無料漫画アプリ・LINEマンガにて連載中の「義家族に執着されています」作画:seungu、原作:Han Yoon seol、原題:시월드가 내게 집착한다
恋愛ファンタジー漫画です。
毎週月曜に最新話が更新されます。
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漫画「義家族に執着されています」20話のネタバレ
セルフィウスが咳き込む度に血を吐き、セルシアは彼の体を抱きしめて支えていた。
ペレシャティは、さっきまで元気そうだったのに何があったのかと動揺し、セルフィウスに手を伸ばそうとするが、血は毒だと知っているでしょうと、セルシアに止められる。
セルシアが、これは定期的に訪れる苦しみで、そのうち収まるから気にしないようにと言うが、ペレシャティは、子供がこんなに苦しんでいるのにじっとしていられないと、震えながら訴えた。
ペレシャティは、セルフィウスの血を拭いてあげたりはしたものの、鎮痛剤も効かないので、彼の苦痛を和らげることはできず、セルフィウスを助ける方法はないのかと無力さを感じていた。
すると、家門の主治医であるテルデオの叔父がやってきて、薬の入った鞄を開けた。
呆然とするペレシャティの腕をテルデオが掴み、叔父が来たから自分たちは下がろうと言う。
薬があるならもう大丈夫なのかと言うペレシャティだが、叔父の指示で、テルデオに連れられて退室することに。
部屋に戻る途中、ペレシャティはテルデオに、セルフィウスはもう大丈夫なのかと聞くと、叔父が来たから苦痛は軽減されると言うので、治す方法はないのか、どうして教えてくれなかったのかと言う。
すると、テルデオが悲しそうな表情をしたので、ペレシャティは、自分が一年後には出ていく人間であることを思い出し、謝った。
その後、ペレシャティは寝支度をしながら、体が弱まると毒性が内部から発生したりするという、テルデオの言葉を思い返していた。
使用人に定期休暇を与えたこと、テルデオがセルフィウスを田舎に送ろうとしていたことは、この発作のせいなのだと気づき、でしゃばってしまったと後悔した。
ロウソクを持って廊下を歩いていると、セルシアに声をかけられ、セルフィウスが峠をこえたことを教えてもらう。
そしてセルシアは、少し話したいと言うのだった。
漫画「義家族に執着されています」20話の感想
すごい量の血を吐いていたので、死ぬんじゃないかと焦りますよね。あれをテルデオもセルシアも経験してきたのでしょうね。この呪いはどこまでラピレオン家を苦しめるのでしょう。
特にセルフィウスの毒性は強いから、苦痛も酷いものなのでしょうね。
ラピレオン家のものならば黙って耐えるしかない苦痛なので、テルデオはペレシャティが傷つかないように、教えなかったようです。教えようか悩んではいましたが、テルデオなりに気遣っていました。退室した後、ふらつくペレシャティをしっかり支えていたので、彼女をとても大事にしているのだと思います。
セルフィウスの大量の血を見て気づいたのですが、13話でテルデオが矢の雨を思い浮かべていたのは、戦場でテルデオの血を少量ずつ矢に塗布して、敵軍に一斉に射ち込んだのでしょうか。
シュワーツ王国との戦争にてテルデオの軍が加わり、一気に戦況をひっくり返したそうなので、やっていそうですよね。それに帝国からは当たり前のように求められるものでしょう。
少量の血だけで人を簡単に殺せるとんでもない能力ですが、危険すぎるので、皇帝が首輪をつけられるよう、何かしらの誓約や縛りがありそうですよね。そうであればなかなか悲惨な一族です。
さて、ペレシャティは、無力な上に1年後には出ていくという責任のとれない立場なのに、無責任に騒ぎ立ててしまったと後悔しました。でも大事なセルフィウスのことだから、放ってはおけないですし、このようなことになっているなんて思わないですよね。
この叔父は、定期的に採血されるペレシャティの血を調べているはずなので、せめて呪いに効く何かがわかれば良いのですが。
セルシアは、セルフィウスのために必死になるペレシャティを見て、何か思うことがあったようです。微笑みながら話しかけてきたので、ペレシャティを家族として認めてくれたのでしょうか。
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね