漫画「愛され悪女が消えた世界」9~12話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「愛され悪女が消えた世界」絵:Night witch、文:Hamal、原作:Na Yoohye、原題 :사랑받는 언니가 사라진 세계 

恋愛ファンタジー漫画です。

毎週水曜日に最新話が更新されます(現在休載中)

・前回のあらすじはコチラ

漫画「愛され悪女が消えた世界」9~12話のあらすじ

子供の体だからか、シエナは眠気に襲われて食事がままならないので、メイド長は食事を切り上げさせ、彼女をベッドへ案内した。

メイド長は、眠るシエナをきちんと見守るようメイドに指示をしたが、いつの間にか眠ってしまい、ロレイナの悪夢で目覚めたシエナが、メイド部屋に入ったことに気づかなかった。

前世のシエナは、ろくな仕事もできないくせに大公妃となるロレイナにつきまとっていると、メイド達に陰口をたたかれていたたうえ、ロレイナには、優しそうな言葉をかけられながらも見下されていた。

メイド長は、シエナがまたメイド部屋に逃げ込んだことに気づくと、月の揺籃に慣れなければいけないと注意した。

大公城を案内するというメイド長についていくと、展示室でミハエルと遭遇した。

シエナは、ミハエルが気弱な人を嫌っていたことを思いだし、わざと嫌われるように気弱なフリをした。

だがミハエルは、自分が案内するからメイド長のデボラ婦人は下がって良いと言う。

デボラ婦人がその場を立ち去り、ミハエルとシエナが二人きりになると、ミハエルは、いつまでも大公城にいられると思うなと警告してきた。

前世のミハエルからは、メイドから仕事を奪うほど卑しい立場だとわかっているのなら、出て行けと言われていたので、シエナは、自分のような孤児にナハト家は不相応なので、時がきたら士官学校を受け、ここに残るつもりはないと答える。

するとミハエルは、ここから出るなんてと苛立ったが、自身の言葉が矛盾していることに気づき、戸惑う。

シエナは、これでミハエルが機嫌を損ねて帰ると思ったが、ミハエルは案内を続けた。

展示室には、千年箱に封印されたという、資格ある者のみが服従させられるアーティファクトである、ヘサロスの炎というネームドが展示されていた。

ネームドはこの世に13個しか存在しておらず、そのうちの4つはナハト家が保管しており、大公とアシエルがその4つのうちの1つずつを隷属していた。

残りは、展示室のヘサロスの炎ともう1点なのだが、その1点はミハエルでもどこにあるのかわからないとのこと。

前世のヘサロスの炎は、シエナの魔力を奪い取ったロレイナが触れようとして魔力が衝突し、ロレイナは気絶し、ヘサロスの炎は真っ二つになった。

ロレイナは2週間意識不明だったが、目覚め、千年箱の神器ですら御しきれぬ魔力量を持つ天才だともてはやされた。

シエナは、もともとその魔力を持っている自分が振れれば、同じようなことが起こるかもしれない、死ぬかもしれないと思い、自然にヘサロスの炎へと手が伸びた。

ミハエルは触っても良いと言ったが、シエナは断った。

その後、大公の命令で家族集まっての晩餐が開かれ、皆正装をし、テーブルには料理のほかにザクロが並んでいた。

ナハト家は、新しい家族を迎えるときに、当主の手で割ったザクロを一緒に食べる慣習があるとのこと。

シエナは、おそるおそるザクロに触れ、指についた果実の汁をなめた。

大公は、これでシエナはナハト家の子として認められたと宣言したが、シエナは、ただの孤児にしか過ぎない自分は、どれだけ努力しても大公の期待には答えられないだろうと話す。

すると大公は、幼いシエナがこのような発想をすると思わなかったので、使用人の誰かが悪意を吹き込んだのだと考える。

大公は、何を言われたかわからないが、自分が認めたナハトの子なので、気にする必要はないと言うのだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「愛され悪女が消えた世界」9~12話の感想

メイド長は、ありがちな厳しい躾をする女性でも、懐が深い女性でもなく、シエナに振り回されている一般的な女性にみえます。

きちんと躾をしたいのでしょうけど、どうもうまくいきません。このムラがあり不器用なところが普通の人という感じで、狙っているのならうまく表現していると思います。

さて、今回はミハイルが多めに登場していましたね。彼も前世でシエナにきつく当たっていた人物なので、シエナとしては距離をとりたい相手です。でも彼の方は違うみたいで、彼らも前世の記憶がほんのり残り、さらに後悔したのか、シエナが離れていくことに切ない気持ちになるようです。親子3人、皆同じですね。

アーティファクト・ヘサロスの炎ですが、前世では、奪った魔力で触れようとしたからか、ヘサロスの炎は壊れてしまいました。何か反発する力があったようですね。魔力と器が違うからでしょうか。

シエナは、ナハト一族から距離をとりたいようですが、真っ赤なザクロの慣習で、彼らが一番身近な相手になってしまいましたね。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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