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無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「皇女、反逆者に刻印する」原作・IRINBI、漫画・SAGONG(COPIN)、原題・황녀, 반역자를 각인시키다
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漫画「皇女、反逆者に刻印する」27話のネタバレ
皇帝は、ブリジッテや他の皇女らと、その専属騎士を引き連れ、新緑の間を見に来た。
何故呼び出されたかはわからないが、この機会にと、イヴはブリジッテの専属騎士イライザ・ハルステンを確認する。
イライザは、ころころ変わるブリジッテ直属の専属騎士を長く務めているのだが、その秘訣はブリジッテとの夜を満足させたからという噂だ。
そんなことを思い出し、恥ずかしくなったイヴは、イライザに目をむけると目が合い、優しく微笑まれた。
思わず顔を背けるイヴの行動に、ミカエルは目の前の騎士が色目を使ったのだと察し、殺気を漂わせるのだった。
ブリジッテが新緑の間を褒め、イヴが皇帝のおかげだと感謝の気持ちを伝えると、皇帝は上機嫌になった。
だが、名付きの部屋をもらったことがない他の皇女らは面白くなかったので、イヴが専属騎士をもっただけでこの部屋を与えられるなら、自分も1年待てばよかったと愚痴った。
皇帝が眉をひそめたので、ブリジッテが妹らを諫める。
ブリジッテは、皇帝に自身の政治的センスをアピールしつつ、資金源であるチャンスリー侯爵の収益があがるような事業を割り当てようと、会話で皇帝を誘導しようとした。
ブリジッテの狙いは、敢えてイヴが口を挟みたくなるような話題をだして、イヴが皇帝の逆鱗にふれることだ。
前回のイヴは、不用意にブリジッテに嚙みついてしまったが、今回は静観した。
皇帝は、第14地区の東のスラム街を、第27地区の南の開拓地区に移すつもりだった。
14地区は、100年前からレグリオン森の魔獣襲来を防ぐ役割を担っていたが、現在、東部は幾度も行われた討伐のおかげで魔獣は減り、一方で27地区南部で新たに魔獣被害が報告されるようになった。
ブリジッテは、スラム街を移すことで、物流経路として栄えた14地区を再開発し、27地区の被害を最小限に抑えるという皇帝の政策に、感銘をうけたと皇帝をおだてる。
この話を聞いてもイヴが無反応なので、ブリジッテは、貧民を使えば荒地の開拓も可能だと言う。
これは、貧民の生活の場を奪うだけでなく、生身の人間を魔獣襲来を防ぐ盾にするものだった。
だが、皇帝の反感を買うわけにはいかないので、イヴは黙ったままだった。
ブリジッテはさらに、貧民に移住先の住宅を低利の貸付金で購入させる、皇室労役所に登録させて仕事を提供すれば、返済もできるはずだと提案した。
貧民の生活の場を奪った上に、労役所に登録すると税金納付は免れなくなる。
イヴは耐えきれず、そのような方法ではスラム街の住民たちは移住を拒否するだろうと話した。
作戦が成功したブリジッテはニヤっと笑い、皇帝は冷ややかにイヴを一瞥するのだった。
漫画「皇女、反逆者に刻印する」27話の感想
皇帝の機嫌を損ねないように気を付けていたイヴですが、あまりにも酷い政策に黙っていることができませんでした。
ブリジッテの案を、上機嫌で聞いている皇帝はどうかと思いますが、まだイヴを嫌っているわけではないので、この後イヴがそれ以上の案をだせば丸く収まるはず。
イヴが皇帝から嫌われるように、ブリジッテが仕掛けていました。
ブリジッテはこのように相変わらずの腹黒さですが、彼女の専属騎士も何だか怪しいですね。イヴを色仕掛けで落とそうというのでしょうか。
イヴはホムンクルス達から好かれているので、もしかしたら深い意味はないのかもしれませんが、ブリジッテ絡みだと思うと、警戒せざるを得ないですね。
自分の主人に色目を使われたミカエルは、心の中でかなり怒っていました。
ミカエルにはロゼニットが、イヴにはその他のホムンクルスが、それぞれ好意を寄せてくるので、お互いに気が抜けないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね