無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」
原作はChae Habin氏、漫画SUHO氏の転生恋愛漫画です。
交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争がテーマです。
毎週火曜日に最新話が更新されます
前回のあらすじは、無事婚約式を行うことができたアデルとエリアス。二人はとても幸せそうで、二人の婚約を推した皇太子は鼻高々だ。
彼は、ルーカスの妹のユリアに興味を持ち、ルーカスが止めるのも聞かず、彼女と接触を試みる。皇太子宮で話を聞かせてと誘う皇太子に、変な噂がたっては困ると、ユリアは断るのだった。
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漫画「アデライド」32話のネタバレ
皇太子の誘いを、迷惑がかかるからと断るユリアに、現場にいた人からこそ話を聞きたい、ルーカスも一緒にどうかと、なんとか言いくるめようとする皇太子。
ユリアは、皇太子が単に面白がっているだけなのに気づき、どう断ろうか悩む。
そこへアデルが割って入り、自分が皇太子宮に行って説明すると助け舟を出す。
断り切れず、皇太子は退散。
ルーカスはアデルに感謝し、礼をすると言うのだった。
その後、アデル、ユリア、ラリサの3人の令嬢は気が合うらしく、楽しく会話していた。
そこへ水を差しにやってきたのは、同郷のロータス伯爵令嬢だった。
お伴に、カルバート伯爵令嬢、ロンシア子爵令嬢を連れて。
アデルもジェスティア侯爵令嬢とモナハン侯爵令嬢を紹介する。
ロータス令嬢は、帝都に来るつもりすらなかったアデルが、エリアス公爵と婚約するだなんて本当に驚いたと、嫌みを言う。
神様が引き合わせてくれたみたいと笑顔で返すアデル。
だがよくない噂があると、ロータスのお伴らは、ルイが聖女認定されたら婚約解消されること、皇太子が強要したためにエリアス公爵が仕方なく婚約したため、愛ではなく忠誠のために婚約したエリアスが哀れだということなど言い始めた。
そんなこと言うためにここに来たのかと、イライラするアデルだが、事実無根の噂など気にしないと笑顔で返す。
そして、最低でも侯爵とはすぐに結婚できると豪語していたロータス伯爵令嬢は、まだ結婚しないのかとアデルはチクリと嫌みを返すので、言葉に詰まるロータス令嬢。
彼女がそんなこと言うはずない、自分が婚約したからって誰もがすぐの縁談を望むわけがないと、お伴は反論する。立場のないロータス令嬢。
お伴らは、どんな姑息な手段を使って婚約まで取り付けたのかと、アデルを嘲笑する。
ルイが正式に聖女に認定されれば、皇太子の強要も意味をなさない、破談確実の婚約でさぞかし幸せでしょうねと、アデルをバカにする二人。
そこでユリアが、そんな余計な心配までするとは、まるでこの婚約の当事者のようだ、しかも根拠のないうわさ話を公の場でするだなんて、ご自身の発言に責任が取れるだけの家柄のご令嬢でしょうね、と大きな釘を刺す。
ラリサもユリアに続いて、ボルボン伯爵はデマであってもルイとエリアスの噂があるからと婚約を破棄しようとしたが、それを説得したのはエリアス公爵自身であり、彼がこの婚約を誰よりも積極的に進めてきたのだと説明する。
エリアス公爵の補佐官である兄のルーカスから聞いた話でも、ルイとの噂は何者かが悪意をもって流したものとのことなので、発言には気をつけたほうがいいとユリアが話す。
焦るロータス伯爵令嬢は、たとえそれが流言であったとしても、あまりに突然の婚約のため、誰もがこの婚約を疑っているし、まさかエリアス公爵に愛されていると勘違いしているのではと、突っ込む。
アデルは、うちの身分が公爵に婚約を強要できる身分でないから、愛されているに決まっていると、平然と答える。
そこへ、アデル、と彼女を愛称で呼びながら、輝かしい笑顔を浮かべたエリアスがやってきた。
そして彼女の頬にキスをする。
アデルが、故郷の友人がわざわざお祝いに来てくれたのだと言うと、なんとありがたいと微笑むエリアスに、ロータス伯爵令嬢らは心を奪われる。
簡単に挨拶を済ませたエリアスは、アデルに、昨日あんなことがあったし、皇太子殿下も帰ったことだから、そろそろ行こうと、彼女を気遣う。
アデルもそんな優しい彼にドキっとする。
しかも、誰よりも大切な婚約者、誰かに奪われては困ると、ユリアですら赤くなるほどの甘いセリフを口にする。
エリアスの言葉にざわつく貴族らをあとに、エリアスはアデルの肩に手を添え、会場から出る。
頬が赤いままのアデルは、タイミングよく来てくれて助かった、昨日みたいに嫌なことが全て終わってから現れるかと思ったと、彼にコソっと伝える。
エリアスは、私も努力したのだからと、昨日のことは忘れてくださいと、同じく頬を赤く染めたままなのだった。
漫画「アデライド」32話の感想
皇太子をさらっと撃退(?)したアデル。皇太子はかなり食わせ者ですからね、たまに痛い目みたところで、どうということはないでしょう。
家族になる、アデル、ラリサ、ユリアは、とても気が合うようですね。アデルにわざわざイヤミを言いに来たロータス伯爵令嬢達を、あっという間に黙らせます。
一番効いたのは、アデルにメロメロなエリアスですね。演技でなく本当に惚れているのだから、ルイとの噂はただのデマで、アデルが彼の本命だと皆に伝わったことでしょう。このまま帝都中に広がるといいですね。
婚約式が終わったので、今度は誘拐犯を使って、ルイとの噂を訂正するのを始めるのでしょうか。
順調にさくさく進むので、本当にストレスなく気軽に読める漫画ですね。次回もスカッと終わるのではないかと期待です。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに