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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관
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小説版の物語の前半をざっくりまとめたものはコチラ
漫画「緑陰の冠」51話のネタバレ
ユスタフはアカデミー時代、一度もラチアに帰らなかった。
帰ってこないのかとランからの手紙が届くようになったが、一度も返信しなかった。
それでも手紙は送られ続け、今度は毎回面会に訪ねてくるようになったが、ユスタフは、周囲にいくら呆れられても、ランと面会しようとはしなかった。
知人のお節介で面会室前まで行くと、ランと目が合い、彼女は嬉しそうに微笑んだが、ユスタフはすぐに目を逸らして去った。
両親が死ぬ前に、最後にランを見たのはその時だった。
そして現在、ユスタフとランは、キリックス侯爵夫妻との楽しい食事を終え、帰る夫妻を見送った。
すっかり酔ってしまったランに、飲むペースが早すぎる、せっかちなのかと注意する。
だが、せっかちな人は諦めが早いものではないのか、なぜそうしぶといのかとランのことを考える。
ユスタフはランを部屋まで送る。
ランは、この前ユスタフに弟だと思っているのかと訊かれた件について、主人公だと思っていると答えた。
ユスタフがどういう意味か聞き返しても、秘密とのこと。
ユスタフは困惑しながら自室に戻ると、部屋の前でブレイン・ワイルド卿が待っていた。
ブレインは、ランの護衛に緑影をと話し始めたので、緑影はブレインが口出しできることではないとユスタフに睨まれる。
ブレインはランにつきっきりになれないので、ロスをランの護衛につけてはどうかと提案した。
ユスタフは、ランが認めるならと許可した。
三日後、皇太子宮前。
決闘に勝利するためオリビアはハンカチを用意したが、皇太子はそれを突っ撥ねる。
ランがユスタフへのハンカチを不安そうに差し出したので、ユスタフは大丈夫だと言う。
そうしてユスタフと皇太子の決闘が始まったのだった。
漫画「緑陰の冠」51話の感想
ランが読む者(17話)として覚醒してから、どれほどユスタフに冷たくされても、彼に尽くしてきました。確かにしぶといですね。
今ではすっかりユスタフに愛される存在です。
でもラン本人は、物語の部外者だと頑なに思い込んでいるので、まるでユスタフとの間にガラス一枚挟んでいるかのようです。
それにまだヒロイン・シナが登場していないので、シナが現れユスタフがどうするのか見ない限りは、ユスタフの愛情表現を素直に受け取ることができないですよね。
そんなランは、ユスタフは主人公と答えました。ユスタフもどう反応して良いのか困る返事です。
さて、ブレイン卿の提案で、ランの護衛にロスが付きそうです。以前の彼は、ユスタフに絶対的な忠誠を誓っており、ランを嫌っていました。
ユスタフとラチアにここまで尽くした彼女に、今度はどのように接するのか気になりますね。
さて、ついにユスタフと皇太子との決闘が始まりました。
皇太子夫妻のギスギスぶりに、ランもひいていましたね。オリビアは、麗しいユスタフと、気に入らないランの目の前で、このような夫婦の痴態を見せる羽目になり、怒り心頭ではないでしょうか。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね