漫画「外科医エリーゼ」最新話71話のあらすじと感想!ネタバレ有り

漫画アプリ・ピッコマにて独占配信中の「外科医エリーゼ」

原作 yuin氏、漫画 mini氏の韓国発、ナイチンゲールをイメージした主人公を描いた、大人気の恋愛ファンタジー漫画です。

──地球ではない世界でわがまま放題の皇后だったエリーゼは、己の傲慢さから夫である皇帝のリンデンに火刑に処されてしまう。その後、地球に転生した彼女は、前世での過ちを反省し、人を助けるために天才外科医として成長する。しかし飛行機の墜落事故により、2度めの死を迎える。すると今度は1度目の人生に戻り、処刑される10年前に転生するのだった──

毎週水曜日に最新話が更新されます 。

前回のあらすじは、ジェイを調べ、ウィルス性出血熱ではないかと考えるエリーゼ。

そして次から次へと同様の患者が病院に押し寄せ、彼女も精一杯対応したが、ついには死者数が100名を超えてしまった。

その伝染病をしかけたニコラスは、エリーゼにかなり抑えられ予想よりは被害は少なかったが、このまま様子をみようと満足そうだった。

その頃、エリーゼは医務司令官としてリンデンのもとを訪れ、この伝染病に完璧な解決策はないが、ある考えがあると彼に何かを提案するのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「外科医エリーゼ」71話のネタバレ

エリーゼの案は、500から1000人の死亡者がでるが、最悪の事態は避けられるというもの。

撤退も考えていたリンデンからすれば、この致命的な伝染病を500名の死者で抑えられるのであれば完璧な策だと思える。

大きな助けと小さな犠牲が1つずつ必要だと言うエリーゼ。

大きな助けとは、全軍の兵力統裁権を自分に与えてもらうこと。

この伝染病は、体液に接触することで伝染しているようなので、患者周辺の接触者を全て調査し、初期である風邪の症状があれば潜在的患者とし隔離治療を行い、症状がなく接触経験があるものは潜在的感染者として別の所へ隔離するという。

それを実行するための権利が欲しいとの彼女の説明に、リンデンは了承し、リンデンの権限を委任する。

さらに規模の大きな疫学調査になるため、情報部の者にも協力するよう声をかけるという。

礼を言うエリーゼに、この伝染病は共和国がしかけたものではないのかとリンデンが聞く。

エリーゼは、まだわからないと答えるので、少しでも疑わしいことがあればすぐ報告してくれと頼む。

もし仮に共和国が関連しているなら、許されることではないと、リンデンは険しい顔をする。

話を戻し、小さな犠牲は何かと彼が聞くと、医療陣の被害のことだと彼女は答える。

隔離された空間に入って治療しなければならないのだが、危険なことなので支援者に限り参加してもらうのだという。

またも彼女が危険な状況になると知り、いら立ちを見せるリンデン。

エリーゼは、体液に触れずに済む服などの保護器具を支援してほしいと言うので、彼女の言うことは全てきくというリンデン。

だが、エリーゼがその隔離空間に入るのだけは許可したくないと言う彼に、自分は責任者であり、隔離対象者を正確に分類し治療するには自分が必要だと説明する彼女。

それでも絶対に許可したくないと切実なリンデンに、これは公的な話なのでそのような発言は理解できないと言う。

そして、正直少し迷惑だと言う。

リンデンはひどくショックを受ける。

彼女も、そんなことを言うつもりはなかったのにどうして言ってしまったのだろう、それになぜあんなに寂しそうな顔をしたのかと、たじろぐ。

リンデンは、勝手なことを言って悪かったと俯きながら言い、言い訳しようとする彼女を遮り、彼女の言うことは全て実行する、そなたを信じている、と立ち上がり悲しそうな顔をする。

エリーゼも俯く。

彼はもう出て行っていいと伝え、彼女が部屋から黙って出ていこうとすると、彼女の腕を掴んだ。

そして、怪我だけはしないでくれと懇願するのだった。

エリーゼも悲しそうな顔で部屋を出て行った。

その後、ロンの姿のときに彼女からもらった徴表のペンダントを見つめ、ため息をつくリンデン。

そこへ補給所担当のロドンという兵士が来て、リンデンの指示通りに制作していると報告する。

誰も感染しないよう帝国軍の全ての技術を集約して最善をつくせというリンデン。

子供時代の彼が全てを失ったあの日以来、リンデンは神に頼ることはなかったのだが、どうかエリーゼが無事でありますように、神の御加護を、と徴表を握りしめ神に祈る。

一方エリーゼは、伝染病対策に集中していた。

その頃の発病者は750名であり、野戦病院で治療をしていた。

隔離されたものは、風邪の症状がでたらすぐ病院に移していたため、1万名にもなっていた。

伝染病患者の治療は野戦病院で行い、潜在的感染者は別の空間にて隔離中である。

さらに既存の野戦病院を、新たな戦線であるプラバの近くに移すことも完了した。

エリーゼはその2箇所での外部の出入りを禁じた。

これで軍全体に伝染病が広がる危険はなくなったため、これから彼女は発病した患者の治療に取り掛かるのであった。

漫画「外科医エリーゼ」71話の感想

リンデンは彼女を心から信頼しているので、彼女の言うことを全てきいていますね。 もちろん彼女の提案が効果的であるからなのでしょうが、彼の権限をさっと委任するあたりが、いかに彼女に心酔しているかがよくわかりますね。

なので、また彼女が危険な目にあうと知って取り乱すリンデン。エリーゼに嗜められ、迷惑とまで言われてしまいます。

エリーゼも本当はそんなことを言うつもりはなかったようですが、最近は特にリンデンの言動に混乱していたので、その状況から抜け出したくてつい言ってしまったようですね。彼女もリンデンに好意があるのに、関係がややこしい二人です。

彼女の言葉にかなりショックを受けた彼ですが、それで自暴自棄になるわけでもなく、ただ彼女の無事を祈っていました。いじらしい彼ですが、全てを失ったあの日とは、一体何なのでしょう。そのせいで冷徹な性格になったのでしょうか。今はエリーゼにベタ惚れなので、冷徹でもないですけどね。

体液にふれると感染してしまう伝染病ですが、現代ほどの設備がない、しかも戦場で、無事感染することもなく治療を続けることができるのでしょうか。彼女の同僚のグレアムらなどにも被害がでないといいですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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