漫画「外科医エリーゼ」最新話72話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」

原作 yuin氏、漫画 mini氏の韓国発、ナイチンゲールをイメージした主人公を描いた、大人気の恋愛ファンタジー漫画です。

──地球ではない世界でわがまま放題の皇后だったエリーゼは、己の傲慢さから夫である皇帝のリンデンに火刑に処されてしまう。その後、地球に転生した彼女は、前世での過ちを反省し、人を助けるために天才外科医として成長する。しかし飛行機の墜落事故により、2度めの死を迎える。すると今度は1度目の人生に戻り、処刑される10年前に転生するのだった──

毎週水曜日に最新話が更新されます 。

前回のあらすじは、エリーゼは伝染病対策として、患者・感染者を隔離するためにリンデンがもつ全軍の兵力統裁権を委任してほしいとたのみ、彼は承諾する。

隔離された空間に、希望した医療従事者が入るため、エリーゼがまたもや危険な目に遭うと知ったリンデンは、エリーゼの心配をして取り乱す。しかし彼女に迷惑だと言われショックを受ける。

彼女のことは全面的に協力すると言い、エリーゼを下がらせる。どうか怪我だけはしないでくれと、最後まで彼女の心配をする彼。

部下に指示し、患者の体液がつかないよう防護服を急いで作らせる。一方エリーゼはリンデンからもらった統裁権を使い、患者らを隔離し、早速治療に取り掛かるのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「外科医エリーゼ」最新話72話のネタバレ

現在、伝染病にかかった人数は750名で、潜伏期の人数まで含めると千名以上は危険な状態だと、医師らから報告がある。

全ての患者が肺出血でなくなっており、止血することが不可能だと言う。

エリーゼは、出血過多で死亡しているのではなく、肺の中に血が溜まることで酸素の交換ができず、 溺れたように死んでいると説明し、出血を止める必要はないと話す。

人為的に高濃度の酸素を供給する酸素治療を行うと言う彼女。移動用酸素室(馬車や汽車等に載せて移動できるもの)を使えば可能だと。

携帯用酸素まで開発された現代の地球とはくらべものにはならないが、これが唯一の方法である。

西大陸には10個ほど移動用酸素室があると聞いたが、ブリチア帝国のもの持ってくるには海を渡る手間も時間もかかってしまう。

一番近い所ではプロシエン公国だが、果たして貸してもらえるだろうか。

そんな彼女のもとに、チャイルドの傍系(共通の祖先から横に分かれた系統。兄弟やいとこなど)であるマルク伯爵が所有している、移動用酸素室が届けられた。

アルバートを助けてくれたお礼だと言う。

これで恩を返せるとは思ってはいないので、些細な贈り物だと思ってほしい、後で返却してくれるなら好きなだけ使ってもらってかまわない、お望みならそのまま持っていてもらっても構わないと、親切な申し出だった。

このおかげで、70%に近かった死亡率も10%にまで落ちた。

ミハイルも回復したと、元気になったジェイが報告してくる。

もう少し休んでいてもよかったのにと、エリーゼがジェイを気遣うと、危険を覚悟で治療してくれたエリーゼと先生たちのおかげで、完全に良くなったのだと言う。

この伝染病事件は、帝国本土でも話題になり、エリーゼとボランティア医療陣の奮闘が常に報道されているのだとジェイは話し、エリーゼを尊敬のまなざしで見つめる。

その頃、ブリチア帝国の皇宮では、皇帝とエリーゼの父が、今回の彼女の活躍について話していた。

彼女がいなければ我が軍はどうなっていたかと、クリミア遠征一等勲章は彼女のものになりそうだと話す皇帝。

謙遜する父は、彼女を戦場に送ってしまったことを悔やみ、ただ早く帰って来てほしいとすがるように祈るのだった。

一方、エリーゼ達の伝染病対策は順調に進み、潜伏期もほぼ終わったため、これ以上の大きな被害はなさそうだった。

これまでの死亡者数は478名で決して少ない数字ではでなかったが、チャイルド家門が協力してくれたおかげでこの程度で済んだ。

保護器具のおかげで医療陣の被害もほとんどなかったので、一安心できたのか彼女の表情は明るくなる。

今度はこの伝染病の発生原因を調べなくてはならない。

皇宮の侍医であるベン子爵に意見を求めたところ、ウイルス性肺出血熱と診断され、一年前黒い大陸の中北部を襲った伝染病と同じものとのこと。

何故黒い大陸で流行ったものが、突然クリミア半島で、しかも帝国軍にだけ発生したのだろうか。

まさか本当にニコラスの仕業なのか。

エリーゼは、共和国に捕虜として捕まっていた人物に話を聞きに行く。

彼は、捕虜の間、黒い大陸から来たムーア人から世話をしてもらったことを話し、そのムーア人は咳や鼻血を出し、我が軍で流行している伝染病に似た症状だったと説明する。

では、彼ら以外でそのような症状の者と接触したことはあるかと尋ねると、それはいないという。

むしろ自分たちが体調を崩した後、第三皇子ミハイルも発病し、他の剣騎士団の団員達も、自分たちと接触後伝染病にかかったようだと話す。

この捕虜だったマック、ジャック卿が最初の発病者である可能性が高いため、やはりわざとムーア人を使って彼らに病気を移したのだろうか。

砂漠のサソリ・ニコラスに怒りを覚えるエリーゼ。

彼女はミハイルに報告する。

まだ定かではないが、確認する必要はあると。

あとは僕がなんとかするというミハイル。この伝染病で一番被害を受けたのは、彼の剣騎士団だからだ。

これが本当に砂漠のサソリの仕業なら、剣帝の名にかけて絶対許しはしないと。今度はミハイルがリンデンに報告に行く。

砂漠のサソリが今回の伝染病に関わっていることを、兄も疑っているのだろうとミハイルは言うと、根拠はあるのか聞かれる。

リゼのおかげで、とミハイルが答えると、お義姉さんと呼べと指摘される。

彼女はミハイルの友達ではなく、いずれ皇太子妃になる女性だから丁寧に接するようにと言うリンデン。

皇太子妃になるかどうかもわからないのにと、イラっとするミハイルだが、リゼ呼びは止めず、彼女がその根拠を見つけてくれたのだと、おおまかな内容を説明する。

それらを聞いたリンデンは、これは間違いなさそうだ、と険しい目つきになるのだった。

漫画「外科医エリーゼ」最新話72話の感想

アルバートを助けたおかげで、今度は沢山の人間を助けることができましたね。

そしてこの伝染病が、ニコラスによって起こされたものだとわかってきたようです。人道的に間違った方法なので、ニコラスは世間から批判され、さらに苦境においこまれるのでしょうか。

しかしエリーゼだから対策できたものの、彼女がいなかったら全滅していたかもしれないですね。この結果もニコラスの予想から大きく外れたことでしょう。

ミハイルがようやく回復し、部下たちの仇を討とうと、リンデンに話をしにいきます。そこでエリーゼを巡る兄弟のちょっとしたやり取りが面白いですね。二人共エリーゼを狙っていて、どちらもひくつもりがないところが。

リンデンは前回彼女に結構冷たいことを言われてショックを受けていましたが、そんなことで恋心がしぼむ彼ではなかったですね。

さて、今回ニコラスの仕業だとリンデンが理解したことで、リンデンはどのように動くのでしょうか。ミハイルも何かしそうですね。次回が気になります。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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