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無料漫画アプリ・ピッコマにて連載している「俺だけレベルアップな件」制作DUBU(REDICE STUDIO)、原題・나 혼자만 레벨업 。
主人公のハンター・水篠旬が、強さを求めただ一人レベルアップしていく、大人気のアクション&ファンタジー系の漫画です。
毎週金曜日に最新話が公開されます。
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漫画「俺だけレベルアップな件」最新話83話のネタバレ
何の戦争の準備かと旬が聞くと、悪魔全部を集めて立ち向かわないといけないほどの相手だと答える。
許可された範囲の情報基準値を超えたので、会話をブロックすると、エシルは機械的に何度も言葉を発する。
バルカのときのように、システムによって強制的に会話が遮断されてしまった。
彼女との会話がこのシステムのヒントになるのだろう。
レベルアップ、インスタンスダンジョン、報酬やペナルティまで、ゲームのような状況が悪魔にも適用されていてもおかしくはない。
その恐ろしく強い敵の正体は何かと彼が尋ねると、エシルはなんとか答えようとするが、激しい頭痛に襲われたのかそのまま倒れてしまった。
思わず抱きかかえる旬。
敵の正体について知られたくないようだ。
システムは敵の正体に過敏に反応した。
その敵は超越した力を持っており、地球や俺に何らかの影響を与える恐れがあるのかもしれない。
一方、DNFの孤島。
増援も駆けつけたが、とても敵う相手ではなかった。
まず初めに一番弱いE級ハンターからやられ、次にタンクは無視されヒーラーの首が跳ね飛ばされた。
このまま長期戦になればこちらが不利になると、ハンター達は必死だ。
意図的に相手の戦闘力を下げる行動をとる、知能を持つ蟻のモンスター。
蟻の後方で壊れていた車のドライブレコーダーに、一部始終が録画されていた。
この映像を、ハンター協会の幹部が集まり確認する。
蟻は緊急収集されたハンター達により、一日で討伐完了、発生場所は討伐完了地区の近くの島で、島での狩りが終わった後にここに移動したようだとの説明があった。
戦死したものはE級、D級、C級ハンターで、少し遅れて到着したA級ハンターの加勢により討伐できたようだと、犬飼が説明する。
つまり、変異種蟻1匹に対し、A級ハンターが一人必要なのである。
殺された島民は294人、投入したハンターは108人、変異種蟻が逃亡するおそれがあったため、ハンターを過剰に投入したわけではないというのが、DFNハンター協会の見解だ。
DFNはアジアで10本の指に入る、ハンターシステム先進国なのだが、そこでもこれだけの被害だ。
このような蟻が身近なところまで飛んできたらどうなるのかと、数多くある島1つ1つに対応しきれないとの声があがる。
後藤会長は、いつこちらに飛んできてもおかしくないと言う。
このような状況で誰が日本を守ってくれるのか。
ハンター数が多くても守る場所の多い中国やロシア、それに初めてS級ゲートが開いたときに拒否したアメリカが助けてくれるのだろうか。
後藤会長が会議室を出ると、犬飼が呼び止める。
実は先程説明しなかったが、極秘に私達に連絡をとってくるものがいるのだと話す。
その人物はスカベンジャーギルドの右京で、架南島レイドに参加するとのこと。
下心がミエミエだなという後藤会長に、犬飼は、水篠旬ハンターが目的なのでしょうと返す。
それでどうしたのかと会長に聞かれ、レッドゲート事件で白川ハンターとトラブルを起こしたため、入国拒否を申請したという犬飼。
そして連絡をしてきたのは右京ハンターだけではなく、国家権力級ハンターも連絡してきたとのこと。
犬飼は、後藤会長にその人物と会ってほしいと言う。
一方、悪魔城。
エシルは目を覚ました。
いつの間に眠ってしまったのかと唖然とする彼女に、起きたかと声をかける旬。
悪魔同士でもお構いなしのようで、エシルを狙い、たえず悪魔たちが襲いかかってきたので、そのつど旬が撃退していた。
まさか私を守ってくれたのかと驚くエシル。
エシルは頭を下げ礼を言い、知性のない悪魔は、知性ある悪魔を仲間としてみてくれないのだと話す。
旬は、許可証の保管場所まで案内するよう指示。
崖の上に立つ、いかにもな古城に案内された旬。
城の中にも、悪魔の騎士がいる。
エシルは旬を大事なお客様だと説明し、彼女の父の待つ謁見の間へ彼を連れて行く。
旬は、広い謁見室を見渡し、もし戦いながらここまできたのなら、ここで戦闘になっていたのだろうなと考える。
エシルの父は、一体何者をつれてきたんだと、焦りながら叫んだ。
エシルは大事なお客様だと説明するが、彼女の父は、客が軍隊を連れて押しかけてくるのかと怒鳴る。
驚くエシルに、お前にはその男の影に無数の兵士が潜んでいるのが見えないのかと叫ぶ。
エシルの父の言葉で、護衛たちが旬に剣を向ける。
旬は、層間侵入許可証さえもらえれば何もしないと、エシルと約束したのだと説明する。
エシルの父は、この男が悪魔たちをすごい勢いで倒していた人物ではないかと察する。
ヴォルカンとメトゥスさえ、難なく彼に倒されたみたいだが、悪魔序列20位の最弱家門のラディール家が果たして勝てるかどうかと焦る。
エシルの父は、許可証さえ渡せば良いのかと聞くと、旬は、もう一つといい、エシルの肩に手を乗せ、彼女を貸して欲しいと頼んだ。
エシルは上層の許可証がある場所を全て知っていると言っていたので、彼女の知識があれば有利である。
そう考えていた旬なのだが、何か間違ったことを言ったのかもしれないと気づく。
エシルは頬を赤くし、エシルの父は非常に怒っているからだった。
漫画「俺だけレベルアップな件」最新話83話の感想
さて、エシルの言葉から色々わかりそうでしたね。
システムを作った者が、人間と悪魔/モンスター達を使い、第三の勢力に対抗しようとしているのでしょうか。災厄があることを知っている、旬の父はどこから情報を得ているのでしょう。人間では無いいずれかの勢力と接触したことがあるのかな。
また、この悪魔の城は現実ではDSタワーという名称で、現実の都市が崩壊したようなエリアだったはずですが、ヨーロッパ風の古城が登場しました。中心部から少し離れると、あのように昔の建造物があるようなエリアに変わるのですかね。
元々居住していた場所は魔界なので、元の場所に合わせて城を建築しなおしたとか?
また悪魔貴族には序列があり、皆知性があるようです。皆エシルのように交渉して情報を聞き出せたりできると、システムの謎についてよくわかるのでしょうが、それだとレベルがあがらないのが難点ですね。
蟻が漂着したDFNの孤島ですが、凄惨なことになってました。島民や弱いハンターは皆殺しになったようです。A級ハンターのおかげで倒せたということですが、蟻1匹でA級に匹敵する強さなので、それが軍隊で押し寄せたとなったら大変なことになってしまいますね。S級も参戦した架南島レイドが何度も失敗するわけです。
今回は国家権力級のハンターが連絡してきたそうですが、力を借り、無事制圧できるでしょうか。また、どんな人物なのか、見返りに何を要求されるのかが気になります。旬はしばらく出てこないだろうから、それまで事態が深刻にならないよう、他のハンターたちに頑張って欲しい所ですね。
まとめ
・戦争や相手について聞くと、システムによって会話が遮断された
・DNFの孤島を襲った蟻は、1匹に対しA級ハンター1人は必要。右京から協力したいとの連絡が来るが、犬飼は入国拒否申請の手続きをした
・旬はエシルに案内され、層間侵入許可証のあるラディール家の古城へ
次回のエピソードはコチラ
それではここまで読んで下さってありがとうございました
また次回もお楽しみに