漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」原作sosori、漫画Antstudio、原題・해골병사는 던전을 지키지 못했다
何度死んでも能力を維持したまま復活する、スケルトン兵士が主役の転生ダークファンタジー漫画です。
毎週土曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、乱暴者がクリスティーナという女性戦士と周囲にバレ、身元不明で女性のため失格になるところだったが、エラスト領主の下卑た趣味のために試合続行となる。
クリスティーナはもうボロボロだったが、女性であるがゆえに力を認めてもらえず、父にも見放された怒りから、狂戦士へとジョブが変わり、彼をふっとばすのだった。
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漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」32話のネタバレ
狂戦士となったクリスティーナは、見違えるほど強くなった。
彼女が大剣を地面に叩きつけると、衝撃でひび割れ、何メートルにも渡って周囲がくぼむほどだ。
あまりの変貌にたじろぐ彼。
強くなった彼女に、観客は盛り上がった。
クリスティーナの攻撃力は凄まじく、下手をすれば彼の剣が折れそうだ。
彼女の俊敏さも上がったため、彼女の突進攻撃を躱しきれず、彼は弾き飛ばされる。
地面を転がる彼。沸き立つ観客。
予想外なクリスティーナの勇猛さに、エラスト領主も満更でもなさそうだ。
彼は震えながら身体を起こし、能力値もレベルも自分より下だったのに、スキル一つでここまで変わるものなのかと考えていた。
そして、自分にも疾走というスキルがあることに気づく。
疾走を使い、驚くべき速さで彼女に突進し、頭突きをくらわす。
彼女の目にも止まらぬ速さで撹乱し、激しく彼女を斬りつけた。
多量の血を吹くクリスティーナ。
これで勝負あったはずだった。
しかし、クリスティーナは力を振り絞り、雄叫びを上げ、倒れずに耐えた。
その上、彼の疾走タイムが終了してしまい、再使用できるまで3時間はかかる。
疾走が使えないなら、倒す手立てがないと焦る彼。
ふと彼女を見ると、クリスティーナは瀕死だったので、剣を地面に突き立て、やっと立っている状態だった。
クリスティーナは狂戦士になることで、一時的に能力は上がったが、その反動で大きなダメージを受けているようだ。
今がチャンスだと、彼は攻撃しようとする。
まだ戦える、私にもチャンスをくれと、涙をこぼしながら歯を食いしばるクリスティーナ。
その彼女の言葉は、彼がサキュバス様を救えなかったあの時、チャンスをくれと運命にすがった、自身の姿と重なった。
レナがチャンスだと、客席から叫ぶ。
彼は少し考え、クリスティーナに襲いかかった。
受けて立つクリスティーナ。
カアアアアンという音が場内に響き、その結末に誰もが驚いた。
勝者は、クリスティーナ・ザ・ブルーザー。
彼は仰向けに倒れたまま動かず、敗北したのだった。
漫画「骸骨兵士はダンジョンを守れなかった」32話の感想
彼が勝ち抜き、優勝するものだと思っていましたが、どうやら同情し、勝ちを譲ったようです。
変に優勝すると、かえって今後が大変だと思うので、今回はこれで良かったのかもしれません。これでクリスティーナはエラストの騎士という職を得て、父に認めてもらえるかもしれないですし。被害は全額賭けてしまったレナのお金だけですね(笑)
ギルドの依頼もこれでうまく解決できたのだと思います。
エラスト領主が、彼より強い騎士ばかりを侍らしているのがわかったので、まだまだ強くなる必要がありますね。次はどんな依頼内容なのでしょうか。
まとめ
・狂戦士となったクリスティーナは、威力と速度が上がり、彼は苦戦する。
・彼もスキルを使い、彼女に致命傷を与えるが、踏ん張る彼女に同情する
・勝者はクリスティーナ
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに