漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」53話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマLINEマンガで連載中の「ある日、お姫様になってしまった件について」作家Spoon、Plutus、原題・어느 날 공주가 되어버렸다 

ある日突然、小説の中の姫に生まれ変わってしまった主人公。しかも実父に殺される運命の姫に。血も涙もない冷血な皇帝クロードの娘として生まれ変わってしまった主人公が、生き残るために奮闘する異世界転生ファンタジー漫画です。

毎週日曜日に最新話が更新されます。

前回のあらすじは、イゼキエルはアタナシアに靴を履かせる。

アタナシアは、クロードの記憶が失われてからずっと耐えてきたが、ついに涙をボロボロこぼす。イゼキエルは彼女を気遣い、見ないふりをする。

一方クロードは、何かを失った気持ちになり、とても苛立っていた。

宴会が終わり、貴族達が帰る頃、アルフィアス公爵のもとにイゼキエルが戻ってきた。皇帝の寵愛を失ったアタナシアと一緒にいない方がいいと忠告するが、イゼキエルはアタナシアに本気のため受け入れない。

さらに、彼女の涙をこれ以上見たくはないし、彼女を苦しめるものを許せそうもないと言い切るのだった。

詳しくはコチラにてまとめてあります

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漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」53話のネタバレ

アルフィアス公爵が邪魔したのか、ジェニットからの手紙が途絶えた。

すっかり元気がなくなったアタナシアのために、天気がいいから散歩はどうかと、リリーが声をかける。

専属侍女のセスとハンナは、植木鉢とか鈍器で陛下の頭を殴り、ショック療法で治せないかと物騒なことを考える。

リリーは面倒がるアタナシアを引きずり、無理やり散歩に連れ出した。

久しぶりに庭園に出たアタナシア。

外はとても眩しい。

一方クロードは何日も不眠が続き、目には深いクマができていた。

護衛で付きそうフィリックスも限界で、ドア前で座り込んでいた。

今日に限って頭がスッキリしたで、今日こそこの頭痛の種を取り除いてしまおうと、クロードは立ち上がる。

アタナシアは、自分のために植えられた赤い薔薇の庭園を歩いていた。

満開の赤い薔薇。

アタナシアは薔薇を手に取ると、次々とちぎって落とした。

薔薇をぽとぽと落としながら進む彼女。

すると目の前に、クロードが立っていた。

虚ろな表情の両者。

クロードは、やはり生かしておくべきではなかった、初めて見たときにすぐ殺していれば、今日までその顔がこれほど気になることもなかったのだと言う。

そして魔力を使い、アタナシアを攻撃する。

だがアタナシアには、以前のクロードがかけた防御魔法がかかっていた。

クロードは、魔力は嘘をつかないから、その幾重にもかかった保護魔法は俺がかけたもののようだ、と理解する。

それを破壊するのも俺だと、攻撃を強めるが、保護魔法のせいでクロードはあちこちから出血し始める。

その顔もその表情も気に障る、それなら消してしまえばいいと言い、クロードは激しくアタナシアを攻撃するのだった。

漫画「ある日、お姫様になってしまった件について」53話の感想

クロードの暴走は止まりませんね。

自分がかけた保護魔法でアタナシアが守られているにも関わらず、手を止めようとしません。もはや彼女が娘かどうかは関係なく、ただ頭痛から逃れたい、それだけのようです。

でも前回はアタナシアを否定したからこそ頭痛がひどくなったのに、疲れ切った頭では正常な判断ができないのでしょう。ここまでくるとなんだか可哀そうですよね。

それに、きっとこれを見た読者のほとんどが、セス達のように、クロードの頭を殴ってみたいと思うのでは。

クロードの暴走のせいで、アタナシアは感情をかなり失っているようです。クロードを見ても、攻撃されても、生気のない表情をしています。

地球でもこの世界でも、彼女は家族の温かさを得ることができませんでした。しかも一時はその温かみに触れていたので、喪失感は強いものでしょう。

これを仕組んだアナスタシウスはもちろん悪いのですが、自分を変えず、ただひたすら周りの変化だけを望むクロードに問題があるように思います。

今となっては、暴君を倒した英雄には見えないですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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