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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
ピッコマにある小説版を参考にしながら、韓国の漫画アプリkakaopageの内容と照らし合わせてまとめてみました。実際に公開された漫画版と違う所があれば、後ほど修正致します。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話133話のネタバレ
DFNの首都は、人を食らう巨人モンスター達が闊歩する、地獄のような有様だった。
ヘリコプターに乗った記者の一人は、自分たちも食べられてしまうのではないかと不安になるが、数回の取材でモンスターの手が届かない高さであれば、手を出してこないことがわかったのだと、もう一人の記者が教える。
モンスター達のほとんどは思うままに動き回っていたが、一際巨大な一体のモンスターが、まるで守るかのようにゲート前で周囲を威圧していた。
記者の一人が、あのモンスターはまるでプログラムに従って動く機械のように、生きているようには見えないと話す。
ダンジョンブレイクから2日経っても、ゲートから現れた巨人モンスター30匹中、2匹だけしか討伐できず、絶望的な状態だった。
一方、旬は賢太に、DFNに行くつもりだと話した。
賢太は、架南島とは規模がちがう、超大型モンスターばかりなのだと、引き留めようとする。
旬は、成功すれば我進ギルドが有名になると言いつつ、いつも信じてくれた賢太が心配するほどの惨状なのかと察する。
賢太は、レッドゲートも架南島も二重ダンジョンも、自分はいつも旬と一緒に記事に載ったことがないと言い、今回は同行したいと言う。
旬は危険な場所だから気が進まなかったが、賢太が、旬を信じている、旬が無事なら自分も無事だと、全幅の信頼を寄せているので、フッと表情を緩めた。
そして、今日は疲れたからもう帰ると言い、事務所を出る。
その後姿を、賢太は心配そうに見つめるのだった。
旬は帰り道、システム設計者との戦闘について考えていた。
影の兵士を使用することはできなかったが、設計者はLv.100を超えた旬と同程度の実力だったことから、まだ自分を上回る敵が多いのだろうと考えたのだ。
世界は広く、自分より強い者はいるのだろう、自分は英雄ではないし、自分が行けば解決するなどどいう考えは捨てた方が良さそうだと思う旬。
自宅に戻り、母の作った夕食をとる。
旬は、諸菱父の頼みを断ったことを思い出す。
協力することはできない、何故自分がこのことでお金を稼ごうとしないで黙っていたのかわかりますかと断ると、諸菱父は、わかりましたと俯いた。
帰りのエレベーターの中で、賢太の父の頼みを断ったことについて、旬はため息をついた。
だが、旬は諸菱父のことをよく知らないので、本当に溺睡症なのか、他の考えがあるかどうかわからなかったのだ。
命の神水は数が限られているので、もう少し慎重に使わなくてはと判断したのだった。
母の手料理を食べながら、もし今、全てを選択しなければならないとしたらと考えた旬は、母にDFNに行くと告げる。
自分より強い者はいくらでもいるが、自分の成長が止まらない限り、戦場に行かなければならないと考えたのだ。
母には、父も火事の連絡がくれば、ご飯中でも飛び出して行ったと言い、旬の荷物をまとめるのを手伝ってくれることに。
それが聞こえた葵は、布団の中でじっと丸まっていた。
旬は葵の部屋に入り、妹と話をするために、ベッドに腰掛ける。
旬は葵に、最近死ぬところだったが生きて帰ることができた、家に帰ってくる度に生きて帰れることがとてもありがたく大切なことだと感じる、だから今回も戻ってくると言い、葵の頭を撫でる。
そして、これまで行くなと言わずにいてくれてありがとうと言うと、葵は涙ぐみ、どっちみち行くのでしょうと言う。
旬は、蟻の兵士を召喚すると、離れていても護ってやるから安心してと言うのだった。
その後、後藤会長と旬の会見が行われ、旬はDFNに向かうことになった。
賢太は山ほどの荷物を持って、空港で旬と合流する。
そうして二人は、DFNへと出発するのだった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話133話の感想
DFNのダンジョンブレイクした巨大ゲートから現れた、巨人モンスターは、まるでプログラムされたように自由意志のないもののようだと言っていました。これもあの天使像が設計したことなのでしょうか。
だから天使像は、旬に死の予言をしたのでしょうね。これから何が起きるかなんて、全て天使像が設計したのだからよくわかっているわけです。予言というよりは、予告のような。旬に相手にされないわけです。
ただ今回は、天に昇る火柱みたいなものは発生していないようなので、まだ大災厄ではないのでしょう。
そういえば、DFNでは人が食べられていますが、旬の父は相変わらず潜んでいますね。目立たないようにするのはわかりますが、何か行動できない理由があるのでしょうか。
諸菱父ですが、治療を断られてしまいました。いくら賢太を信頼していても、その父となれば何を考えているかわからないので、貴重な薬を渡すわけにはいかないとの判断でしたが、納得です。ただ、僅かでも希望を持ってしまった賢太の父のショックは、相当なものでしょうね。
葵と旬ですが、いつも危険な場所にいく兄のことを、葵はずっと我慢してひきとめずにいたようですね。あの学校での惨劇で、多くの友人が亡くなってしまったので、そこまで気丈に振る舞えなくなったようです。
旬の母は、夫をダンジョンで失い、息子までと心配になると思うのですが、そこは母親だけあって、強い意思で平然と接していました。架南島を一人で制圧できた息子とはいえ、心配でしょうね。
賢太は、記事に自分が載っていないと騒いでいましたが、旬のことが心配で、あのように振る舞ったのでしょうね。空港では大荷物すぎて、旬が少し持ってくれていましたが、そのような抜けたようなところも含めて、旬の支えになっているようです。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに