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韓国のkakaopage版(毎週金曜5週連載後、1週休載)を翻訳しました。日本語版が公開されたときに、間違っているところがあれば後ほど訂正いたします。
無料漫画アプリ・ピッコマで連載中の「悪役のエンディングは死のみ」原題・악역의 엔딩은 죽음뿐
1~3話までピッコマで一気読みできます。
ピッコマ版は毎週日曜日に最新話が更新されます。
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漫画「悪役のエンディングは死のみ」61話のネタバレ
カリストが、捕らえた魔術師を地下牢獄に連れて行けと命じると、魔術師は、必ず神国を取り戻すと喚いた。
捕らえた魔術師のうち2人は、精神を操られた子供で、耳には魔力増幅装置がつけられていた。
カリストは、神国出身ではないようだが犯罪に加担したので、同じように処理しろと命じる。
するとヴィンターが、その子達の身柄は自分にまかせてほしいと言い、慌てて止めた。
その子達は魔力を持っていたというだけで拉致され、長時間催眠かけられ正常な判断ができない状態だ、自分ならその子達の治療ができると。
さらに、先日の子爵領の拉致事件でもそのように助けることができた、罪のない被害者を殺すより記憶を取り戻して残党を把握するほうが良いのではないかと、ヴィンターはカリストに説明する。
カリストは、これは子爵領ではなく皇宮を襲撃した事件なので、関与したものは即刻処刑するべきと言う。
ヴィンターは、本人の意志ではないのに処罰するのはと、カリストに慈悲を求めるが、カリストは聞かない。
ヴィンターがどんな気持ちであのような行動をとったか理解できたペネロペは、侯爵の話に賛成だと言い、前に出る。
虐待されたのは明らかなのに処刑までは酷い、侯爵に治療を許可してくださいと言うと、周囲の人々も子どもたちの痣などに気づき同情的になった。
これだけの魔物を倒したのだから発言は許されるはず、どうか幼い子どもに御慈悲をと言い、ペネロペは頭を下げた。
彼女は、特にヴィンターを助けたかったわけでも、良心でやったわけでもなく、ただ他人に振り回されゴミのように捨てられる子供たちを見過ごすことができなかったのだ。
カリストは、子供たちを拘束した上で、ベルダンディー家の馬車に乗せるように指示する。
すると帝国貴族たちからの評価され、名声ポイントが10加算され、90ポイントになった。
カリストは、ペネロペにそれほど思いやりがあったとは意外だった、褒賞を出そうと思ったがその必要はないなと、笑みを浮かべながらさった。
カリストの好感度は10%に増えていた。
メインクエストが終わり、幸い人命被害もなく好感度も上がったので、このまま狩猟大会も中止になればいいのにと、ペネロペは思い、エミリーを探しにその場を離れる。
そんなペネロペの後ろ姿を眺めていたデリックは、さきほど助けた令嬢からお礼を言われ、イヴォンを思い出した。
ペネロペをヴィンターが呼び止め、また皇城でお会いしましたねと言い、正式に挨拶すると、先程の感謝をした。
ペネロペは、特に侯爵を助けようと思ってしたことではないから感謝する必要はないと言うが、無理しながらも皆を救ってくれたと言われ、ペネロペは自分が震えていることに気づく。
ヴィンターは、魔術師であることを隠して結局何もしなかったことに罪悪感を抱いているようだったが、ペネロペはそれがそれほど悪いことだとは思わなかった。
ペネロペは、侯爵も子供の命のために必死に皇太子の前にでた、私も石弓がなければ怖くて何もできなかったはず、それぞれがその場でできる最善を尽くしたのならそれで良いと思うと話す。
ヴィンターの好感度が24%に上がったが、ペネロペは、どうせイヴォンを見つけたら真っ先に裏切るだろうと思った。
ペネロペが挨拶し去ろうとすると、ヴィンターは彼女の手首を掴んで止めると、今日助けてくれたお礼をしたいと言う。
すると、妹に何をしているのかと、怒ったレナルドが現れるのだった。
漫画「悪役のエンディングは死のみ」61話の好感度
(出典元:悪役のエンディングは死のみ)
漫画「悪役のエンディングは死のみ」61話の感想
ヴィンターが保護している子供達は、反魔法団体に拉致された子供達です(35話)
今回のレイラー神国も同じように、魔力をもつ子供を拉致し、洗脳して利用していました。
ペネロペは、他人に使い捨てにされるその子達に自分が重なって見えたようですね。攻略のためでも善意でもなく、ただ気に入らないということなのでしょう。
彼女の本心はどうあれ、結果的に全部+になり、クエスト報酬以外に名声ポイントと好感度が増えました。
攻略対象者達が徐々にペネロペに惹きつけられていますが、ペネロペはイクリス一択で誰も信用していないので、そっけない対応になっています。
デリックだけは、助けた令嬢を見てイヴォンを思い出していたので、好感度が停滞するかもしれないですね。ペネロペも彼に積極的に関わらないだろうから、イベントでも起きない限りあまり動きはないのでは。
レナルドは相変わらずでなんだか安心します。彼はヴィンターの行動に怒っていましたが、そもそも男性が令嬢に触れるのはマナー違反だと思うので、咄嗟だったとはいえ、ヴィンターは注意されても仕方ないですね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回も楽しみですね