漫画「皇帝の一人娘」67,68話 アシシの理由 あらすじまとめ

皇帝の一人娘用

漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「皇帝の一人娘」

逃げ回るアシシに困惑したリアは、男心がわからないとセルイラに漏らしたところカイテルやペルデルにまで知られてしまうことに。そしてペルデルはリアの疑問を解決するために笑いをこらえながらアシシを呼びつけた、その続きです。


67話

ペルデルは、皇女様は一日中一緒にいたいほど可愛いと話し、アシシは一日中傍にいる空気分はどうか、チューされたことはあるかなどと話す。カイテルはイライラし始めたのでリアが抑える。

頬を赤らめ否定するアシシ。聞くところによると皇女様避けてるようじゃないかとペルデルが突っ込むと、知られていたことに狼狽える。護衛騎士だから傍にいても誰も何もいわないのに何故避けるのか問われ、避けてるわけじゃないと答える。手を握って手の甲にキスまでしておきながら恥ずかしいのかと面白がるペルデル。アシシは、それは騎士としての誓いをたてただけと慌て、あのときは護衛騎士の任命式まで間近だったのと、陛下とペルデルもいてさらに陛下が許可してくれたのがうれしくてできたことだと話す。今思えばどうしてあんなことができたのか、どうかしてたんだと思うと膝から崩れるアシシ。

それを聞いて俺と陛下がいないから近づけないのかとペルデルに聞かれ肯定する。拍子抜けするリア。ペルデルは噴き出す。

心配するな、皇女様の傍にいる義務があるんだから思う存分抱っこしてお供すればいいと助言するペルデル。その資格があるんだよと言われても、今のままで充分と答えた。遠くから見守ることすら許されなかった命なのに、陛下が許しを与えてくれた。見守ることができるなら他に何もいらない、それで満足なんだと話す。そういうなら仕方ないが、皇女様はご不満のようだと言われ、アシシはこれ以上自分のせいで誰か不幸になって欲しくない、失いたくないと答えた。

リアは、恥ずかしがり屋でちょっと変わった人だと思ってたアシシがそこまで悩んでいるとは思わず、何かがあるんだろうけどどうしてそこまで思い込んでしまっているのか疑問に思う。今すぐ駆け寄ってそんなことないと伝えたいと思っていると、カイテルに行かないのかと聞かれる。アシシを追い詰めたくないので、聞かなかったことにするとその場を離れた。でもいつかアシシが心から笑えるように支えてあげたいと思うリアだった。

ペルデルが自分の成果を自画自賛するので、何のこととスルーするリア。泣きまねするのでペルデルの頭をなでてあげたら、喜んでチューまで要求するので一蹴する。リアは元気になったのだった。


68話

時は過ぎ、リアは5歳になった。背が伸びた、成長した、もう立派なレディーになったとセルイラ等に褒められたので、物陰に隠れていたアシシに近寄って話しかけた。微笑み返すアシシ。試行錯誤の末、彼に逃げられない距離と歩行速度を把握したのだった。もう大人でしょとおどけて聞くと、なぜか頬を赤らめ目をそらす。

カイテルにも自慢しようと移動中の庭園にて、ふとしばらく会ってないドランステを思い出すと、突然本人が目の前に現れた。お前は俺の未来の花嫁じゃんと近づき、リアの頬にキスをすると、リアの後方からものすごい殺気を放つアシシの姿が。ドランステはカイテルの師匠なのに、何故あんなに警戒しているのかリアは混乱する。チューしたせいだろとからかい、さらにリアを抱き上げて見せつけるドランステ。そして颯爽と去っていった。

お怪我はと心配してアシシが近寄って聞いてくるが、そんなに心配なら隣にいればいいでしょと言うとそれは断られる。

ペルデルとカイテルは、反アグリジェント連合政府の動きが怪しいと話していた。8,9か国の弱い国が集まった烏合の衆だったが、急に動きが体系的になり始めたが、指導者が現れたのか等詳しいことはまだわからないらしい。リアが入るタイミングを掴めずにいると、カイテルが気付いた。喜び近寄るペルデルはカイテルに本を投げられる。カイテルは会いに来たのかと聞くと、威圧感にうろたえつつ背が伸びたのと報告するリア。確かに大きくなった気がする、横に伸びたなとからかうカイテルであった。


頬を赤らめてばかりのアシシですね。表紙もリアとアシシですし、リアと今後も深く関係していくキャラクターなんでしょう。何か他人を不幸にしてしまう過去のトラウマがあるようです。一体何があったんでしょうか。

そしてドランステ。正直存在を忘れていました。ひさびさの登場です。気ままにやりたい放題のキャラクターですが、ある意味ペルデルもそうですよね。やりとりが本当おもしろくて、癒される漫画です。

それではここまで読んでくださってありがとうございました。

また次回をお楽しみに

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