漫画「皇帝の一人娘」134話の作品内容のネタバレと感想

漫画アプリ・ピッコマ、コミコで連載中の「皇帝の一人娘」

原作が韓国人YUNSUL氏の小説で、RINO氏が漫画化しております。

かわいい絵柄にパンチの効いたセリフが面白い、転生&恋愛ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が公開されます。現在休載中で、6月9日より再開するようです。


前回のあらすじは、ハーベルの傷ついた手に、自分のリボンを包帯代わりにつけてあげるリア。ハーベルは恥ずかしくなって立ち去る。

そして、カイテルの誕生祝いに集まったお客達が帰国する頃合いになり、ハーベルもアヒンも帰った。さらにイリンも嫁ぎ先へ行くことになり、皆が自分の周りから離れていくことに孤独を感じるリア。

寂しい彼女が向かった先は、カイテルの執務室だった。


詳しくはコチラにてまとめてあります

漫画「皇帝の一人娘」134話のネタバレ

仕事中のカイテルの所に顔を出すリア。

カイテルは仕事の手を止め彼女を抱き上げる。カイテルにそうさせることがどれ程無礼で面倒なことなのかは理解してはいるが、何も言わず彼女を受け入れる姿をみると、彼女は特別な存在なのだと実感できる。

いつになく娘さんが甘えん坊だと言うカイテル。実際そうなのだ、今日は気が滅入っているから慰めてほしいと考えるリア。

カイテルの真っ赤な瞳を見つめる彼女。 いつからこの瞳に深い愛情が映るようになったのだろうか。

そしてふと、パパは私のこと好きかと尋ねる。

子供であれば一度はしたことのある質問。しかしリアはまだ一度もしたことがなかった。答えがわかりきっているからだ。

いいや、と予想通りに答えるカイテル。

わかっていたことだが、カイテルらしいとホッとしたり、でも腹立つような微妙な気持ちになる。

カイテルは何故そんなことを聞くのか不思議そうだったが、彼女を撫でる手は優しかった。彼に愛されていないというのは気の所為なのだろうか。

今日は何故か、カイテルがリアのことが好きなのではないかと聞いてみたくなっただけなのだが、気まずいので笑って誤魔化すリア。

そんなリアをみてしかめ面になったカイテル。彼女が不安がっているのではと思い、好きになってはやれないが守ってはやると話す。

何があっても守ってやる、望むのであれば何でもする、嫁にもいかなくていい。その代り、死なずに傍にいろと、まっすぐ彼女の目をみて言う。

リアはカイテルの愛情を感じ、涙が溢れてくる。

傍にいてさえくれるなら、命をかけて守ってやると、カイテルはリアを抱きしめる。

望むのなら大陸中の国をリアに手中に収めてやることだってできると言う。

間違いなくリアが大好きなカイテル。リアは素直じゃなく不器用なカイテルに呆れつつも、自分も大好きになっていることに気づく。

一体いつからこんな気持ちになったのかはわからないが、カイテルの優しい微笑みを見てると胸がいっぱいになる。

そしてリアはカイテルに、私はパパが大好きと微笑んだ。

カイテルは彼女に大好きだと口にしないが、自分は堂々と好きでいるし、伝えていくと決めた彼女。

カイテルの手をとり、自分の頬に添える。どこにもいかないで私と一緒に暮らそうと言って。

カイテルは驚き固まっていた。

いつかはぎゃふんと言わせようと思っていたカイテルが、こんなふうに面食らうとは。

でもどうせすぐからかってくるのだろうと思っていたら、カイテルはただ、そうか、とぎこちなく呟き頷いたのだった。

漫画「皇帝の一人娘」134話の感想

今回のお話は、リアとカイテルの親子愛の内容でしたね。

ある意味この物語のメインテーマでもあります。

残忍で冷酷だと言われ、自身の子供を躊躇なく殺してきたカイテルが、リアだけ気まぐれで生かし、彼女と触れ合っていくうちに父として成長しました。

リアも中身はもうアラサーの女性ですが、血も涙もないとハナから一線を引いていたカイテルと親子喧嘩やスキンシップをとったりと、いつのまにか親子愛に目覚めていきました。

地球で生きていたときも父親はいたのでしょうが、全く話題にでてこないあたりカイテルとの親子愛の方が上回ったようですね。

そもそもリアは転生前の情報がほとんどなく、彼女もすっぱり割り切っていますよね。この順応性が彼女の持ち味ですね。

そして今回の話で、カイテルはリアが嫁にいくとなったら相当ごねそうな感じがしてきましたね。アヒンやハーベルだったら国をあげてトラブルを起こしそうですし、万が一アシシでも相当揉めそうです。

まだまだリアが成人するまでは時間がありますが、嫁にいくのか婿をとるのか、先行きが気になりますね。


それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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