漫画「緑陰の冠」43話のネタバレと感想!あらすじまとめ

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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「緑陰の冠」原題・녹음의 관 

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小説版の物語の前半をざっくりまとめたものはコチラ

漫画「緑陰の冠」43話のネタバレ

ランはピクニックで久しぶりに息抜きができたが、立て続けに人が訪ねてきたため、満足感はすぐに終了した。

一人目の客人はハレシュで、彼はランが以前注文していた、ユスタフの誕生日プレゼントである剣を持ってきた。

エルフは鉄を扱う技術を持たないために、真っ白く美しいその剣は、魔法加工が必要な特殊な鉱物シェブアでできていた。

エルフの国では、人間の作った安くて質の良い鉄製品がよく売れるようだ。

それから1週間も経たないうちに、二人目の客人、イルミニティ伯爵=パートン卿が訪ねてきた。

ランが茶葉(ルミエ)を確保できたかと尋ねると、パートン卿は、何故その茶葉が必要なのかと訊き返す。

何故今頃聞いてくるのかと、ランは気まずくなったが、茶葉の状態が悪いのかと言う。

パートン卿は、状態もそうだが質が問題だ、何かその茶葉に思い入れでもあるのかと問う。

ランは、予想と違い、もう不法闘技場に連れていかれたのではと思い、パートン卿に、思い入れはあるから早く手に入れたいと答えた。

ランが、どうしても手に入れたがるので、パートン卿はため息をつき、その茶葉で大儲けしているから確保は困難だと報告する。

ランは、その茶葉にはなくてはならない花がついているので、花も一緒に救出すべきだと言う。

ルミエが逆らえずに奴隷生活を続けているのは、その花、たった一人の肉親の妹のためだった。

病弱で幼い妹を人質にとられたため、ルミエは逃げ出すことができなかったのだが、適切な治療を受けれず妹が死んでしまっても、主はそれを隠してルミエに戦いを強制するのだった。

その後、全てを知ったルミエは、主を殺し、逃げ出すのだった。

ランは、まだ闘技場ではないからと妹の存在を考慮していなかったのだ。

パートン卿は、茶葉の主が買い手(ラン)に直接会いたいと言ってきたと言う。

伯爵は、おそらく買い手の弱みでも握ろうとしているのではないかと言い、ひとまず花について調査するとのこと。

また、このことはユスタフには隠すことを再確認すると、パートン卿はすぐに屋敷を後にした。

ランの抱える問題は、自分の生存、生存後の人生、皇太子、ミロ公爵家、ルミエ、エルフとドワーフとの貿易、その他諸々と盛りだくさんだった。

生存については約束してもらえたので、生存後の人生のために、偽の身分証を信頼できるリベリーに頼むことにする。

皇太子とミロ公爵家は、皇太子が原因なので、皇帝に一度お願いしてみようと考える。

全て放置してラチアに戻ろうかとも考えたが、ミロ公爵が何だか引っかかるので、良策とは思えなかった。

ルミエについては、まずは妹を助けてからであった。

そのように考え事をしていると、いつの間にか後ろにいたユスタフが声をかけたので、ランは驚いて紅茶をこぼす。

ドレスにシミができたかとランが気にすると、ユスタフは、母のお下がりのドレスだから捨ててもいいのではと言う。

丈が足りない分はレースを足してリメイクしていたので、どうしてわかったのかとランは驚く。

ユスタフは、このドレスは色が合わない、姉にはもう少し柔らかい色が似合うからと答える。

ユスタフに、イルミニティ伯爵と個人的な話をしたのかと訊かれたランは、確かに個人的な話をしたが、決して変な悪巧みではないと、焦って答える。

ランは、ユスタフと自分の関係について、大切なラチアのためならランを切り捨てるだろうと考え、不安だった。

ユスタフはランに、個人的なことならも聞かないと言い、早く着替えた方がいいと促した。

その夜、ユスタフは緑影から、イルミニティ伯爵の行動を聞き出す。

イルミニティ伯爵が人を探していること、奴隷競売場に出入りしていることから、その人物は奴隷であることなどを、ユスタフは把握するのだった。

漫画「緑陰の冠」43話の感想

ランはハレシュに頼んだ、ユスタフの誕生日プレゼントを受け取りました。

汚さずに儀式用としてとっておきたいような、白くて美しい剣でした。最近の余裕ある態度のユスタフなら、とても喜んでくれそうです。

さて、イルミニティ伯爵が、ルミエの情報を持って訪ねてきました。ランが予想していたよりは、状況が悪かったようです。

ルミエを救出するために、まず彼の妹を確保しなければなりませんが、イルミニティ伯爵のツテや力だけでできるかどうかわかりませんよね。

緑影が使うことができればいいのですが、何者かわからない奴隷兄妹の確保など、説明しようがないですよね。

既にユスタフにバレてましたが。

彼には隠し事はできそうにないですね。

ランはランで、解決すべき問題が山積みなので、そこまで気を回す余裕は無さそうです。

特に皇太子とミロ公爵問題は、実害が出ているので早めに解決しなければなりません。

ランは皇帝に会うつもりですが、キャメロン侯爵と組んでラチアの収益を奪おうとしていた人物なので、あまり期待はできないですよね。

まとめ

・ランはハレシュから、以前注文しておいた、ユスタフの誕生日プレゼント用の白い剣を受け取る

・イルミニティ伯爵の報告で、ルミエは不法闘技場に移されていること、ルミエを確保するには人質になっている彼の妹から助けなければならないこと、ルミエの持ち主が書い手のランに会いたがっていることがわかった

・ユスタフは緑影を使い、ランとイルミニティ伯爵が何をしているのか調べた


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それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回も楽しみですね

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