漫画「アデライド」72話のあらすじと感想!ネタバレ有り

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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載中の「アデライド」

交通事故で死亡した後、伯爵の娘として赤ん坊に転生し、16歳まで成長したアデライド(アデル)。そんな彼女がイケメン公爵・エリアス公爵との契約結婚をすることになり、彼を奪い合う恋愛戦争に絡んでいくことになります。そんな中で育まれる、アデルとエリアスの恋愛を描いたファンタジー作品です。

毎週火曜日に最新話が更新されます

前回のあらすじは、アデルはレイパーニ宝石店でユリアと会ったので、エリアスのことを相談し、味方になってもらう。

一方エリアスは、あの後屋敷に帰ることもままならず、そのまま貴族会議へ。

会議では、ルイの証言によりマティアスが追い詰められていた。無実を主張するマティアスだが、アンドレア家でマティアスの雑務をこなすジュアンが証人として増え、マティアスの計画がバレる。

それでもシラを切るマティアス。だが大司教も彼を追い詰めるので、マティアスは逃げ場を失うのであった。

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漫画「アデライド」72話のネタバレ

大司教は、公爵の要請でルイの滞在先まで行った、いくら彼女が罪を犯し平民に落とされたといっても、神のお告げを受けた人物なので様子を伺おうと思ったと話し出した。

だがそこで予想外のことが起きた、死んだと思っていた罪人が現れ、ナイフで聖女を殺そうとした、幸い治療が間に合ってルイは一命をとりとめることができたのだという。

その罪人から、この事件の背後にはアンドレア卿がいる、彼に利用され捨てられたという話を聞いたと説明する。

私の知っているアンドレア卿はそのような人ではないので、そうすぐには信じられなかった、ところが捕らえられた男を見て、ルイの証言が真実だとわかりましたと言う。

そして、ここで神殿を代表して申し上げます、いくら平民に落とされても神のお告げを受けた人物を私利私欲のために利用し、さらには聖女を殺そうとしたマティアス・フェゼン・アンドレア卿の厳しい処罰を求めますと、大きな声で訴えた。

マティアスは、こんなの言いがかりだ、決定的な証拠はないではないかと言う。

神殿は、貴族派と協力して皇室と皇帝派を牽制し、勢力を戻そうとしていたはずのなのに、大司教は何故あのようなことを言うのだとマティアスは混乱する。

ルトビッヒは、証拠があるかどうか詳しく調査する必要がある、侯爵は捜査に同意してくれるかと、アンドレア侯爵に問いかける。

マティアスの父は、このことはアンドレア一族には関係のないことだが、大司教の証言まで出てきた以上、息子の罪を認めるしかないと、困惑した表情で話す。

息子の育て方を間違ったようだと言われ、マティアスは青ざめる。

アンドレア侯爵は、罪のない家族には寛大な処置をお願いしますと、家門の長としてルトビッヒに願い出る。

ルトビッヒは、息子の単独犯行と言いたいようだが、重罪を犯したものの家であることは間違いないだろうと言う。

そして大きな声で、よく聞け、これは本来貴族の地位を剥奪しなければならないことだが、亡くなった皇后陛下の親族であることを考慮し、アンドレア侯爵を男爵に降格する、全ての主犯であるアンドレアには絞首刑に処す、と宣言した。

異議はないかと侯爵に問うルトビッヒ。

侯爵は、寛大な処遇に感謝しますと、困惑した表情でルトビッヒの提案を受ける。

取り乱すマティアスは、私を捨てるのですかと父を呼び続け、そのまま連行された。

貴族達はあまりのことにざわめく。

ルトビッヒは、これで自分が皇帝になったときに最も邪魔になるであろう人物が消えた、さらに貴族派と神殿を牽制することができたので、一挙両得だと考える。

フェリックスも安心して結婚することができるだろうと、エリアスの方を見るも、彼はいつの間にか帰ったようだ。

エリアスは早くアデルの元に行き、誤解が深まらないうちに自分の本当の気持ちを打ち明けようと、一生懸命走っていた。

一方ルイは、約束通り証言したので、体内の毒を全て除去してもらえた。

だが毒の作用で老化が早まるだろうと言われた。

実際、ルイの手には皺ができはじめていた。

華麗な人生も、美貌も若さも全て失ってしまった。

ふと皇宮の湖に目が留まる。

この世界に来たときに初めて歩いた湖だ。

騎士たちに、最後に湖の側を歩いて良いか聞いてみる。

地球に居た頃、スタイリストが転生ファンタジー小説を読んでいたのを覚えている。

彼女が読んでいたのは、交通事故で死んだ主人公が異世界に転生し、その世界の皇帝と恋に落ちるものだ。

ルイは、そんなもの読んでいる暇があるなら仕事をきちんとしろと鼻で笑うが、まさか自分にそんなことが起きるとは思っていなかった。

何故こんなことが起きたかということより、地球で全てを失った自分に、より華やかに生きるチャンスが巡ってきたと考えた。

フェリックスに執着していなければ、欲深くなければ、もっとましな生活を送ることができただろう。

このまま自分の人生はと、湖を覗き込むルイ。

だがこの湖で自分の人生が変わったのだから、再び湖に潜れば次のチャンスが巡ってくるのではないかと思いつく。

そして再び若く美しい体に戻り、人生をやり直すのだと、湖に飛び込んだ。

それに気づいた騎士が、止まれ、戻って来いと叫ぶが、ルイは止まらない。

もう一度チャンスが欲しいと、ルイは必死に湖を進むのだった。

漫画「アデライド」72話の感想

ようやくマティアスが処罰を受けることになりました。

父にも見捨てられ、絞首刑に処されます。父親は家門を守るために仕方がなかったのでしょう。

これまで上手くやってきたのでしょうが、ルイと組んだがために、マティアスは転落してしまいましたね。でもルイはキッカケであって、いずれこうなる運命だったのでしょう。ただ似た者同士が組んだだけという気がします。

ルイは、唯一の武器だった美貌すら失う展開になりましたね。せっかく2度目の人生を得たのに、その機会を活かせず、また同じように全てを失う羽目になってしまいました。

そこで、次もあるのではと、湖に入りましたね。確かに絶対に無いとは言えないので、このままみじめに生きるぐらいならチャレンジする気持ちは理解できますね。

このままルイは次の世界に転生するのでしょうか。そういう展開も面白いですね。

一方エリアスは、愛するアデルにきちんと気持ちを伝えようと、慌てて屋敷へと帰ります。でもアデルいないんですよね。すごくショックを受けそう。そんな彼が、アデルの狙い通りに、彼女を追い求めるのでしょうか。

ルイ関連が終わりそうなので、今後はエリアスがアデルを呼び戻すまでの話になるのですかね。アデルがエリアスを調教するというか・・・正式に結婚するまでの内容になりそうですね。


次回のエピソードはコチラ

それではここまで読んで下さってありがとうございました

また次回もお楽しみに

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