無料漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「お姉様、今世では私が王妃よ」原作:Lefaljinf、漫画:Themis、原題:언니, 이번 생엔 내가 왕비야
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漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」9、10話のネタバレ
マルレタが、サンチャを犯人だと名指しし、サンチャの荷物からスリップが出てきたと言うので、サンチャはルクレチアに暴力を振るわれた。
これでアリアドネの疑いは晴れたが、アリアドネを慕うサンチャを裏切ることになるため、左手の薬指に痛みが走るとともに、黄金律と、裏切りを咎める声が頭の中に響いた。
ルクレチアが羽ペンの先でサンチャを刺そうとしたので、アリアドネは身を挺して護り、背中を刺された。
アリアドネを心配するサンチャに、アリアドネは真実を言うよう囁くが、サンチャは拒否した。
ルクレチアが二人に暴力を振るおうと手を上げたときに、騒ぎを聞きつけたデ・マレ枢機卿がやってきたので、ルクレチアとデ・マレ枢機卿が言い合いになった。
その隙に、アリアドネとサンチャは部屋に逃げた。
アリアドネはサンチャに、なぜ真実を言わなかったかと問うと、サンチャにとってアリアドネは命の恩人なので、自分は永遠にアリアドネの味方とのこと。
家族にも恋人にも捨てられてきたアリアドネは、これまで味方という存在いなかった。
サンチャは利用するためだけに連れてきた存在だったが、彼女の言葉を受けて、アリアドネは抱きついて謝り、永遠に護ると約束した。
数日後、アリアドネは、あの時に左手の薬指が痛くなったことが気になり、ずっと指を触っていた。
それを注意するサンチャは、以前とは違って、アリアドネと気が置けない仲になっていた。
ガルリコ語の授業のために部屋を自室を出ると、父の執務室から、アリアドネを早く追い出したいルクレチアの声が聞こえてきた。
デ・マレ枢機卿は、どうしてもアリアドネと暮らしたくないならば、チェーザレ伯爵との婚姻を早めようと言うのだった。
デ・マレ枢機卿にとって、イザベラは最も価値の高い所有物なので、彼女に相応しい富と名誉と交換できるのは、庶出のチェーザレではなく、唯一の王位継承者アルフォンソだった。
なのでアリアドネは、イザベラよりも自身の価値を高め、それでも足りなければ、イザベラの価値を落とそうと考えた。
ガルリコ語の授業の部屋に入ると、アリアドネは完璧なイントネーションで、教師のロマニ夫人に挨拶した。
イントネーションは育った環境で覚えることができたが、正しく話せるようになったのは夫人のおかげだと言い、目上の人を持ち上げるのも忘れない。
ロマニ夫人がアリアドネを称賛したので、イザベラは、アリアドネごときに自分の立場を奪われたと、酷く苛立った。
だが今日の祈祷会では、サンカルロ全ての人の目が、イザベラの美貌に釘付けになるのだと、気を取り直した。
エトルスカン王国は宗教を根拠に統治されており、貴族と王族は前世で多くの徳を積んだ魂、平民は前世で罪を犯した魂と考えられていた。
また、王族平民集まって、枢機卿を通して聖神の言葉を聞く祈祷会が、1ヶ月に1回行われていた。
イザベラがその祈祷会に参加し、彼女の予想通り、皆が彼女の美貌に釘付けになった。
イザベラの後ろを歩くアリアドネは、すっぴんで髪型もドレスも冴えなかった。
イザベラは心の中でアリアドネを嘲笑ったが、アリアドネは、前世でアリアドネとチェーザレが婚約することになった決定的な事件が起きて、イザベラが望んだ結果を得られないだろうと考えていた。
この事件で窮地に追い込まれたデ・マレ枢機卿を救ったのが、レオ三世なのだが、レオ三世に頼まれてチェーザレと婚約する羽目になったのだった。
アリアドネは、チェーザレとの婚約を回避するために、前世と同じことが起きるようにと祈った。
一方、チェーザレはイザベラを見て、自分に相応しいと思うのだった。
漫画「お姉様、今世では私が王妃よ」9、10話の感想
前世で命を失ったときに、黄金律を実践すると呼びかける声に誓ったので、正しいことをすれば報われ、間違ったことをすれば罰が与えられるようです。
そして失ったはずの左手の薬指が、誓いを忘れぬよう警告してくれるようです。黄金律は、したことが返ってくるものなので、正しい道を歩めという意味ではないのかと思うのですが、声の主はそうではないようですね。
アリアドネが道を踏み外さないよう、見守ってくれる有り難い存在ですが、正体は何でしょうか。聖人のイエサクのゴンでしょうか。
選択を間違えなかったアリアドネには、前世では得られなかった味方を得ました。きちんと黄金律が働きましたね。
これはデ・マレ枢機卿にも効くでしょうか。イザベラより価値を示せば、きちんと認めてくれるでしょうか。
ルクレチアは猛牛のようなので、うまく躱し続けるしか無いですね。
イザベラは、ルクレチアと違い、自分の価値をよくわかっており、求めるものも愛ではないので、ここまで若くなければ、本当に厄介な相手でしたよね。
前世のように、イザベラがチェーザレに価値を見出してくれたら良いのですが。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね