漫画アプリ・ピッコマで連載中の「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」原作BakHedam、漫画Pearjuice、脚色Jade、原題이건 명백한 사기결혼이다
伯爵令嬢に転生した主人公が、爵位を守るために1年だけの契約結婚する。お相手は超絶イケメンの情報ギルドのマスター。しかし彼の本当の正体は、狂気の殺人鬼「カリアード」。殺人鬼と彼女の甘い新婚生活を描く、恋愛漫画です。
毎週月曜日に最新話が更新されます。
前回のあらすじは、夜中にカリアードに見つめられていたことを知らないレイリン。朝目覚めると、皇室の舞踏会で立て続けに、カリアードによる殺人事件が起きたことを知る。自分達はターゲットではないはずと、レイリンは舞踏会参加を諦めなかった。
そんな彼女は、デリスと初めて一緒に食事をとる。彼は何故かリリンと彼女を愛称で呼ぶので、彼女もデルと呼ぶことにした。契約結婚だが仲睦まじい二人。
デリスがカリアードだと知らないレイリンは、彼に普通に接する。デリスは胸の高鳴りが収まらず、彼女が部屋から去ると慌てて鎮静剤を摂取する。
そして彼の正体を知っている執事のエイソンは、いつレイリンが殺されるかとハラハラしていた。
詳しくはコチラにてまとめてあります
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」13話のネタバレ
その夜、ナインナイトギルド本部では、部下たちがエフラン伯爵の件を愚痴っていた。
彼女の好みが年下じゃなくて良かったという部下。この人物は、レイリンの結婚候補者のファイルに載っていた人物である。
なんとカリアードは、自身の部下達を候補者としてまとめていたのだった。
レイリンに興味津々なカリアードに目をつけられないよう、それぞれがレイリンに嫌われるような嘘の設定を書き足して、選ばれないようにしていたのだ。
部下の一人チャーリーは、10日間もカリアードの顔を何百枚と描かされ続けていたため、ショックのあまりまだ療養中らしい。
どうせカリアードという名前を見られたら終わりだというのに、何故あれほど肖像画の出来栄えにこだわったのか意味がわかった、まさか伯爵が帝国語が読めないなんてと話す彼ら。
ファイルを作成する時、カリアードの顔に伯爵は俺のだと書いてあったので、もしこの3人のうち誰かが選ばれでもしてしまったら、始末されていただろうと恐れる。
いくらあのマスターでも、初めて興味をもった女性にひどいことはしないよねと心配になる。
マスターと伯爵は明日、夫婦として初めて皇室の舞踏会に顔を出すので、無事に終わることを祈るしか無いと話す部下たちなのだった。
一方その頃、入浴の終わったレイリンは、アンにキレイに支度を整えてもらった。
そしてデリスの待つ寝室へ向かう。
もちろん契約結婚なので特に何があるわけでもないが。
寝室へ入ると、同じく支度したデリスが待っていた。
舞い上がってしまい、ぎこちない動きになるレイリン。
あんなに眩しい生き物の隣で、自分は一体どうやって眠ったのかと不思議だ。
先に眠ってしまえばいいのだと考えたレイリンが、先に寝るねと声をかけると、俺も寝ると彼も近くに寄ってきた。
しかし髪がびしょびしょのままだ。
髪を乾かさないと風邪ひくと彼女が言うと、一度もひいたことがないと答える彼。
そんな人に限って、いざ風邪をひいたら危ないのよと彼女が言うと、じゃあ拭いてくれとタオルを手渡される。
自分は一応伯爵だからやってもらう立場なんだけどと彼女が言うと、なんだできないのかと言われてしまい、こうなったら華の女子高生だったときの伝説のマッサージを披露してやろうと企む。
タオルを被せ、頭皮を指圧しマッサージする彼女。
デリスは髪まで完璧で、ハリがありきれいな直毛、量も多い。
ふとレイリンは、昨日と一昨日カリアードが現れたと聞いたのだけど、と話し始めたので、彼はピクリと反応する。
帝国一の情報ギルドだから機会はあるに違いないと、デルもカリアードに会ったことがあるのでしょうと聞く。
デリスはその質問には答えず、頭皮マッサージを堪能する。
デリスが期待した目を向けるので、レイリンは頭皮マッサージをやめ、すぐ眠ることにした。
また頼むと言うデリスに、やってあげるの生まれて始めてだったのだから光栄に思いなさいと笑う彼女。
その言葉を聞き、なぜか彼は言葉をなくす。
そしてそのまま彼女はスヤスヤ眠り始めたのだった。
翌朝、メイド達に身支度を整えてもらうレイリン。
アンが、今の旦那様をお選びになった理由は何かと聞くと、他のメイドがギョッとする。
レイリンはそれに気づかず、優しそう(イケメン)だったからと答える。
アンも気づかず、確かにあんなに格好いい方が性格悪いはずない、さすがご主人さまと微笑むので、他のメイドはぎこちなく同調する。
メイドの一人が、鎮静剤について何か聞いていますかと言うので、確か眠れないから吸うと言ってたのを思い出し、大体はとレイリンは答える。
そういえば最近私の前では吸ってなかったことに気づき、一緒にいて気が楽ということは、女として見られていないのかと勘違いし、レイリンは落ち込んだ。
そのメイドは、もし鎮静剤を吸い忘れているようなら、命に関わるので必ず吸うように言ってくださいと言う。
デリスの命に関わる大事なものだったのかと思ったレイリンは、彼にきちんと言うとメイドに約束した。
身支度が終わり、レイリンは完成したダリアアトリエのドレスを着る。
淡い水色のフィッシュテールのドレスだが、着なれないデザインなのでレイリンは戸惑った。
アンは、帝国スタイルはこれぐらい派手なのが基本、今日はご主人さまが一番美しいに違いないと、大興奮である。
兎にも角にも、無事契約結婚ができてよかったと思うレイリン。
この舞踏会が終われば父も帰ってくるし、家門も維持できる。
今日カリアードさえ現れなければ、計画通りに進むだろう。
レイリンが玄関へ向かおうとドアを開けると、危険だからとアンだけ他のメイドに引っ張られ部屋の中に戻された。
レイリンは変に思ったが、特に気にせず進む。
そして彼女は感動する。
そこには、白いスーツを身にまとい髪をかきあげた、相変わらずの輝かしい美貌のデリスが彼女を待っていたのだった。
漫画「これはまぎれもない結婚詐欺ですっ!」13話の感想
なんと、レイリンの依頼で用意されたファイルは全て、ナインナイトギルド員でした。ろくに調査してないじゃないですか(笑)
カリアードは絶対自分を選んでもらうつもりだったのでしょうね。
レイリンには、それとなく混ぜてみただけのようなことを言ってましたが、願望がだだ漏れです。なんだか憎めない人物ですね。
レイリンもレイリンで、細かいことは気にせず、イケメンのデリスを見ては喜んでいるというなんだか緊張感のない人物なので、二人共どこか抜けていて憎めない可愛らしい夫婦だと思います。
二人のイチャイチャを見守る漫画ですね。これでどっちかの気持ちが別の人にゆらいだりすると途端に面白くなくなるので、是非このまま突っ切って欲しいです。
さて美しく着飾った二人は、これからついに目的の舞踏会に参加します。
レイリンは周囲の反応から、彼がカリアードだと気づくでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに