漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」36話のあらすじと感想!ネタバレ有り

無料漫画アプリ・ピッコマで連載しているロマンスファンタジー漫画「ニセモノ皇女の居場所はない

原作:oaen、漫画:LOGO、原題:가짜를 위한 장소는 없다

毎週土曜日に最新話が更新されます。

・前回のエピソードはコチラ

漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」36話のあらすじ(ネタバレ有り)

カトリーヌを助けてくれたのは、息抜きに外出していた魔塔主のルグィーンだった。

どうお礼すべきかと彼女が言うと、ルグィーンが、それではと、自分の子を産む女性を募集しているのだが、多ければ多い程良いのでどうかと、提案してきた。

その後、カトリーヌが実家に戻ると、案の定、父と兄に無能・役立たず扱いされた。

ふとルグィーンの提案を思い出し、魔塔主ほどの力のある者との子供が持てたら、自分は価値のある人間になれるのではと思いついた。

魔塔に行くと、魔塔に住むことを薦められたが、実家からこっそり抜け出してきたために、断った。

実験について口外しないことと、何か体に変化が起きたら知らせるよう言われ、魔導士から小瓶を受け取った。

その時は、魔導主の子であれば立派な子供だろうと考えていたのだが、子供が立派だからと言って、自分がそうであるわけではなかった。

カトリーヌの父は、彼女が誰ともしらない男の子を身ごもったと知ると、彼女を勘当して首都に去った。

何もかも失ったと呆然と生きる中、皇后イザベラが訪ねてきたのだが、彼女は何があってカトリーヌが去ったのか知らない上に、出産のために故郷に戻ってきたと言う。

カトリーヌは、体が弱いイザベラをあれこれ面倒みてやったのは自分なのに、彼女は何故全てに恵まれているのかと、醜い嫉妬心を抱く。

先に出産したのはカトリーヌだったのだが、祝いにきたイザベラが陣痛に倒れた。

出産はできたもののイザベラの意識は戻らず、同行した医師たちは必死に治療にあたるなか、カトリーヌは、生まれたばかりでほとんど髪色の変わらない、自身の赤子とイザベラの赤子をすり替えた。

イザベラは死に、カトリーヌは静かな町に行き、実験の報酬で生活を始めた。

皇帝はイザベラの死に荒れ狂い、彼女を救えなかった者達を皆殺しにした。

皇女となった赤子は、何故かイザベラが選んだ名前ではなく、フィローメルと名付けられたので、カトリーヌはすり替えた赤子に、本来つけられる予定だったエレンシアと名付けた。

エレンシアは、カトリーヌによく懐き、とても賢く優しく育ったのだが、あまりにもイザベラに似ていたために、カトリーヌは、罪悪感による悪夢と幻覚に苦しむようになった。

そのせいでエレンシアに八つ当たりしても、彼女はひたすらカトリーヌに寄り添ってくれたので、カトリーヌは、この子はイザベラではないのだと理解し、エレンシアの存在に感謝した。

だが数か月からエレンシアの様子がおかしくなり、カトリーヌの名前すら憶えていなかった。

自分は処刑されるのだから考えても仕方ないと思うカトリーヌだが、幸せそうに見えないフィローメルのことが気がかりだった。

すると牢に誰か来たので、エレンシアが来たかと思って名を呼ぶが、姿を見せたのはフィローメルだった。

・次回のエピソードはコチラ

漫画「ニセモノ皇女の居場所はない」36話の感想

カトリーヌは、自分が価値のある人間だと思い込みたい一心で、次から次へと選択を誤ったのですね。

彼女の家庭環境が悪いのは、彼女だけのせいではないですが、選択は彼女自身によるものなので、これはもう仕方ないです。

嘆くべきは、我が子を奪われたイザベラとユースティス、実の母を奪われたエレンシア、自尊心のために誕生し、そして手放されたフィローメル、でしょうか。

イザベラに酷く嫉妬していますが、声がかかったとはいえイザベラの侍女になると決断したのはカトリーヌですし、ユースティスにとんでもない提案をしたのもカトリーヌです。

カトリーヌの回想が2話にわたって描かれましたが、家庭環境を気の毒だとは思っても、あとは同情できないですよね。

最近になってようやく、フィローメルのことを気にしているようですが、フィローメルとしても今更・・・と思うでしょうね。ただ、フィローメルは家族愛に飢えているので、きっぱり切り捨てることができないかもしれません。

冷静なフィローメルのことなので、情報を聞き出しにきたのだと思いますが、どうなるのでしょうか。

さて、エレンシアですが、途中までは、まさしくヒロインに相応しい人格だったようです。

しかし今は、何者かに憑依されているようですね。だから皇宮での立ち回りがおかしいのでしょう。一体、どこから誰が憑依しているのでしょうね。

実際に、突然自分の親しい人の人格が変わったら、怖いでしょうね。ちょっと肌寒いものを感じました。


・次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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