契約期間は一年だが、知れば知るほど手放したくない。
彼は上着を持つと、もっと帝国語を勉強しておくべきだったなハニーと言い残し、部屋から出ていった。
翌朝、目を覚ましたレイリンは、いつの間にかカリアードがいなくなっていたので、一言言ってくれてもいいのにとムッとする。
レイリンが起きたことに気づいたアンが来たのだが、何故か顔が真っ青だ。
なんでも皇室の舞踏会で、二日連続で殺人が起きたそうだ。
犯人は捕まったのかと驚くレイリンに、あの男だというアン。
レイリンは自分たちの馬車を襲った、殺人鬼カリアードだと察する。
その男は舞踏会初日から、不気味な笑みを浮かべながら計5人を殺していたそうで、明日も現れたらどうしようとアンは怖くてたまらない。
レイリンはそれでも舞踏会が続いていることに違和感を持ちつつ、舞踏会の規模のわりに被害者が少ないこと、レイリン達が襲われたときも、他の貴族は皆殺しにされたが自分たちは無事だったことを考え、殺すならあの時殺していたはずだから自分たちは大丈夫だと、アンの不安を取り除こうとする。
それにカリアードはソペン国王は殺しても、一緒に戦ったお父様達は無事だったでしょうと付け足すと、アンはほっとする。
レイリンだって怖かったが、舞踏会に参加しないわけにもいかず、ただカリアードが無闇に殺す男ではないことを祈るのみだった。
その後レイリンは、デリスとの初めての食事会のため、彼の美貌に釣り合うよう、艶やかに着飾った。
帰ってきたデリスは、彼女をリリンと愛称で呼ぶ。
彼女は彼の相変わらずの美しさにメロメロな上、リリンと呼ばれたことで顔が真っ赤になる。
それなら私も可愛い愛称で呼ぼうと、彼をデルと呼んでみる。
呼び名が気に入ったという彼に、レイリンは舞い上がる。
そんな2人の様子を見て、ハイデンは親離れした子を見る複雑な気持ちになり、エイソンは困惑していた。
レイリンとデリスは向かい合って食事をとる。
料理を堪能するレイリンは、この邸宅のシェフを褒めると、その者は平民だというデリス。
それがどうかしたのとよくわからないレイリン。
モグモグ食べるレイリンに対し、彼は食欲がないと言って手付かずだ。
彼は彼女が食べている姿が見たいのだという。
彼女はイケメンがスパイスになり、食欲が増した。
彼女が食べ終わると、そろそろ部屋に戻ろうかとデリスが手を差し出す。
その様子を伺うエイソンは、彼が鎮静剤を吸っていないのに気づき、あのままレイリンを殺すのではないかと焦る。
なので、彼に入浴の準備が出来たと声をかけ、レイリンから離そうとした。
エイソンの動揺した顔を不思議に思うレイリンだが、部屋に戻ろうという意味で、行こうとデリスに声をかける。
デリスは、一緒にいいのかと戸惑う。
部屋に戻ろうって自分で言ったじゃんと思うレイリンだが、先程お風呂の話がでたことに気づき、一緒にお風呂かと顔が真っ赤になる。
恥ずかしくなった彼女は、何言ってるのバカ、変態とデリスをポカポカたたき、赤面したまま急いで部屋を出て行った。
殺人鬼を殴った彼女にエイソンはドン引きだ。
デリスはポカンとしていた。
慌ててアンのところまで戻ったレイリン。
帝国では夫婦仲良ければ何するにも一緒とは聞いていたが、まさかお風呂までと、レイリンはあれこれ想像しパニックだ。
アンはそんなレイリンを見て、お嬢様がこんなに幸せそうなので、ナインナイトは相性をみる実力もあるのだと感心する。
その頃デリスは、胸の高鳴りが止まらず戸惑っていた。
まるで獲物を仕留めるときに似た快感のようでまずいと思った彼は、慌てて鎮静剤を吸う。
エイソンは、先程の鋭い感じは薬効が切れたときと同じだった、伯爵が殺されずにすんでいることが奇跡だと考えていた。
あれほど近くにいるのに、彼女はこの悪魔の正体に気づいていないのだろうか、自分の命が危険な状態であることを知らないのだろうかと、エイソンは案じるのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」12話の感想
カリアードは相当レイリンが気に入ったようで、いきなり愛称で呼び始めました。それに応えるレイリン。傍目からみれば完全に新婚夫婦です。
レイリンは、彼の名前を間違ったまま認識しているので、殺人鬼だとは知らず、普通に接しています。
帝国人からすれば、かなり異質の存在ですよね。まさか名前が読めていないだなんて思わないでしょうから、殺人鬼カリアードだと知ってわざわざ結婚した怖いもの知らずのお嬢さんとしか思えない。
そんな彼女とカリアードのやり取りを、ハラハラして見ているエイソン。
レイリンは、カリアードを深闇やたらに人を殺すわけではないと判断していましたが、エイソンの反応をみるとわりとあっさり殺しそうではあります。シュタントに対しても、うるさいから殺そうかと考える程度には軽いです。
だからちょっとしたズレで、いつどうなるかわからないのですが、カリアードは彼女にメロメロなので心配ないですね(笑)
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに