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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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漫画「緑陰の冠」74話のネタバレ
ランは泣いて落ち着いた。
ユスタフが、怪我をしたら先に言う事、姉を置いてどこかに行くことはないというので、ランは返事をして微笑む。
二人は、ロスたちが待つ馬車までたどり着いた。
ラチアの後継者二人が遭難したせいか、彼らはとても心配しており、ルミエも心配そうだったが、何故か両手の指先から血が出ていた。
馬車に乗るために、ランのことはルミエが抱き上げた。ユスタフは断ろうとした。
ルミエらが、ラン達を近くまで迎えに来れたのは、精霊が教えてくれたからだった。
ルミエに馬車に乗せてもらうと、ランの隣にユスタフが乗り込み、出発するよう指示。
馬車が動き出すと、疲れたランはユスタフの肩にもたれて眠りはじめ、ユスタフはそんなランの髪に触れた。
ランたちがドワーフの都市に戻ると、鉱山での事故を聞いていた族長ラクトが、心配そうに出迎えた。
ランの恋人は、ランを見つけ出そうと、素手で鉱山を掘るから大変だったのだと言われ、ランは、恋人とは誰かと困惑する。
だがすぐに、その人物は今自分を横抱きにしているルミエのことだと気づき、手を怪我しているのだから降ろしてほしいこと、恋人ではないことを騒いだ。
その後ランは、ドワーフの医者にひねった足首を診てもらい、後遺症が残ることを告げられた。
ランがショックを受けていると、突然シャルが現れ、代償を払うなら治してやっても良いと言う。
するとユスタフが払うと言うので、ラクトが、ユスタフもランも自分たちの客で、ランに至っては都市を救ってくれた恩人だから、自分たちが代償を払うと申し出た。
シャルは納得し、ラン、ユスタフ、そしてルミエの傷をすぐに治した。
そして、うるさいからシャルの住処の近くでは発掘しないこと、鉱泉水を貯める湖を作ること、花の形をした作品を毎年湖に投げ入れることと言い、ラクトといくつかの取り決めをする。
シャルは、楽しい会話の礼だと、新しい鉱石(ナジウム)をランにプレゼントし、消えてしまった。
ドワーフ達は、ランが持つ新しい鉱石に興味津々だったので、ランは、ナジウムを任せても良いが、先に交渉しましょうと微笑むのだった。
漫画「緑陰の冠」74話の感想
ルミエは素手で鉱山を掘り、ランを助け出そうとしていました。
手近なもので道具になるものがなかったのか、何も考えられなくなるぐらい取り乱したのかわかりませんが、ルミエはランのことを家族並に大事に思っているようですね。
ユスタフは、ルミエの気持ちに気づいているので、二人が親密になるのは面白くないですよね。
さて、ランの怪我は酷いものでしたが、シャルが簡単に治してしまいました。ドワーフとの交渉の結果ですが、ランとの会話をとても楽しんでいたようです。
精霊は、瞬時に好きな場所に移動でき、長い年月を生きているようですが、ランのような読む者プハニアスの存在は、とても珍しく、新鮮だったのでしょうね。
取引したとはいえ、気前よく治療し、ナジウムもプレゼントしてくれました。
ランとしては、恐ろしい存在でもある精霊の中で、自分に好意的な存在が増えたので、有り難かったでしょう。
それに、ドワーフに恩を売ることができたので、もともとの目的であるドワーフとの取引もうまくいきそうです。大変な目に遭いましたが、結果は良かったですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね