漫画「アデライド」34話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アデル誘拐が成功したかどうか気になり、アンナに八つ当たりするルイ。そんなルイをバカにした目でみるアンナ。

その頃、捕らえた誘拐犯であるアンナの兄二人に、命を助ける代わりにと、ルイの情報取集をするよう指示するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

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漫画「アデライド」34話のネタバレ

婚約式の翌日。

アデルは結婚までは家族と過ごしたいという母のために、色々動いてくれた侍女長ロッテに礼を言う。

ロッテは、主人であるエリアス公爵に、ルイが使っていた家具を全て新しいものと交換するよう言われたのだが、時間がなく全部はできなかったと謝る。

それぐらいはいいと笑うアデルは、ただルイが戻ってきて大騒ぎしたら、ちゃんと対応するように皆に話しておいてほしいという。ルイを手助けしないようにと。

それについてはご主人が既に、アデルの指示に従わないものは全て追い出すと、警告したため大丈夫だと答えるロッテ。

それならばと、次の作戦に移るアデルはロッテに、厨房で働くマリを連れてきてほしいと頼む。

以前エリアスに、ルイとの噂を流した人物が誰か教えてもらっていたのだ。

アデルが部屋で待っていると、呼ばれたマリがやってきた。

オドオドとした様子のマリは、19歳の女性。

アデルに家族のことを聞かれ、両親は数年前に亡くなり、彼女の下に幼い兄弟が二人いるのだと話すマリ。

何故そんなことを聞くのだろうと、落ち着かないマリに、アデルは、あなたがここから追い出されたら、すぐ路頭に迷いそうだねと、笑顔で言い放つ。

驚いたマリは、私が何をしましたか、どうか許してくださいと怯え始めた。

アデルは冷めた目で、何をしたのかわからないのかと言う。

心当たりが無いと必死なマリ。

エリアス公爵についてのありもしない噂をバラ撒いたのに、シラを切るなんてすごい、とアデルは皮肉る。

どうして知っているのかと、たじろぐマリに、どうしてかを聞く前に反省すべきでは、とアデルは睨む。

許してあげない、と言われたマリは、申し訳有りませんと謝り、ルイに指示されたことをしただけなのだと言い訳する。

ルイが初めてこの屋敷に来た時、メイドが足りなかったため、マリが料理をルイの部屋まで運んだことがあった。

その時手が滑り、ルイに料理をひっかけてしまい、激怒された。

公爵にいいつけクビにすると言うルイに、なんでもするから許して欲しいと言ったところ、例の噂を流すように命令されたのだという。

それをすれば、解雇を撤回するだけでなく、報酬までくれると言ったのだと。

そしてマリは、いとこと、他の邸宅のメイド達に頼み、噂を広めてもらったのだった。

もう二度とこんなことはしないと、震えながら涙を流すマリ。

なんてことをしでかしてしまったのか、この先どう生きていけばいいのかと、後悔と不安で涙が止まらなかった。

その様子を厳しい目で見るアデル。

公爵を裏切ったマリをこのまま屋敷に置いて置くわけにはいかないが、私の言うことを聞くのであれば、ここを出る時に退職金と推薦状を用意してあげる、と提案するアデル。

望むのであれば、ボルボン領で暮らせるように、小さなお店を構えてあげるとも。

本当ですか、と呟く彼女に、私は嘘はつかないと言うアデル。

このまま身一つで追い出されるのと、退職金と推薦状をもらって自分の足で出ていくのと、どちらがいいのかはわかるよね、との言葉に、マリの表情は明るくなる。

一方その頃、ルイは、アンナの兄たちから誘拐失敗の報告を受けていた。

警備体制がかなり厳重で、接近することすらままならず、下手に動けば今後も厳重な状態が続き、機会がなくなると判断したのだと、ペコペコと謝りながら説明する男ら。

何だコイツら、と釈然としないルイ。

ではいつになれば機会がくるというのかと聞くと、婚約式前だから警備が厳重だったようなので、ルイが我々を帝都に住まわせてくれるのなら、その機会をみつけることができると答える次兄。

誘拐だけでなく、他の手段もあるからと、自分たちを使い続けるよう提案する兄弟。

身の回りの世話はアンナができるし、護衛や他のことは自分たちがやるから、どうぞお任せくださいと言う。

誘拐すらできなかったバカどものくせに、妙にスラスラと達者に話すなと、怪しさを感じるルイ。

だが帝都には戻らないと、と考えていると、自分たちは帝都に知り合いがいないから目立たないと、アンナが兄たちの意見をウキウキで推す。

帝都に住みたいアンナは、キラキラと期待に満ちた表情でルイを見る。

仕方ないと思ったルイは、明日帝都に向けて出発するから、準備しておくようにと指示を出す。

元気よく返事した兄たちは、顔を目配せする。

アンナは、ついに帝都に行けると、期待に胸をふくらませるのだった。

漫画「アデライド」34話の感想

ルイがエリアスの部屋から裸で出てきたという噂を流した張本人が、誰だかわかりましたね。幼い兄弟のために、食いっぱぐれるわけにはいかない彼女は、あんな風に脅されて断ることができなかったのでしょう。

マリについて、さすがにこのまま置いておけないが、救いの手は差し出すアデル。私は嘘をつかない、の言葉が良かったですね。嘘まみれのルイとは違うのだと。

その頃ルイは、兄弟達に嘘をつかれましたね。とってつけたような言い訳をスラスラという彼らに、さすがのルイも違和感を覚えますが、他に頼る人物もいないので、彼らの提案どおりに帝都に戻ることに。

帝都に戻ったらエリアス公爵邸に行くのでしょうかね。それともまだ潜伏したままなのでしょうか。今のルイの面倒は、教会が見ているのか、アンドレアもみているのか、その辺りもよくわかりませんね。

また、アンナは憧れの帝都に行けるので、かなりウキウキしています。彼女は兄たちがエリアスの指示通りに動いていることは知らないようですね。帝都に行けば、エリアスからそれなりに罰を受けそうです。念願の帝都が悲惨な舞台になりそうで気の毒ではありますね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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