漫画アプリ・ピッコマ、comicoで連載中の「皇帝の一人娘」原作YUNSUL(小説・황제의-외동딸)、漫画RINO
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漫画「皇帝の一人娘」202話のネタバレ
リアが目を開けると、薄着のまま、何故か真冬の外にいた。
夢というわりにはリアルに寒い。
近くに本物そっくりの皇宮が見え、予め知っていなかったら、ここが現実だと思うほどの雰囲気だ。
そばには相変わらず美しい真冬の木があり、初めて会った時にこの木の下で泣いていたアシシを思い浮かべる。
ひとまずカイテルを探そうと歩き始めた瞬間、赤銀髪の少年にぶつかった。
リアはとりあえず少年に挨拶してみるが、彼は黙ってリアをじっと見つめるので、リアはオロオロする。
すると、少年を皇子様と呼ぶ女性が現れた。
この少年が、子供時代のカイテルだとようやく気づいたリア。
女性にどなたかと聞かれたリアは、どう説明していいかわからず、しどろもどろになる。
このまま追い出されるだろうなと思っていると、子供カイテルが、新しく来た侍女だと、何故か助け船を出してくれた。
どういうこと、幼いカイテルかわいいと混乱するリアだが、女性に案内され、侍女として働くことに。
たった数十年前の皇宮だが、現在の皇宮とは全然違った。
特に子供カイテルが住んでいる宮はとても小さな建物で、敷地の隅の辺鄙なところにあるので、意識しなければ誰も通りがかることもない。
あの幼いカイテルが本物の父だと、どう判別すればいいのかわからず、困惑するリア。
仮に本物でも、一緒に戻ろうなどと誘っても、頭がおかしいと言い返される気がする。
侍女としてしばらく様子を見ることにし、仕事としてカイテルの夕食を受け取る。
皇族の食事は、仕えている侍女数人にしか任されないのにと、リアは変に思う。
何故か運んできた侍女の顔はぼんやりとして認識できない。
その後、食事をカイテルの部屋へ運ぶと、侍女長であろう女性に促され、カイテルが食事を始めた。
その様子がとてもかわいらしく、リアのテンションがあがり、思わず笑顔になってしまう。
だがカイテルにチラっと見られそうになり、慌てて真顔に戻る。
1日の仕事を終えたリアは、自分に与えられた部屋に戻る。
夢の中なのに睡眠をとるのも変なので、少し宮の中を歩く。
いずれこの宮は燃やされ、多くの人が死ぬのだろうと考える。
この夢は現実の体感時間と同じなので、夢か現実か区別がつかなくなりそうだ。
こんな調子で本物が見つかるかわからないが、子供のカイテルが見れたのは良かったと思うリア。
カイテルがどのように子供時代を過ごしたかわかったが、この時期の皇宮の雰囲気はおかしく、カイテルが歪んで育ったのも仕方ないと思える。
唯一の直系の皇子なのに、5歳の彼が一人で寂しく過ごす間、皇宮では連日宴会が開かれているのだ。
貴族たちが来ないにしても、父や母は様子を見に来ないのだろうか、5歳は両親の愛が必要な年齢のはずなのにと、リアは思うのだった。
漫画「皇帝の一人娘」202話の感想
現実とほとんど同じ夢の中に入り込んだリアは、5歳のカイテルと出会いました。
どう見ても不審者のリアを、何故かカイテルが助けてくれます。ただ彼女に興味をもったのか、皇族の証である赤銀髪に気づいたのか、何を思ったのでしょうね。本物のカイテルだったりして。
しかもリアを情けないといった様子を見せていますし、なんだかからかっているようにも見えます。
カイテルの側にいた侍女長と思われる女性は、最後までカイテルを守ろうとした女性ですよね。(131話)しかもドランステの首飾りを持っていたという。
火災がおきるのはカイテルが10歳の頃なので、まだ先ですね。
寂しい子供時代を過ごした上に、命を狙われ、大事な人まで失うので、カイテルがひねくれ者になるのも仕方ないですね。この後、それぞれの時代に移行していくのか、この子供時代だけメインでやるのか、どんな展開になるのでしょうね。
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それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに